栄養満点の「バナナ」
そんな栄養満点のバナナの健康・美容効果は沢山ありますが、一時期スーパーからバナナが完売してしまうほど流行った「バナナダイエット」
「朝バナナ」と「夜バナナ」ダイエット
一体どちらが効果的?違いはある?今日は「バナナの栄養と効果」と「2つのバナナダイエットの効果」を紹介します。
バナナの基本
「美肌効果・貧血予防・むくみ解消・代謝アップ・便秘予防」効果に必要な
「ビタミンやミネラル・食物繊維」などバランスよく含まれている栄養満点の果物なんです。
バナナの栄養価:<中サイズ>1本約105kcal・たんぱく質1 g・脂肪1 g未満・炭水化物26 g(食物繊維3 g)・糖分14 g
◎黄バナナより「黒バナナ」?
黒バナナは、茶色や黒い斑点が大きく濃くなった状態のバナナのこと。(この斑点が全体の6割程度まで広がった状態のバナナ)
黄色バナナから約5日〜7日経ったものを指します。この黒い斑点はバナナが熟成してきた証。
黄色のバナナに比べ「酵素」がさらに増え、吸収されやすい状態になります。
さらに肥満になりやすい「ショ糖」が減り「GI値」が下がり、ゆっくり吸収されるので燃焼が持続するんです。
さらに、ファイトケミカル(抗酸化物質)が大幅に増え、オリゴ糖もさらに増えます。
バナナの栄養と効果
◎天然の糖質
バナナの糖質は「ブドウ糖・果糖・ショ糖」などいろいろな種類を含んでいます。ブドウ糖はすぐに「脳のエネルギー源」に変わります。
「果糖」はバナナの糖質の中で最も多く含まれていて「血糖値を上げにくく緩やかに体内に吸収される」性質あり、
すべての糖が体内へ吸収されるまでに時間がかかる為「血糖値の上昇が緩やかになり、脂肪を溜め込むことを防ぎ肥満を予防」効果がある糖質
◎運動前後のエネルギー補給
バナナの糖質は20分程度で消化するため、運動する30分前に食べることをおすすめ。
速やかにエネルギーに変わる糖質から順番に使われ、持続的なエネルギ―源になり、体内に蓄積されにくい状態をつくることができます。
運動後30分以内に食べる事で「筋肉を補修・疲労回復」効果も期待できます。
バナナに含まれる「化合物とフィトケミカル」には、耐久力のトレーニングをした後の身体の炎症を軽くする効果があり
バナナは運動後も効果的なんです。
◎離乳食にも万能
ビタミンB6はあまり注目されませんが、実は大切な必要なビタミン。
「胎児の脳の発達・代謝の際に起こる酵素反応にとって重要」なのです。
そんなビタミンB6が、バナナには1日推奨摂取量のほぼ3分の1が入っています
◎腸内環境を整える
バナナには「レジスタント・スターチ(難消化性でんぷん)」と呼ばれる消化されない‘でんぷん‘が入っているんです。
この栄養素は、食物繊維に似た働きをします。
このレジスタントスターチとの相乗効果で「便秘改善効果」が高いんです。
さらに腸内の善玉菌(別名「プロバイオティクス」)を増やしてくれる
発酵性の食物繊維の一種「プレバイオティクス」も入っているので、体の内側から綺麗になれる食材なんです。
◎病気のリスクを減らす
中くらいのバナナ1本に含まれるカリウムは422mg。1日のカリウム推奨摂取量の約12%
「筋肉の収縮・神経の働き」がスムーズに行なえる様にをサポートする作用があります。
カリウムが体内にしっかりあると血圧が下がり「脳卒中」のリスクも低下するといわれています。
さらに「カリウム」には、体内に溜まった水分を排出し「むくみ」防止作用も期待できます。
「朝バナナダイエット」の基本
≪朝バナナダイエットの方法≫
朝食 ・バナナ+ヨーグルト
・一緒に水(白湯)を飲む
朝バナナダイエットの効果
・バナナに含まれる「不溶性食物繊維」が胃の中で水分を吸収し、腸の蠕動運動が活発になり「便秘改善効果」
・バナナの糖質(果糖)は、すぐにエネルギー源になり「糖質」が蓄積されない
・オリゴ糖も多く含んでいるため「腸内環境を整える」効果
・「トリプトファン」と呼ばれる必須アミノ酸は、体内で「セロトニン」というホルモンを生成し
夜にかけて睡眠ホルモンである「メロトニン」を生成します。
朝「トリプトファン」を含むバナナを食べることで「快眠効果」
POINTO
朝食にバナナだけを食べる場合
「お水」に食物繊維に加え、水分もしっかり摂ることで良い便が促されます。
水分補給は、1度に沢山摂ると「冷え・むくみ」の原因になるので、こまめに摂取することをおすすめします。
バナナと一緒にヨーグルトを合わせて食べる事で「乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌」を多く含み、腸の働きをさらに良くする効果があります。
「夜バナナダイエット」の基本
<夜バナナダイエットの方法>
夕食前 ・夜ご飯の30分前
・バナナ(中サイズ)2本+水(白湯)200ml
・30分後は普段の食事をする
夜バナナダイエットの効果
・夕食前にバナナをゆっくり頂くことで満腹感が得られるため、夜ご飯の量を減らす事ができる
・バナナに含まれる「ビタミンB類・ビタミンC・カリウム・マグネシウム」などの栄養や、
美肌効果の高い「カロテン」がとっても豊富に含まれています。
バナナを摂り続ける事で「お肌の弾力や水分量」がアップし、油分量も安定する事で肌の調子を整える事ができる
POINTO
夜バナナを食べる時は、「ゆっくりよく噛んで。水分を一緒に摂る事」で夜の食べすぎ防止になります。
消化されやすい糖質なので、ご飯に比べて脂肪として蓄積されにくく、糖質量も低い。
「朝バナナ」と「夜バナナ」のまとめ
「朝バナナ」ダイエットはこんな人におすすめ!
・腸内環境を整えたい
・便秘改善したい
・睡眠を改善したい
・朝ごはんを食べる時間がない
「夜バナナ」ダイエットはこんな人におすすめ!
・夜ご飯を抑えたい
・糖質制限したい
・肌荒れを改善したい
・夜ご飯の時間が遅い
朝と夜では改善効果の違いがあります、皆さんはどちらのタイプですか??
自分のカラダとライフスタイルに合わせて「バナナ」を食事に取り入れてみてください。
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