チャーハンや漬物など、簡単に調理できる万能調味料として人気が高まり
ここ数年注目が集まる「塩昆布」
実は塩昆布は、料理を簡単にするだけでなく
その旨味成分には、沢山の栄養効果が含まれているんです。
今日はそんな塩昆布の気になるカロリーや糖質と栄養効果と
効果を高める食べ方について紹介します。
塩昆布の基本
塩昆布が製造過程で、水分が抜けることで栄養成分が凝縮され
たんぱく質が豊富に含まれています。
他にも「カリウム・カルシウム」などのミネラルや「ビタミンK・食物繊維」などを
豊富に含んでおり、塩昆布は栄養価の高い食品なんです。
しかし、塩分は高いので1度に摂り過ぎると「むくみ・冷え性」の原因になるので
食べすぎには注意しましょう。
塩昆布の栄養効果とは?
栄養成分(100g)
エネルギー 230kcal
たんぱく質 24.6g
炭水化物 34.7g
脂質 1.4g
カリウム 857mg
カルシウム 858mg
食物繊維 9.9g
食塩相当量 22.5g
筋肉の強化をサポート「たんぱく質」
たんぱく質は「筋肉の生成をサポートする」重要な栄養源
良質な筋肉が作られることで「代謝機能」を高めることができ
食べた物も、エネルギーとして使われ消費カロリーも高くなる効果があり
自然と「太りにくく 痩せやすいカラダ」になることができます。
脂肪の吸収を抑える「カルシウム」
骨の材料となり、強くするパワーがある「カルシウム」ですが
実は「脂肪を蓄積するホルモンの分泌を抑える働き」もあるんです。
カルシウムを摂取する事で、脂肪の蓄積を抑え、ダイエット効果も期待できます。
むくみ改善「カリウム」
塩昆布に含まれる「カリウム」
このカリウムには、体内の水分調節をする役割があります。
「塩分」は摂取し過ぎると、体内のミネラル濃度が高くなり、
それを中和しようと水分が補給されることで
塩分や水分が溜まり浮腫んでしまいます。
カリウムの「利尿作用」で、尿と一緒に余分な「塩分や水分」を排出してくれ
むくみを改善してくれます。
腸内環境を整える「食物繊維」
食物繊維には「水溶性と不溶性」の2種類があり
「2:1」というバランスよく摂取することが大切
<水溶性食物繊維>
腸へ移動し余分な脂質の吸収を抑える
栄養素の吸収を緩やかにし「食後の血糖値の上昇を抑える」効果
<不溶性食物繊維>
腸に移動し、水分を吸収しながら膨み
便を柔らかくしカサを増やし「便秘改善」効果
さらに、水溶性食物繊維「イヌリン」は
腸の中で水分の吸収しゲル状になり「コレステロール」の吸収を抑えて
「糖尿病・生活習慣病」の予防効果があります。
骨粗鬆症予防「ビタミンK」
「ビタミンK」骨粗しょう症を予防効果
加齢やダイエット、女性ホルモンの低下などで減少してしまう
骨密度をサポートしてくれる働きがあります。
塩昆布の効果を高める組み合わせ食材とは?
塩昆布+キャベツ
塩昆布には便を柔らかくする「水溶性食物繊維」が多く含まれています。
そこに便のかさを増し排出を促す「不溶性食物繊維」が豊富に含まれる「キャベツ」
を一緒に摂る事で、腸の動きがスムーズになり「便秘改善」
さらに、体内の老廃物も排出されデトックス効果もあるので
腸内環境を整える効果がさらに高まる事ができます。
塩昆布キャベツの作り方
[材料]
・キャベツ100g
・塩昆布(乾燥)12g
[作り方]
・キャベツはざく切りにする
・塩昆布と混ぜる
・キャベツがしんなりしたら完成
POINT
ビニール袋に入れてもむと、簡単でおすすめ
作り置きをする場合は冷蔵庫で2~3日保存OK
食べるタイミングによって効果が違う!
朝
朝ご飯に食物繊維をとる事で、腸の動きが活発になりやすく
便秘改善効果が期待出来ます。
キャベツは生の状態の方がよく噛む事ができ
自然と代謝を高める事もできるのでおすすめです。
夜
夕食に食べる事で、女性ホルモンの分泌を促す力が発揮する事が出来ます。
さらに「大豆製品・魚」などのたんぱく質を一緒に食べると
女性ホルモンの分泌をさらに高める効果があるので
一緒に食べるのがおすすめ
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