あなたは「むくみ腸」を知っていますか??
「ダイエットを頑張ってもなかなか痩せない」「手足の冷えが酷い」「全身むくんいでる気がする」
ダイエット中は特にこんな症状に悩まされる事が多くなります。
もしかするとその体の不調は「腸」が原因かもしれません。
今日は知らないと怖い「むくみ腸」の原因と改善方法をご紹介します。
むくみ腸の基本
まずは自己診断
あなたはいくつ当てはまりますか??これが「むくみ腸」による主な症状です。
◎3日以上便秘が続く事が多い
◎おならが悪臭ななる
◎お腹が常に張って苦しい
◎食事制限しても体重が減らない
◎顔や足など全体的にむくみを感じる
◎排便でスッキリ感がない
◎ニキビや吹き出物の肌荒れを繰り返してしまう
むくみ腸とは?
むくみ腸とは、リンパの流れが悪い事で、大腸内にも余分な水分が溜まってしまっている状態。
腸内の水分が排出される事なく、腸に水分が溜まってしまい浮腫みを引き起こしているのです。
むくみ腸の時は「お腹がパンパンに張る」という自覚症状が良くあります。
特に、デスクワークや普段運動をする事が少ない人は、腸が刺激される事が少なく「むくみ腸」になりやすいと言われています。
むくみ腸が続くと腸の蠕動運動の動きが鈍くなってしまいます。
腸内の悪玉菌が増え、「糖や脂質が分解されにくくなり、脂肪を溜めやすい体」へとなってしまいます。
むくみ腸の主な原因
原因①冷えによる血行不良
血流やリンパの流れが滞ると「水分」が溜まります。
これは全身に起こる症状で、腸周辺の血流が悪くなると「腸の壁」に余計な水分が溜まっていくことで「腸」がむくんでしまうんです。
この原因は「冷えや筋肉量が少ない事で、血流を全身に流すポンプの働きが弱くなってしまう事」
・女性は男性に比べて筋肉量が少ない
・無理なダイエットでの食事制限・
・体を冷す食べ物を摂る
・生理などで体が冷えやすく、下半身の血行不良が起こりやすい
原因②不規則な食事
1日の予定の合間に流れるように食事を済ませていませんか?
「ながら食い、早食い、食事を抜く」など食生活の乱れは「便秘」を招きます。
良く噛まずに食べたり、1度にたくさん食べたりすると、胃腸には消化吸収の為の血液が一気に流れ込むことで、血行が良くなります。
しかし消化が落ち着くと一気に血は引いてしまいます。
この繰り返しが「血流障害」を起こします。
さらに不規則な食事を摂る事で、体のリズムが崩れて体内時計が狂ってしまいます。
胃腸に負担をかける食事内容は腸の「むくみ腸」の原因
脂質の多いものや刺激物、たんぱく質も1度にたくさん食べる事も負担が大きくなってしまうので注意してください。
原因③運動不足
運動不足は腸内環境を悪化させてしまいます。
運動量が少ないと、腹筋などの筋力だ低下し腸への刺激も少なくなり「蠕動運動」が鈍くなり便秘に。
腸内環境の乱れは「むくみ腸」の原因
時間がない人も「ストレッチや背筋を伸ばす・腸周りを押したりする事」をおすすめします。
原因④便秘薬の使用
便秘で悩んでる人にとって「下剤」は欠かせないアイテムかもしれません。
便秘中は、お腹の張りだけでなく気持ちもイライラしがちに。
「短時間で、便秘が解消し気持ちもスッキリする。」けどすぐまた便秘になる。
自ら排泄する力があるはずなのに、下剤で腸内を刺激し排出を繰り返す事は、自らの自然な力が弱めていきます。
下剤を使用する事で、腸内の粘膜は炎症を起こし「腸の機能が低下し・血流障害」を引き起こします。
この下剤には依存性も強く1度使用すると、なかなか手放せなくなります。
腸は繰り返す事で「蠕動運動」の機能を忘れてしまい、動きは衰えていってしまいます。
使用する際は、運動など自分で腸を動かす事も一緒に行なったり、続けて使用しないようにしましょう。
「むくみ腸」改善方法
排便で状態を確認する
◎バナナ状の形で柔らかすぎない便⇒ 腸内で善玉菌が悪玉菌より優位な常態
×硬くコロコロした形で便が下痢状⇒ 悪玉菌が多い状態
腸内環境の悪化は、免疫力も低下してしまいます。
ウィルスから体を守る免疫細胞のほとんどはが腸内にあり、むくみ腸により腸内環境乱れていると、風邪や感染症になりやすい体に。日頃から腸内環境を整える様に心ががけましょう。
改善効果のある食材を摂る
◎腸内環境を整える<乳酸菌>
腸内環境を整える効果のある「乳酸菌」を摂るようにしましょう。
ヨーグルトの成分でおなじみの「ビフィズス菌」には、腸の中で「乳酸と酢酸」を作り出す働きがあります。
酢酸は、腸の蠕動運動を良くするので便秘解消効果
さらに悪玉菌を減らし、善玉菌が優勢にしてくれ腸内バランスに整えます。
寝る前に一緒にオリゴ糖を一緒に摂ると効果が上がります。
*おすすめ⇒ヨーグルト+ハチミツ&バナナ
◎便秘改善<食物繊維>
・水溶性食物繊維…便を柔らかくする⇒ キノコやこんにゃく・海藻類
・非水溶性食物繊維…便を増やしてぜん動運動を促進効果⇒穀物や野菜(特に根菜類)
*バランス<水溶性 : 非水溶性が 1: 2>
◎むくみ改善効果<カリウム>
カリウムの利尿作用で、体の水分循環を促進する効果が期待できます。カリウムを摂る事で、全身のむくみの改善も期待できるので、積極的に摂りたい栄耀素の1つです。
*おすすめ食材⇒りんご・バナナ・なし・きゅうり・キノコ
*注意 <熱に弱いため、加熱はNG>
◎血行を良くする<生姜>
生姜に含まれる成分「ショウガオール」には全身の血流の流れを良くする効果が期待できます。熱を加える事で効果が上がる事も特徴。
またココアに含まれる「ココアフラバノール」や「カカオ」には、血管を広げるため血液の流れが良くする効果があり、この2つの成分を合わせる事で、全身を温め、便秘も改善が期待できます。
<作り方>
乾燥させたスライスショウガをミキサーにかけて粉末ショウガ作ります。それをココア一杯にひとつまみ入れて完成。
*ショウガの苦味や辛みがもし気になる時は「ハチミツ」で甘みをたすのもおすすめです。
◎体を冷す食事は控える
冷たい飲み物や食べ物は、腸が冷えて血液やリンパの流れが滞る原因に。飲み物は常温を摂る様にしましょう。夏野菜は体を冷す作用もあるので食べ過ぎに注意しましょう。
まとめ
・3食規則正しく食べる
・腸内環境を整える食事
・体を冷す食材は控える
・腹筋やストレッチなど体を動かす
・毎日決まった時間に排便の習慣をつける
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