間違ったグルテンフリーダイエットは危険!?グルテンフリーの基本とメリットとデメリット

ここ数年間で身近になりつつある「グルテンフリー」

パンやパスタなどの小麦粉を使った食品や炭水化物を制限する事で「痩せる事ができる」と話題になり

スーパーなどでも「グルテン不使用」の商品を見かける様になりました。

しかし「グルテンフリー」をする事で体調が悪化してしまったという声も...

今日は「グルテンフリー」の基本と注意すべき5つの事を紹介します。

グルテンフリーダイエットの基本

「グルテン」とは?

 

「小麦や大麦、ライ麦やオーツ麦」などの穀物に含まれるタンパク質のこと

パンやうどんなど小麦粉を使った食品の「もちもちとした食感」がありますよね?

あのもちもちを生み出すのがグルテンなんです。

またグルテンには「食欲を増進させる作用」があり、中毒性があるとも言われています。

更にグルテンには「アミノペクチンA」という「糖質グリアジン」というアミノ酸も含まれており

「アミノペクチンA」は血糖値の上昇

 

「グリアジン」は腸内トラブルの原因になる成分とされています。

グルテン

「グルテンフリー」って?

<グルテンフリー>=グルテンを含む食材を一切摂らない食事法

小麦粉を使っていない食品や、そういった食品を食べる食生活のこと。

始まりは「小麦アレルギーや「セリアック病」という難病を持つ人々の治療法として考えられた食事法」でしたが、

テニスプレーヤーのノバクジョコビッチ著書「ジョコビッチの生まれ変わる食事」で

「世界ランキング1位をとれたのはグルテンフリーダイエットのおかげだ」と主張したことがきっかけ

今では美容や健康のためにグルテンフリー生活を実践されている人も増え、

グルテンフリー対応のお店や商品が徐々に増えて日本でも定番になりつつあるダイエット法。

グルテンを摂りすぎると「中毒症状」が出て摂取量が増えてしまい、

軽度のアレルギーの人や消化不良を起こしている人は意外と多くいると言われています。

ほとんどの人が、アレルギーやグルテン過敏症という症状を認識がなく

グルテンを控えることで腸内環境が改善され、お腹の調子がよくなるだけでなく

「美肌やダイエット」にも効果が出るとされています。

グルテンフリ

 

グルテンを含む食材や品

大麦、押し麦、丸麦、ライ麦」などにグルテンは含まれています

 

・小麦をメインに使った食品(パスタなど麺類、焼き菓子全般)

 

・カレーのルーやお醤油などの調味料

 

・食材ではなく乳化剤や結着剤、防腐剤のような添加物

 

・加工肉の「つなぎ」や安い食品のかさ増し食材

グルテンは、口にするものだけではなく「化粧品サプリメン」の中に入っていることもあります。

もし「グルテンを生活から全て除去したい」と思ったら、

手に取る全てのものに気をつけなければいけないといっても過言ではありません。

グルテンフリーダイエットのメリット

血糖値の上昇を抑える

便秘解消

・お腹の張りが改善

腸内環境が整う

・疲れにくくなる

・偏頭痛の緩和

・イライラ

・アレルギーやアトピー緩和

花粉症の緩和

・美肌

「グルテンフリー」のデメリット

小麦には「ビタミンB群ミネラル食物繊維」なども大切な栄養素も含まれています

グルテンフリーにこだわりすぎてしまうと、栄養不足になり、体調が悪くなる可能性もあります。

小麦に含まれる食物繊維が不足した状態が続いてしまうと

心臓や血管の病気」のリスクが高まる可能性があるとも言われています。

グルテンを摂取しても消化器の不調やアレルギー反応がない方もいるので、

その場合はグルテンフリーの効果は難しく、栄養不足だけが進んでしまいます。

つまり「自己判断」で行なうのは難しい一面もあるという事です。

≪小麦粉に含まれる主な成分≫

・ビタミンB12

・ミネラル

・食物繊維

・鉄分

・葉酸

・ナイアシン

・リン

・亜鉛

・カルシウム

「ダイエット」の本来の意味を再認識する

日本語の「ダイエット」は、体重減少(運動・食事など)を意味しています。

本来の意味>

英語で「diet」は「食事療法・食事制限」の他に「日常の飲食物そのもの」を意味しているんです。

多くの人が、体重を落とす為、痩せる為の方法が「ダイエット」と思っていますが、

本来は「健康的になる為に必要な食事制限食事」という意味を持ちます。

つまり<体重を減らす>場合だけじゃなく

<体重を増やす事>で健康的な体にするという場合も‘diet`なんです。

健康的な食事

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