「太りたくない。けど甘い物が食べたい」そんな時の魔法の様な「カロリーゼロ」の商品
いくら食べても飲んでも「カロリーゼロの安心感」と「甘みもある満足感」
けど本当は「カロリーゼロ」の商品は0kcalではありません。
体にとって高カロリーよりも危険な食品の可能性もあるんです。
今日は「ゼロカロリー」のカロリーの仕組みと隠れた「糖質の高さ」、体に及ぼす影響を紹介します。
ゼロカロリーの基本
「ゼロカロリー」文字通りカロリーが無い事。
通常ジュースの甘みには砂糖を使用しますが、カロリーをゼロにするために「人工甘味料」を使います。
通常の砂糖ならカロリーがあります。
しかし人工甘味料の甘みは「カロリーはゼロ」
しかしここで注意点。カロリーゼロのからくりを説明します。
含まないと低いでは、100ml当たりのカロリーの範囲が異なり
食品表示基準では、「5kcal未満であれば、栄養成分としては0」との共用範囲のカロリーとみなされているからです。
①「カロリーゼロ・ノンカロリー」
「含まない」旨である場合、100ml当たりのカロリーが5kcal未満の飲みものでなければ表示できません。
②「低カロリー・カロリー控えめ」
「低い」旨である場合、100ml当たりのカロリーが20kcal未満でなければ表示できません。
カロリーゼロが太る理由
1,脳が人工甘味料の甘みを誤認識する
人工甘味料には「カロリー」がほとんどない= 砂糖本来の「糖分がない」事
人工甘味料を使用したドリンクやデザートを食べると、舌は甘みを感じる事で、脳に「甘い味=糖分が体に入ってきた」と認識します。
人は砂糖など「糖分」が体に入ると、血液中の糖分量が増える働きがあり
「糖分=エネルギー」と判断
血液中の糖分の量を一定にする為に、脳は血液中の糖分を下げるホルモンを分泌させます。(これがインスリン)
そうすると、血液中の糖分量が下がります。
しかし、実際人工甘味料には「エネルギー」はありません。
脳は錯覚を起こし、血液中の糖分量はどんどん減ってしまい、体は悪循環に陥ってしまいます。
<主に使用される人工甘味量>
・スクラロース
・アスパルテーム
・ネオテーム
・アドバンテーム
・アセスルファムカリウム
・サッカリン
2,食欲を増進させる
人工甘味料は、血液中の糖分量が低くさげすぎてしまい、すぐに「空腹感」を感じてしまうのです。
さらに体は「糖分が足りない!」と糖を使用した甘いものを食べたい気持ちが強くなります。
結果、砂糖を使った甘いものを食べてしまいます。
脳が足りないと指令を出し、食欲をコントロールし抑えるのも「エネルギー(糖質)」が必要なんです。
エネルギーがない状態の時では、気持ちや行動をコントロールする事は難しく、
カロリーが低いのなら食べても大丈夫と食べすぎてしまう。不の連鎖から抜け出せなくなってしまいます。
依存性が強く抜け出す事が難しい
「砂糖にはコカインと同じくらい依存性がある」と言われていますが
「人工甘味料にはそれ以上の依存と恐怖」があるかもしれません。
普段美味しいと感じると「ドーパミン」という神経伝達物質が分泌され、満足感を得る事ができます。
「脳内報酬系」という神経系では、食事で摂ったエネルギーを体内で調節する重要な役割をし
脳内報酬系は「快楽中枢」とも呼ばれ「自分へのご褒美を与える神経」とも言われています。
しかし「足りない、もっと食べたい」という欲求が強くなりすぎると、
コントロールできなくなり『習慣・依存・中毒」へとエスカレートしてしまいます。
この時に「ドーパミンのコントロール」の力が重要な役割をしてくれます。
ドーパミンの働きとは??
脳が感動や喜びを覚えた時にもドーパミンが分泌され「快楽」をもたらします。
映画を見て感動して号泣してしまう。これもドーパミンの分泌によって起こる感情なんです。
しかし、良い事だけに作用するわけではありません。
「人工甘味料によって得た満足感や快楽」を欲した状態が続いてしまうと、
ドーパミンの分泌をコントロールできなくなり依存症や中毒になります。
コカインなどの薬物依存症は、このドーパミンに関係しています。
薬物を投与するとドーパミンが分泌され、快感や満足感が得られます。繰り返すことで、薬物に対する依存から抜け出せなくなってしまうんです。
食事を始めると「体内ではドーパミンが分泌される事」で食欲が増します。
毎日の食事の感覚を脳学習し「食べものを想像するだけでドーパミンが分泌されるようになります」
実際食事をしない時間も、‘料理の音やにおいを感知するだけでも「ドーパミン」が分泌され、食欲が増進し私たちは、食生活楽しんでいます。
食事への執着心から起こる変化
食事に対し強く執着した状態は、ドーパミンが過剰に分泌されるようになります。
それは薬物依存症と同じように、大量のドーパミンで過食に走ります。
過食により、一時的な「快感や興奮、満足感」が得られますが、すぐに効果はなくなり、再び暴飲暴食に走ります。
繰り返すことで、食事に対するバランスが崩れてコントロールできなくなります。
その期間が長く続くと「過食症や拒食症」へと苦しい時間へと迷い込んでしまいます。
人工甘味料を摂り続けると
グルコース不耐症
グルコース不耐症とは腸内環境を破壊してしまい、正常に機能できなくなり「糖質を処理する能力が低下してしまう」それは、甘いものを食べても、体が消化できず体の中に溜まっていってしまうんです。糖尿病やメタボリックシンドロームの原因になるといわれています。
様々な症状
様々な人口甘味料の成分によって、体への影響は異なります。
摂り続けても何も症状が出ない人もいますが、やはり自然のものではないので長期摂取はおすすめできません。
「スクラロース」は新しい人工甘味料で、一番砂糖に近いと様々な商品に使用されています。
有機塩素化合物の一種で、動物実験では胸腺や脾臓のリンパ組織に萎縮を起こすことが分かっています。
長期間の使用は「頭痛・抑うつ・吐き気・精神錯乱・肝臓や腎臓への影響・視覚障害・がん」を引き起こす可能性が懸念されています。
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