和食・フランス料理など様々な料理に使われる「鴨肉」
まだ日本では馴染みの少ないお肉ですが
「鴨肉」は食べることで「脂肪を減らす」効果があるんです。
今日は鴨肉の「種類・カロリーと栄養効果」と
更に効果を高めるおすすめの「食べ合わせ」について紹介しま。
鴨肉の基本
鴨肉には「マガモ・合鴨・アヒル」の三種類があります。
マガモは狩りが解禁される「冬のみ」流通するので、とても貴重な種類。
一番多く流通しているのが「合鴨」、アヒルは、野生の鴨を家畜化したものになります。
鴨には「ビタミンB群・鉄分・リノール酸」など様々が含まれています。
鴨のカロリーや糖質はどれくらい?
鴨カロリー(100g)
合鴨(皮付き) 333kcal
マガモ(皮なし) 128kcal
アヒル(皮なし) 106kcal
(皮付き) 250kcal
鴨肉は「皮の下の脂肪分」でカロリーが異なってきます。
しかしこの脂肪分にはリノール酸も豊富に含まれ「カラダの必要な脂肪」
でもあるので、適度に摂る事をおすすめします。
代謝を高める「ビタミンB群」
鴨に豊富に含まれる「ビタミンB群」
(ビタミンB1・2・6・12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン)
「糖質・脂質・たんぱく質」のエネルギー代謝に関わる重要な栄養素
代謝を高めることで「筋肉強化・脂肪燃焼効果」が高まる
さらに「皮膚・髪」などの細胞の再生を促進する作用があり
別名「美容ビタミン」といわれ「美白・美肌」効果があり
美しさを保つための必須ビタミンでもあるんです。
コレステロールを下げ、中性脂肪を減らす「不飽和脂肪酸」
鴨肉には、飽和脂肪酸の中でも多く含まれる「リノール酸」
血液をサラサラにし「中性脂肪」を減らす効果や
悪玉コレステロール減らし、適切な値に調節してくれる働きがあります。
更に鴨の脂は体温程度で脂肪分が溶けるため
「体内に蓄積されにくい脂」なのでとってもヘルシーな脂質なんです。
貧血予防・冷え性改善効果「鉄分」
鴨肉に豊富に含まれる「鉄分」
赤血球の中に含まれるヘモグロビンの材料となり
体内に酸素の運搬のサポートし「貧血の予防・改善」効果が期待できます。
さらに、貧血を改善することで血行を良くして「冷え性」も改善し
体の血流が良くなると「代謝機能」も高まり
食べたものをエネルギーに変え、消費カロリーを増やすことができ
自然と「太りにくく 痩せやすいカラダ」になることができます。
美肌効果「ビタミンB2 &コラーゲン」
鴨肉に含まれる「ビタミンB2 」には脂質の代謝を高めるだけでなく
「発育・美容」ビタミンとも言われ「肌の代謝」をサポートしてくれるんです。
「髪・爪・肌」の生成させ、鴨に含まれる「たんぱく質」は
コラーゲンの材料となり、より「美肌効果」を高める事ができます。
解毒作用
東洋では昔から鴨肉には解毒作用があるとされていました。
特に「酒・タバコ」などの毒素を排出する効果があるので
飲みすぎた翌日に鴨料理を摂る事をおすすめします。
<おすすめ料理>
鴨鍋・鴨南蛮蕎麦
効果を高める食べ方とは?
<大根と一緒に食べる>
鴨肉には「ビタミンB群」が豊富に含まれていますが、葉酸はあまり含まれていません。
「大根」と合わせて食べることで、鴨肉に含まれる鉄分の吸収率上げる事ができ
貧血予防効果を高める事ができます。
さらに「大根おろし」にして食べると、消化吸収がよりスムーズになり
鴨のたんぱく質の代謝も高める事ができ、おすすめ
<ネギと一緒に食べる>
鴨蕎麦でもお馴染みの「鴨肉とネギ」はお互いの栄養パワーを高める食べ合わせ
鴨肉に含まれるビタミンB1は、ネギに含まれるアリシンによって吸収率が高まり
さらにアリシンが持つエネルギー代謝高める力もアップする事ができるんです。
糖質の代謝をあげ、「脂肪の蓄積」を防ぐ事ができ「肥満予防」効果が期待できます。
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