沖縄料理の定番食材「スパム」
沖縄以外の地域では、馴染みが少なく食べたことがない人も多いかもしれません。
見た目から「カロリーが高そう」と「太りやすい」イメージですが
スパムにはダイエット中の食事の適している事もあるんです!
今日はスパムの気になるカロリーや糖質と栄養効果と
スパムのダイエット中におすすめの食べ方について紹介します。
スパムの基本
「スパム」は、豚ウデ肉をベースに「食塩・砂糖」で味付けしたソーセージの中身を
腸ではなく型に詰めたランチョンミートと呼ばれる食品の一種
「賞味期限は3年・常温保存が可能・加熱せず缶のまま食べられる」
という栄養豊富で万能な非常食でもあるんです。
アメリカのホーメル食品によって、1937年に誕生した商品で
商標登録になっており、加工肉を表す総称でなく「ポークランチョンミート」の1つになります。
日本国内では、主に沖縄など在日米軍基地周辺でよく食べられていますが
非常食の中でも栄養価が高く、東日本大震災の時に非常に活躍し
以前よりも身近な缶詰めになりました。
スパムの栄養効果とは?
栄養成分 カロリー たんぱく質 脂質 炭水化物 ナトリウム
スパム(100g) 320kcal 12g 29g 2g 880mg
スパム1缶(340g) 1088kcal 41g 93g 7g 3040mg
スパム減塩20%(100g) 320kcal 12g 29g 2g 700mg
スパム減塩20%(340g) 1088kcal 41g 93g 7g 2400mg
栄養成分を見ると「高カロリー・高脂質」なことがわかります。。
「豚ウデ肉」ってどこの部位??
豚のウデ肉の部位=前足の部分
さらに細分割すると「ミスジ・三角・肩バラ・前すね」に分割されます。
お店でウデ肉と記載して販売している所はほとんどなく
「豚の小間切れ」と数種類の部位を混ぜて販売しています。
どんな味??
よく動かす部分なので、繊維が入り組んでいて肉質は固め
ですが、旨味成分が豊富で美味しい部位になります。
スパムが「太りにくい食材」の理由とは?
スパムは糖質が低い=脂肪になりにくい
糖質量
スパム(100g) 2g
スパム(340g) 7.8g
スパムは高カロリーですが、缶詰めの中でも「低糖質」食材
高糖質の食材は、血糖値が上がりやすく
脂肪を溜め込もうとする「インスリン」というホルモンを沢山分泌させ
「肥満の原因」になってしまうんです。
低糖質の食材のスパムは、血糖値の上昇も緩やかでありながら
たんぱく質をしっかり摂取でき、脂質も高いので腹持ちが良く
食べすぎ防止効果もあるんです。
さらに、主材料である「豚肉」には「たんぱく質・ビタミンB1・ナイアシン・亜鉛」
が豊富に含まれているので、様々な栄養効果も期待出来ます。
筋肉の強化をサポート「たんぱく質」
たんぱく質は「筋肉の生成をサポートする」重要な栄養源
良質な筋肉が作られることで「代謝機能」を高めることができ
食べた物も、エネルギーとして使われ消費カロリーも高くなる効果があり
自然と「太りにくく 痩せやすいカラダ」になることができます。
糖質の代謝を高める「ビタミンB1 」
豚肉に豊富に含まれる「ビタミンB1」
このビタミンB1には「糖質」の代謝高める働きがあり
食べた糖質をエネルギーに変え、糖質が脂肪に変わる前に排出すし
「脂肪」の溜め込みを防いでくれます。
新陳代謝を上げる「亜鉛」
亜鉛には「新陳代謝・エネルギー代謝・免疫反応」など
体内のさまざまな働きをサポートする働きがあります。
さらに普段当たり前に感じる「味覚」
舌にある「味蕾(みらい)」という受容器官で私たちは味を感じることができます。
亜鉛はこの味蕾の中の味細胞を支える、大切な栄養素でもあるんです。
スパムの効果を高める食べ方とは?
ニンニク・たまねぎ
豚肉に豊富に含まれる「ビタミンB1」の吸収率を高める成分が
ニンニクや玉ねぎに含まれ、一緒に摂取する事で、糖質をエネルギーに変え
脂肪燃焼効果も高める事ができます。
<おすすめ料理> ゴーヤチャンプルー
アボカド
アボガドにはコレステロールを下げる・血液をサラサラにする
効果だけでなく、スパムの塩分量をアボカドがカバーする働きがあり
相乗効果が期待出来ます。
<おすすめ料理> サラダ
豆腐&卵
他のたんぱく質と組み合わせる事で、栄養バランスも良く
スパムの量も調節でき、塩分量も抑える事ができます。
<おすすめ料理> チャンプルー
ご飯
糖質制限中はとくに「たんぱく質のみ」と控えがちの「ご飯」ですが
実はそれがNG!「たんぱく質+糖質」を一緒に摂る事で
「太りにくく 痩せやすい体質」になることができます。
スパムの「塩分」に要注意!
栄養豊富で低糖質でダイエットにおすすめのスパムですが、
缶詰めのメリットである長期間の保存するためには「塩分」が沢山使用され
さらに、材料にも含まれているので塩分も高めになります。
食べすぎは「塩分」の摂り過ぎになってしまい「むくみ・冷え症」
の原因になってしまうので注意しましょう。
こちらの記事もおすすめ
「ご飯」は太らない?痩せる為には「糖質」は必要だった!その理由と「糖質制限と低カロリー」ダイエットの落とし穴について
タマネギのカロリーと糖質はどれくらい?血液サラサラ・脂肪を燃やす効果を効果的に摂る方法とは?
アボカドのカロリーと糖質は高いが「痩せる」!その効果とは?アボカドの効果をより上げる「5つの食材」と「食べるタイミング」?
糖質制限より効果が期待できる「腸内環境と整える」方法とは?今最も注目されるその食事法とは?
コメントを残す