きのこは冷凍すると旨味と栄養がアップする!?正しい保存方法と脂肪燃焼させる「えのき氷」の効果と作り方

低カロリーでダイエット中にもおすすめの食材「きのこ」

しかしい素材が痛むイメージが強いですが、実はきのこは冷凍する事で旨味だけでなく、栄養価も高めることができるんです。

今日はきのこを冷凍する高まるダイエット効果と、冷凍保存するメリット・おいしく冷凍する4つのポイントや

各きのこの冷凍方法(まいたけ・えのき・しいたけ・しめじ・エリンギ・なめこ・マッシュルーム)保存期間や解凍方法

冷凍きのこのおすすめ調理法を紹介します。

きのこを冷凍するメリットとは??

きのこには「ビタミン・ミネラル・食物繊維」などの栄養成分ガ抱負に含まれています。

冷凍する事で、栄養素を損なう食材もありますが、きのこの場合は冷凍した方が栄養価が高まるともいわれています。

その理由は、きのこを冷凍すると中の細胞膜が破壊されることで、加熱したときに栄養素が溶けだしやすくなり

生のきのこと比べて約3倍以上アップするだけでなく、さらに栄養価だけでなく、きのこは冷凍することで水分が膨張し

細胞壁が壊れ旨味もアップする事ができ冷凍におすすめの野菜なんです。

冷凍すると高める「ダイエット効果」

きのこに主に含まれる栄養素「食物繊維」

食物繊維にはコレステロールの排出を助けてくれる「水溶性食物繊維」と

腸のぜん動運動を促進して排便を促す「不溶性食物繊維」の2種類の食物繊維がきのこには含まれています。

きのこの種類によって栄養効果も異なり、エノキダケを冷凍すると、脂肪分解するキノコキトサンが12倍にアップ

水分が多く傷みやすいという欠点のブナシメジも冷凍する事で、ビタミンB群が高まり「代謝アップ美肌効果」が期待できます。

他のキノコにはない栄養価「MXフラクション」という成分が豊富に含まれているまいたけも、80℃以上で分解されてしまうので

冷凍してみそ汁やスープに入れて食べる事で脂肪分解効果を高める事ができます。

<おすすめのきのこトップ3>

 

NO1 えのき(キノコキトサン) 代謝アップ・美肌効果・コレステロールを下げる

NO2 まいたけ(MXフラクション) 脂肪燃焼効果

NO3 ブナしめじ(ビタミンB群) 脂肪燃焼効果

NO1 えのきの最大限効果を高める「えのき氷」の効果や作り方とは?

「えのき氷」の効果とは?

 

キノコキトサン

キノコキトサンはきのこ特有の食物繊維。脂肪分を吸着し脂肪燃焼を促進させ、内臓脂肪体脂肪対策に効果的

さらに腸内環境を整えるため、免疫力アップにも効果があると言われています。

 

エノキタケリノール酸

えのきにだけ含まれる成分で、数々の研究から内臓脂肪を低げる効果が証明されています。

生のエノキタケを調理しただけでは摂取が難しいとも言われています。

「えのき氷」は、粉砕→加熱→凍結という3つのプロセスを経て作られます。

この過程でえのきの細胞壁が壊されることにより、えのきに含まれる栄養素を最大限に摂取することができると言われています

「えのき氷」の作り方

 

<材料>

えのき 300g(2袋分)
水 400ml

①えのきは石づき部分を切り落とし、1/3にカットし水と一緒にミキサーにいれなめらかになるまで撹拌します(約40秒)

 ↓

②鍋にかけ沸騰させる。煮立ったら弱火にして焦げないようにかき混ぜながら1時間ほど煮詰める

水分が飛び、もったりとしたらOK!

③煮詰まったら火から下ろし、冷まします。製氷皿やジッパー付きの袋かタッパーに入れて凍らせて完成(※保存期間は約2ヶ月)

「えのき氷」の使い方とは?

 

汁物、煮物等調理の際入れるだけでOK!

摂取量は1日3個が目安。カレー・味噌汁・煮物などがおすすめ

冷凍に向いていないきのこはある??

きのこはどれも冷凍できて旨み成分は増すことができますが、食感が変化するものがあります。

食感がほとんど変化しないのは「シイタケ・ナメコ」

エノキダケはフニャニャし色味も黒くなりやすいなどのデメリットも。

「エリンギ・ブナシメジ」は、生のきのこに比べ歯ごたえがなくなりますが、冷凍する事で味が染み込みやすくなり

煮込み料理などにはおすすめなんです。

きのこを美味しく冷凍するポイントとは??

おいしく冷凍する3つのポイント

① 洗わずに冷凍

生で調理する時と同様で、きのこは洗うと水分を吸って水っぽくなってしまうので洗う必要はありません。

冷凍保存する場合特に水分が少ないほうが良いので洗わないのがおすすめです。

もし汚れが気になる場合は、濡らしたペーパータオルで簡単にふき取る程度にしましょう。

② 加熱NG!生のまま冷凍

加熱してから冷凍しすると、旨味や栄養がアップしにくくなってしまうので、生のまま冷凍するようにしましょう。

③ 調理しやすい大きさにカットする

冷凍後に調理しやすいように、食べやすい大きさにしてから冷凍するのがおすすめ

種類別きのこの保存方法

 

<しいたけや・マッシュルーム>

軸をカットし石づきを取り除き、傘の部分は薄くスライスする

 

<えのき・しめじ>

石づきを取り除き、手でほぐして細かくする

 

<まいたけ>

手で細かくする

 

<なめこ>

真空パックの場合はそのまま冷凍保存。一度に使いきれない場合は、パックを半分に折って冷凍してOK

 

冷凍きのこの保存期間・解凍方法は??

冷凍したときの保存期間は?

 

冷蔵庫で保存する場合は約3〜4日で茶色くなったり、すっぱいニオイがでたり水分量が多いきのこは長期保存をすることができません。

しかし冷凍する事で約1カ月おいしく保存する事ができます。

冷凍でもあまり長く保存すると、霜になったり旨味が減ってしまうので1カ月を目処に食べきることがおすすめです。

冷凍きのこの解凍方法とは?

 

冷凍きのこは、解凍してしまうと水分が出やすく、水分と一緒にうまみも流れ出てしまうので凍ったまま使うようにしましょう

しかし、なめこは袋凍ったままザルにいれて流水で洗うとあっという間にバラバラになるので、水分を取ってから加熱するのがおすすめです。

 

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