ジャムやドライフルーツで食べる事の多い「アプリコット」
他のフルーツに比べ馴染みがなく、実際どんな果実か見たことない人も少なくないと思います。
実はそんなアプリコット(あんず)には、美容に嬉しい栄養効果が豊富に含まれています。
今日はアプリコットのカロリーや糖質と栄養効果と
食べる時の注意点について紹介します。
アプリコット(あんず)の基本
ドライフルーツなどでよく見かけるアプリコット
別名「あんず」は酸味が強めで甘みの少ないフルーツ
普段見かけるのは「シロップ漬け・砂糖漬け」など加工されたものが多くなります。
そんなアプリコットの果実には「ビタミン類・カリウム・食物繊維」
などが豊富に含まれている美容効果の高いフルーツになります。
アプリコットのカロリーはどれくらい?
カロリー(100g)
アプリコット 36kcal
ライチ 64kcal
ザクロ 56kcal
パパイヤ 38kcal
ドラゴンフルーツ 50kcal
マンゴー 65kcal
パイナップル 53kcal
オレンジ 38kcal
アプリコットの糖質はどれくらい?
糖質(100g)
アプリコット 6.9g
ライチ 15,5g
ザクロ 15.5g
パパイヤ 7.3g
ドラゴンフルーツ 9.9g
マンゴー 15.6g
パイナップル 11.4g
オレンジ 7.1g
疲労回復「クエン酸&リンゴ酸」
アプリコット(あんず)には「クエン酸・リンゴ酸」といった有機酸を多く含み
胃腸の働きを良くし、殺菌作用などの効果があります。
また、乳酸を減し「疲労回復・肩こり・腰痛」予防などの効果も期待できます。
むくみ改善「カリウム」
アプリコットに含まれる「カリウム」
このカリウムには、体内の水分調節をする役割があります。
「塩分」は摂取し過ぎると、体内のミネラル濃度が高くなり、
それを中和しようと水分が補給されることで
塩分や水分が溜まり浮腫んでしまいます。
カリウムの「利尿作用」で、尿と一緒に余分な「塩分や水分」を排出してくれ
むくみを改善してくれます。
アンチエイジング効果「βカロテン」
アプリコットの「β-カロテン」100g中
・生アプリコット 1500μg
・ドライアプリコット 5000μg
抗酸化作用のあるβカロテンには「老化の原因」と言われる「活性酸化」
その酸化を防ぐ効果があり「しみ・シワ」の予防など肌の老化を抑える
この「βカロテン」は体内に必要な分だけ「ビタミンA」に変わる特徴があり
「視覚機能・皮膚・粘膜」を正常に保ち、肌・髪の乾燥を防ぐことができます。
この2つの成分が合わさる事で「アンチエイジング効果」が期待できます。
腸内環境を整える「食物繊維」
食物繊維には「水溶性と不溶性」の2種類があり
「2:1」というバランスよく摂取することが大切
<水溶性食物繊維>
腸へ移動し余分な脂質の吸収を抑える
栄養素の吸収を緩やかにし「食後の血糖値の上昇を抑える」効果
<不溶性食物繊維>
腸に移動し、水分を吸収しながら膨み
便を柔らかくしカサを増やし「便秘改善」効果
さらに、水溶性食物繊維「イヌリン」は
腸の中で水分の吸収しゲル状になり「コレステロール」の吸収を抑えて
「糖尿病・生活習慣病」の予防効果があります。
貧血予防・代謝アップ効果「鉄分」
貧血の予防効果でよく知られる「鉄分」
実は鉄分には、ダイエット効果もあるんです。
鉄分不足は、血液中の酸素が欠乏し「血液の流れ」が悪くなります。
つまり「体の代謝が落ちる・太りやすい体」を作る原因になっているんです。
鉄分を補給することで「血液中の酸素が増える・代謝アップ」効果があり
痩せやすいカラダへと変わることもできます。
血圧を下げる「GABA」
血圧を下げる効果のあるアミノ酸「GABA」
あんずの果肉にも含まれて、血圧を正常に保ち
脳の血行を良くする作用ががあり、動脈硬化症のよる
ボケの予防効果があると言われています。
鉄分が8倍!貧血予防には「ドライアプリコット」
さらにすごいのが鉄分含有量!
ドライアプリコットには、生の状態の約9倍もの鉄分が含まれています。
「貧血・低血圧」などでに悩んでいる女性には特に摂ってもらいたい栄養素の1つなんです。
POINT
貧血防止には適度なタンパク質も大切
ヨーグルトに混ぜて食べれば、栄養たっぷりのヘルシーな朝食になりおすすめです
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