「糖質」=「太る」
「糖質制限」は無理なく短時間で確実に痩せると注目を浴びてきました。
しかし、「糖質」を摂らないと本当に痩せるのでしょうか?
一時的に体重は減りますが、確実にカラダの働きは「太りやすく 痩せにくいカラダ」になっていっているんです。
今日は「糖質」が太るといわれる理由と「糖質制限」で減る体重の仕組みとカラダの変化
正しく「糖質」を食べる事で実は「太りにくく 痩せやすいカラダ」になる方法を紹介します。
「糖質制限」で体重が減るのはなぜ?
「糖質制限ダイエット」=肥満の原因である「インスリン抵抗性を変えること」で痩せるという考え方
①体内の水分が減る
体内にある「糖質」は<糖質1:水分4>のバランスで体内に存在する
糖質を控えると、一緒になっていた水分が排泄されるので体重が一気に減ります。
もちろん体内の水分がなくなれば、体重の減少は止まり食事をすれば、体重はすぐに戻ってしまいます。
この状態を繰り返す事で「代謝」は落ちいき太りやすくなってしまうので、注意が必要なんです。
②筋肉量が減る
「糖質」が体内にないと、筋肉をエネルギーに変えます。
「筋肉をつけると引き締まった体」になりますが、体重は増えますよね??
つまり筋力がなくなれば、体重が減るという事です。
即効性があるからと糖質を全く摂らないと、体重は減りますが、筋肉量も減り,基礎代謝が減ってしまいます。
「糖質制限」を続けると「隠れ肥満」になる
以前より筋肉が減ることで「体重は減る・体脂肪率は上がる」
この状態で食事制限をやめてしまうと、すぐに元に戻るだけでなく「以前より体重も増え、脂肪を溜め込みやすいカラダ」
この繰り返しが「隠れ肥満」の原因です。
「糖質」を摂ると「太る」と言われる理由って何?、
「糖質」はカラダのエネルギーになる必要不可欠の栄養素
しかし「糖質」を摂ると同時に「インスリン」の分泌も増えます。
このインスリンは「体内にエネルギーを取り込む事」と「使わない脂肪を溜め込む」働きがあります。
たくさん分泌されるほど、体脂肪の分解は抑えられ、血中の脂肪を溜め込んでしまいます。
糖質は太る=インスリンの分泌が増え「脂肪として蓄積される」
これが「糖質」が太ると言われる理由になります。
「糖質」は嘘の食欲を起こさせる?!
栄養素の中で血糖値を上昇させるのが早いのが「糖質」
「糖質」を摂る事で「血糖値」は急上昇し「インスリン」が分泌されます。インスリンには「脂肪を溜め込む」事ともうひとつ
「急上昇した血糖値を一気に下げる」働きもあるんです。
血糖値が急に下がる事で脳が「お腹がすいた!」と誤作動し、お腹がすいていないのに「食べてしまう。食欲が止まらない」となってしまうんです。
「早食いは太る」理由
通常、食事が終わると「お腹がいっぱい」と感じ、食べるのをストップする。私達は自然に食欲のコントロールができるようになっています。
「お腹が空いた」と感じるのは「血糖値が下がった時」
脳内に「血糖値」のセンサーがあり、血糖値が下がったことを感知すると、脳が「お腹が空いた!何か食べたい」と信号を発信します。
この信号が落ち着くのは「食べ初めて30分後」
「早食いは太る」のは、信号が落ち着く前にどんどん食べてしまうからなんです。
「糖質」を摂って太らない方法とは??
「糖質」を摂らないと「脂肪を溜め込みやすいカラダ」になる
しかし「インスリン」の分泌する原因は「糖質」
一体どうしたら、リバウンドなく「太りにくく 痩せやすいカラダ」になることができるのでしょうか??
<POINT>
「体内の筋肉量を減らさず、基礎代謝を上げること」
食事では「血糖値を急上昇させない」
その中で最も気をつけたいのが「食事の組み合わせ」
「糖質」は摂り方によって脂肪になりやすいですが、脂肪を燃やすのも「糖質のエネルギー」が必要。
食事をする時は「糖質+たんぱく質+脂質」と必ず一緒に摂る事で「血糖値の上昇を緩やかにする」事ができます。
さらに、効果を高める為には「ビタミン・ミネラル」も摂る事で「糖質・脂質」の代謝を上げる効果がアップする事ができます。
カロリーを抑える・簡単に補給しようと「おにぎり・菓子パン・かけうどん」など「糖質の単品」は止めましょう。
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