日本食の定番調味料「味噌」
昔は毎食「味噌汁」を飲んでいる人が多かったですが
食の欧米化や健康志向の食事に注目が集まり「減塩」を心がける人も多くなりました。
「味噌=塩分高い=良くない」というイメージから控える人も
では実際「味噌」の塩分は浮腫むのでしょうか?
さらに、味噌にも様々な種類がありますが、愛知県などでよく使われる「赤味噌」
普通の味噌よりもある成分が豊富に含まれているんです。
今日は「味噌の塩分」と「赤味噌の特徴や栄養効果」について紹介したいと思います。
味噌の塩分は浮腫まない??
味噌には「脂質・炭水化物・たんぱく質・ビタミンB6・B12・C・D」
「鉄・カルシウム・マグネシウム」が含まれています。
減塩など健康志向の食事に注目が集まり
「味噌は塩分が多い」と「味噌汁を飲む機械が減った」という人もいますが
しかし、最近の研究では「味噌」には血圧を下げる成分もあるので
血圧の悪影響より健康効果をもたらすとも言われているんです。
味噌の栄養ポイントとは?
味噌の原料の大豆に含まれるイソフラボンには「アンチエイジング・美白・バストアップ」
など美容に嬉しい効果があります。
また、「肝機能の向上・血液循環をスムーズにする」働きをする
大豆ペプチドも豊富に含まれているので、体内の毒素を排出しデトックス効果も期待出来ます。
「リノール酸」シミやそばかすの原因のメラニンの生成を抑える
「ビタミンE」老化の原因である活性酸素を除去する
赤味噌の基本
2~3年をかけて熟成させ作られる「赤味噌」
長期熟成する事で、メイラード反応が起こり「濃い色」の味噌となります。
この濃い味噌に多く含まれる成分「メラノイジン」には
血糖値を調節する働きがあり、大豆には含まれない特別な栄養成分
このメラノイジンが、赤味噌には豊富に含まれている事が
最大のポイントになります。
知っておきたい「メラノイジン」の栄養効果とは?
・中性脂肪を減らす
・腸内環境を整える
・代謝を高める効果
・糖質の吸収を抑える
・血糖値の調節
味噌の中でも「メラノイジン」を豊富に含む「赤味噌」
メラノイジン含有量(100g)
赤味噌 17.3mg
白味噌 0.9mg
合わせ味噌 3.8mg
中性脂肪を減らす「ペプチド」
赤味噌に豊富に含まれる「ペプチド」には中性脂肪を減ら働きがあります。
さらに抗酸化作用によって、代謝アップの効果があり
自然と「痩せやすい体質」になることができます。
栄養効果を手軽に摂れる「痩せる味噌汁」がおすすめ!
「痩せる」味噌汁とは「赤味噌・白味噌・玉ねぎ・リンゴ酢」を混ぜた味噌
「長生きみそ汁」にも同じ味噌が使われています。
POINT
赤味噌:強い抗酸化作用を持ち、血糖値の上昇を抑制する「メラノイジン」
白味噌:ストレス軽減効果「GABA」・スプーン1杯にヨーグルト100g分の乳酸菌を含む
玉ねぎ:腸内環境を整える「オリゴ糖」
リンゴ酢:善玉菌の餌になる「グルコン酸」
合わせ味噌の作り方
材料
赤味噌:50g
白味噌:50g
玉ねぎ:1個(100g)
リンゴ酢:小さじ1
作り方
①玉ねぎをすりおろす
②すべての材料をボールに入れる
③なめらかになるまで混ぜる
④製氷機に入れる
⑤冷凍庫で保存
さらに効果を高める「味噌汁の具材」とは?
さば缶
中性脂肪を減らす・コレステロールを下げる
玉ねぎ
血液をサラサラ・脂肪の吸収を防ぐ
じゃがいも
美肌効果・むくみ予防
海藻・キノコ
余分な塩分を排出・便秘改善
豆腐
糖質の吸収率を下げ、代謝高める
POINT
朝に飲むことで身体が目覚め、血糖値の上昇も抑えられるので
朝食には「赤味噌のお味噌汁」がおすすめです。
こちらの記事もおすすめ
ビタミンCが豊富な「じゃがいも」の気になるカロリーと糖質と「効果的に食べる方法」とは?
わかめのカロリーや糖質はどれくらい?低カロリーだけど食べ過ぎると逆効果?その理由とは?
なめこのカロリーと糖質はどれくらい?「ネバネバ成分」は脂肪を減らす!その効果を上げる食べ合わせ食材とは?
「さば缶」のカロリーは「高いの?低いの?」どっちを選ぶべき?「カロリーに幅がある理由」栄養価が高い「さば缶」に見分け方
あさりのカロリーや糖質はどれくらい?一緒に食べると「あさり」の効果をあげる食材とは??
コメントを残す