焼き肉の定番でもある「牛タン」
焼肉の部位の中では低カロリーですが、実際低いとは言えません。
しかし、牛タンがダイエットに向いている一面も
今日は牛タンのカロリーと糖質と栄養効果
ダイエット中におすすめの牛タンとの食べ合わせについて紹介します。
牛タンの基本
牛タンは牛の舌分全般部分である「牛タン」
牛１頭あたり1～2kg程と貴重な部位でもあるんです。
牛タンにはたんぱく質をはじめ「ビタミン群・ナイアシン・パントテン酸」など
栄養が豊富に含まれています。
牛タンの栄養成分はどれくらい？
タン(100g)
カロリー 269kcal
1枚約20g 54kcal
脂質 31.8g
コレステロール 97mg
「硬い食感・食べたさっぱり感」があり、脂質は少ないと思う方も多いですが
実際は脂質の割合が高く、カロリーも高いお肉になります。
しかし、牛肉の他の部位に比べれば、比較的カロリーは低くく
量を調節する事でダイエットにも有効となります。
その他「牛肉」のカロリーはどれくらい？
カロリー(100g） 脂肪付き
外もも 265kcal
もも 259kcal
かた 286kcal
ランプ 347kcal
かたロース 411kcal
サーロイン 498kcal
ばら 517kcal
リブロース 573kcal
牛タンの部位別の特徴とは？
＜タン先＞
舌の先の方の部位。タン先は、筋肉の繊維が集中しており、固い食感が特徴
筋繊維がほぐれる調理法の、煮込み料理に多く使われる部位
＜タン中＞
真ん中部分に位置するタン中は、牛タンの部位の中でも比較的柔らかい部分
焼肉は主にこの部分が提供され、別名「クラウンカット」とも呼ばれます。
＜タン元＞
根元に位置する部位で、タンの中で最も柔らかく「上タン」ともいわれる
タンの中でも最高級の部位で、別名芯たん」や「とろ牛たん」と呼ばれています。
＜サガリ＞
タンの下の根っこの裏側の部位を「さがり・タンルート」と呼ばれ
筋が多く、コリコリとした食感が特徴。
挽肉にしてハンバーグなどに使われることが多い部位
エネルギー代謝を高める「ビタミンB群」
牛タンに豊富に含まれる「ビタミンB群」は
糖質の代謝を上げ、脂肪を燃焼する働きがあります。
糖質をエネルギーに変えるビタミンB1
脂質を燃焼するビタミンB2
糖分を含む白米などと「牛タン」を一緒に食べる事で
糖質をエネルギーに変えてくれる効果が期待できるのです。
つまり食べても消費されやすい状態にする事ができる！
脂肪燃焼効果「ナイアシン」
脂肪燃焼効果が期待できる「ナイアシン」
ナイアシンはビタミンB2とともに、脂肪を燃焼する栄養素
さらに、細胞の再生のサポートする働きもあり「美肌」効果も期待できます。
ナイアシンは別名「ビタミンB3」はビタミンB群の3番目に発見されたビタミン
脂肪や糖質を減らす働きがある、ダイエット効果の高い栄養素なんです。
美容効果「パントテン酸」
パントテン酸は「ビタミンC」の効果を上げ「美肌・美髪」効果を高める栄養素
さらに「糖質・脂質」をエネルギーに変える酵素のサポートをする働きがあり
脂肪を溜め込みにくく「肥満予防」にもなります。
牛タンは、サーロインの約2.5倍のパントテン酸が含まれ
牛肉の中でも、ダイエット効果の高い部位になります。
冷え症・貧血予防「鉄分」
サーロインの約2倍の鉄分が含まえる「牛タン」
鉄分は血流を改善し「冷え性・貧血」を予防する効果
さらに、鉄分を摂取する事で「血流」の流れをよくし
体内の老廃物を排除しデトックス効果もあります。
疲労回復効果「タウリン」
牛タンにも含まれる、栄養ドリンクの代表栄養素「タウリン」
タウリンは「肝臓の働きを促進・血圧をコントロールする働き」があり
インスリンの分泌を促す効果が期待できます。
血糖値の上昇を緩やかにし、中性脂肪を減らす効果があり
糖尿病などの予防にも繋がります。
コレステロールを下げる「不飽和脂肪酸」
牛タン100gに含まれる脂質
n-6系脂肪酸が1.18g
n-3系脂肪酸が0.06g
この2つの脂肪酸には、LDLコレステロールを減らす作用があり
中性脂肪を減らす効果が期待できます。
牛タンの効果を食べる合わせポイントとは？
＜食べ合わせポイント＞
①レモンをかけて食べる
①焼肉は「塩」で食べる
③野菜と一緒に食べる
④主食を「麦飯」にする
⑤とろろと一緒に食べる
①レモンをかけて食べる
レモンには「消化促進・むくみ改善・新陳代謝を高める」など、
様々なダイエット効果が期待できます。
牛タンに豊富に含まれる「パントテン酸」とレモンを合わせる事で
よりダイエット効果をより高めることがでます
②｢塩」で食べる
焼肉タレはカロリーガ高いだけでなく、
砂糖が使用され「糖質」が高くなります。大1のカロリーを見ると低く思えますが
実際に使用する量を考えると｢カロリー・糖質」共に高いので
「塩」などシンプルに食べるのがおすすめ。
（焼肉のタレのカロリー 大さじ1杯 32Kcal）
③野菜と一緒に食べる
食物繊維が豊富な野菜と一緒に食べることで、脂肪の吸収を防ぐだけでなく
腸内環境を整えることができ「便秘」改善など
痩せる効果を高めることができます。
④主食を「麦飯」に変える
白米は「糖質が高めの主食」
麦飯は「ビタミン・ミネラル・食物繊維」を多く含まれています。
そこに「たんぱく質・ナイアシン」が豊富な牛タンと合わせる事で
脂肪燃焼効果を高める事ができおすすめです。
⑤「とろろ」を一緒に食べる
とろろに豊富に含まれる「ムチン・食物繊維・ビタミンＣ」を
牛タンと組み合わせることで「美容効果」を高めることができます。
牛タンの「パントテン酸」がビタミンCの吸収率を上げ
さらに相乗効果が期待できます。
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