「少食でも太りやすい人、大食でも太りにくい人」一体何が違うの??
「太りやすい人」の原因は生活活習慣と体質にあるんです。
そして、「痩せやすい人」の体は特別な事をしなくても「痩せやすい体質」を持っているんです。
今日は「痩せやすい体質」になる為の3つのポイントを紹介します。
痩せやすい人の基本
基礎代謝量が多い
特別な運動をしなくても「呼吸や消化」生命を維持する事だけでも、カロリーを常に消費している事
基礎代謝は、1人1人異なりますが、痩せやすいの人は基礎代謝が高いと言われています。
「同じ量の食事・生活」をしていても基礎代謝によるカロリーの消費が多く「太りにくく痩せやすい」のです。
基礎代謝は、年を重ねると共に減少していってしまいますが、「筋肉量を増やす事」で上げることができます。
筋肉量が減ると代謝が落ちるだけでなく「体温が維持」できなくなり、
体の熱を逃がさないように「筋肉が減少した分を脂肪で埋めよう」とし、これが過剰に進むと「肥満」となるのです。
「ハリス-ベネディクトの式」(基礎代謝計算式)
(男性)
66+13.7×体重(kg)+5.0×身長(cm)-6.8×年齢=1日の摂取カロリー目安
(女性)
665+9.6×体重(kg)+1.7×身長(cm)-7.0×年齢=1日の摂取カロリー目安
(例)35歳の女性 身長155cm/体重50kg
計算式 665+(9.6×50)+(1.7×155)-(7.0×35)=1163.5
1日の基礎代謝量 1163.5kcal
腸内環境が整っている
腸内環境が整っていると、老廃物や摂り過ぎた塩分(ナトリウム)を排出されデトックス効果があり「むくみ改善」も期待できます。
また「ビフィズス菌・バクテロイデス菌」には、体脂肪の蓄積を防ぐ効果があり
痩せやすい人の腸内には、この細菌が多く住んでいると言われています。
「ビフィズス菌・バクテロイデス菌」は、ヨーグルト・チーズなどの乳製品や納豆・キムチなどの発酵食品に多く含まれたいます。
また、一緒に「オリゴ糖」を摂る事でビフィズス菌増やす事ができます。
オリゴ糖多く含む食材 「バナナ・玉ねぎ・ゴボウ」
骨盤の歪みがない
骨盤が歪んでいると、「内臓」はを正しい位置に保つ事ができません。
骨盤の歪みは「腰痛」などだけでなく
「内臓の働きが悪化・基礎代謝が下がる・消化不良・血流が悪くなる」などの原因になります。
「足を組む・荷物をいつも同じ方に掛ける」などの無意識な習慣の積み重ねが、骨盤の歪みにつながってしまうので、気をつけましょう。
また、姿勢が悪く「猫背」の場合も、内臓が圧迫されてしまいます。
太りやすい人の4つの原因
食べ過ぎ
摂取kcal > 消費kcal
摂取カロリーの方が消費カロリーより上回ると「消費されない栄養は体脂肪になる」
過食になるのは、視床下部にある「満腹中枢と空腹中枢」のバランスが崩れる事で、起こります。
無理に我慢したり、食事の事で頭が一杯になってしまい、ストレスなどが主な原因。
「糖質・脂質」は、生きていく為に必要不可欠な栄養素
摂りすぎると、それらをエネルギーに変える「ビタミンB」が不足してしまい、代謝が低下してしまい、余分な「糖質・脂質」は、脂肪として体に蓄積されてしまいます。
食事の時間が不規則
1日1食など「朝と昼を抜いて夜だけ」など、1日の食事量の半分以上を夜に食べるなど、食事の回数や時間が不規則では太ります。
特に「夜」は、副交感神経優位な状態。
消化管機能が高く、エネルギーの消化吸収が良くなり、食べたものを脂肪として蓄積されやすくなります。
また、食事の時間帯がバラバラになる事で、腸の動きも鈍くなり、腸内環境も乱れ「便秘・肌荒れ・消化機能低下」など様々な症状が出てきてしまいます。
褐色脂肪細胞が少ない
脂肪細胞には、脂肪に変わる「白色脂肪細胞」と、脂肪を燃焼する「褐色脂肪細胞」があります。
「褐色脂肪細胞」が少ないと、消費エネルギーが減少して「自然に脂肪を溜め込むからだ」になってしまいます。
肥満遺伝子を持っている
あまり聞きなれない「肥満遺伝子」
遺伝子異常のために、「基礎代謝で使われるエネルギー量が減少し、体重の調節ができなくなってしまう」
日本人の多くは、肥満遺伝子を持っていると言われていて
「遺伝子検査」を行なうと、自分の肥満関連遺伝子を知る事もできます。
自分の体質に合った食事や運動などの生活リズムをつくる為に知る事も良いかもしれませんね。
<肥満関連遺伝子>
β3AR
・脂肪分解させるホルモン(アドレナリン)の働きが弱く、基礎代謝量(150Kcal)少ない
・腹部周辺に内臓脂肪が付きやすい
UCP1
・脂肪燃焼作用(UCP1)が弱く、基礎代謝量(50Kcal)少ない
・腹部周辺に内臓脂肪が付きやすい
FTO
・食欲をコントロールする力が弱く、食後の満腹感が得られにくい
・高カロリー食の摂取傾向が高く、小児でも肥満の可能性が高い
LEP
・食欲のコントロール調節(LEP)の働きが弱く、肥満になりやすい
太りにくく痩せやすい人になる5つの方法
よく噛んで食べる(咀嚼)
「食べること」の基本 「咀嚼」
よく噛んで食べていますか?実は、噛む事(咀嚼)が最も大切で重要な事です。
・食材を味わい心が満たされる
・内臓脂肪が燃焼し、体温が上がる
・消化吸収がスムーズになり、エネルギーに早く変わる
・脳の活性化 認知症予防
・腸内環境が整う
・満腹中枢が刺激され食事のコントロールができる
よく噛んで食べる事で、体は自然に「痩せやすい体」に変わっていくことができます。
食事は小分けにして食べる
1日3食+3回の間食 「1日6食」
食事の間隔を空けない事で、血糖値を一定の高さに保つ事ができ「脂肪を溜め込まない状態」を維持する事ができ「空腹感」を少なくし食べすぎ防止にもなります。
人間のカラダを構成するのに大切な「たんぱく質」「炭水化物(糖質)」「脂質」をはじめ
代謝活動や身体機能の維持に必要な「ビタミン」「ミネラル」の摂取が欠かせません。
この「5大栄養素」をバランスよく摂取する事が重要になります。カロリーだけでなく、カラダに必要な栄養素も摂りながらエネルギーを増やしていきましょう。
水分をたっぷり摂る
体の70%は水分でできています。
水分をしっかり摂ることで代謝が上がり、痩せ体質になりやすくなります。
1日2ℓを目安にするとよいでしょう。
水分を摂る場合「炭酸飲料やジュース・スポーツドリンク」には、1番脂肪になりやすい「果糖」がたっぷり含まれているので気をつけましょう。
POINT 1日 2ℓ 常温の水をこまめに飲む
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