外出自粛による「在宅ワーク・休校」など急な環境の変化
変化に適応するために、ストレスを感じることが多くなったと思います。
実は、このストレスには環境の変化だけでなく、栄養素の不足が関係しているとも言われているんです。
私たちの体はストレスを感じると「ある栄養素」を使いストレスを改善する働きがあり
今回は「ストレスからカラダを守る栄養素」と
その栄養素を効率良くとる食材について紹介します。
ストレスは食事で軽減する事ができる??
POINT
ストレス=脳から分泌される“ホルモン“
感情とホルモンには深い関わりがあるんです。
ホルモンの中には「ストレスによるイライラ」だけではなく
「楽しい・嬉しい・ドキドキ」などの感情も生み出し
この嬉しいなどの感情には「ストレスを緩和する」効果もあると言われているんです。
ストレスを緩和する4つの栄養素とは?
ビタミンB群
ビタミンC
ビタミンE
トリプトファン
ビタミンB群
脳はストレスに対処するときにエネルギーを使います
脳の栄養源である「ブドウ糖」を効率よくエネルギーに変える事が重要になります。
その栄養素が「ビタミンB1・B2・B6」など、さまざまな「ビタミンB群」
「ビタミンB群」が足りないと、脳がエネルギー切れを起こしてしまい
「集中力が続かない」「落ち着きがなくなる」といった状態に
ココロとカラダのバランスも崩れやすくなってしまい、ストレスを溜め込みやすくなってしまいます。
≪おすすめ食材≫
ビタミンB1
豚肉・蕎麦・玄米
ビタミンB2
豚レバー・卵・ひきわり納豆
ビタミンB6
バナナ・ナッツ類・牡蠣・あさり
ビタミンC&ビタミンE
コラーゲンの生成を抑えるなど美容効果「ビタミンC」
活性酸素を除去して老化を防ぐアンチエイジング効果「ビタミンE」
この2つの栄養素は、抗ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」の材料でもあるんです。
コレチゾール
「血糖値が上がる」と聞くと悪いイメージが強いですがメリットもあるんです。
一時的に体内の血糖値を増やす事で
「体がストレスに負けない様にサポートしてくれる」効果が期待出来ます。
≪おすすめ食材≫
ビタミンC
赤パプリカ・じゃがいも・さつまいも・ゴーヤ・ブロッコリー
ビタミンE
アボカド・アスパラガス・かぼちゃ・うなぎ
POINT
ビタミンCは水に溶けやすい水溶性ビタミン
・生のままor加熱時間は短くする
ビタミンEは脂肪分や油に溶けやすい「脂溶性ビタミン」
・オリーブオイルを使ったドレッシングをかける
・揚げたりするなど、油と組み合わせる
じゃがいも
・じゃがいものビタミンCはでんぷんに守られているため
加熱しても栄養素が減少しにくいので、おやつにもおすすめ
トリプトファン
必須アミノ酸である「トリプトファン」は、精神状態を安定させ
ストレスを減らす神経伝達物質「セロトニン」の材料
この「セロトニン」は、体のリズムを整えて快眠しやすい状態にする「メラトニン」を生成します。
ストレスを減らすだけでなく「安眠効果」もあるので
しっかりと睡眠を摂る事ができ、ココロと気持ちのバランスを整えることができます。
≪おすすめ食材≫
トリプトファン
大豆製品(豆乳・豆腐・おから・味噌・納豆)・ごま
POINT
「ビタミンB群」をとるなら、絹ごし豆腐がおすすめ
絹ごし豆腐は、作る過程でに水分をあまり絞らないため
水に溶けやすい「ビタミンB群」が木綿豆腐に比べ多く含まれています。
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