健康的な食事=「発酵食品」
健康的な食事を摂っている人は「発酵食品」をよく食べているイメージがありませんか?
実際どんな効果があるのか、種類があるのか知っていますか?
今日は「発酵食品」の基本を紹介します。
発酵食品の基本
食品に含まれる成分を「菌」が分解し、新たな成分に変化した状態のこと
発酵をする菌は「乳酸菌・麹菌・酢酸菌・酵母菌・納豆菌」
乳酸菌は牛乳を分解してヨーグルトを作り、麹菌は大豆を分解して味噌を、酢酸菌は米をお酢へ、酵母菌は強力粉をパンへ、納豆菌は大豆を納豆へと変化させます。
微生物がタンパク質や糖質を分解し生成されたもの 「発酵食品」
「味噌・ヨーグルト・酒」
味噌
麹菌が原料である大豆のタンパク質を分解して生成
ヨーグルト(ビフィズス菌)
乳酸菌が牛乳の糖類を分解して生成
酒
麹菌が米の糖類を分解し、さらに生成した糖類を酵母が分解して生成
発酵食品の効果
消化・吸収率が高くなる
腸内環境を整える
血行改善し代謝を上げる
「麹菌」に含まれる必須アミノ酸「ビタミンB群」を多く含み、血行を促進し代謝を上げる効果があり、ダイエットにはおすすめの食品として、近年注目を浴びています。特に「甘酒」は吸収率が90%と高く「飲む点滴」と呼ばれています。
血液サラサラ効果
実はお酢以外にも「ココナッツミルクを発酵させたナタデココ」カスピ海ヨーグルトなどに酢酸菌が使われています。
便秘改善効果
血栓溶解作用
効果を上げる方法とは
発酵食品のメリット
料理の質が上がる!
微タンパク質を分解し増える「グルタミン酸」はうまみ成分
そこに「糖類」を分解し甘みを感じる「ブドウ糖」が増える事で「うまみ」が増し、料理の質がグンと上げる効果があります。
保存期間が可能
微生物がいる環境では、ある微生物がいるとほかの微生物が共存しにくくなります。
「発酵食品」はひとつの微生物が存在し「腐敗菌」などの繁殖を防ぎ保存期間を延ばす事ができます。
牛乳は消費期限が早いですが、「乳酸菌」で発酵した「ヨーグルト・チーズ」などは保存期間が長くなります。
乳酸菌が増えることでほかの細菌の繁殖を防いでいるからなんです。
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