お正月にはかかせない「数の子」
魚の卵 =「高カロリー・コレステロールが高い」
太りやすい食材??と思っていませんか?
実は、他の魚の卵に比べ様々な効能や効果があり
低カロリーでダイエット中にもおすすめ食材なんです
今日は数の子のカロリーと糖質と「栄養効果」について紹介します
数の子の基本
「数の子」とは、にしんの卵巣を「乾燥・塩漬け」にしたもの
日本での漁獲量が激減し、高価格となり現在では「ロシア、カナダ、アラスカ」から
ニシンおよび数の子を輸入しています。
数の子は、水分を除く82%の成分がたんぱく質・14%が脂質
卵に多く含まれている「プリン体」も少なく
「EPA・DHA」などの栄養も豊富に含まれているので
「肥満予防・内臓脂肪」予防も期待できる食材なんです。
数の子の栄養成分は?
数の子100g
カロリー 90kcal
たんぱく質 25.2g
脂質 6.7g
炭水化物 0.2g
ナトリウム 320mg
カリウム 210g
カルシウム 50mg
マグネシウム34mg
リン 140mg
鉄 1.2mg
亜鉛 2.3mg
銅0.07mg
「他の卵」とのカロリーの違いはどれくらい?
カロリー(10g)
数の子1本 9kcal
いくら 27kcal
たらこ 16kcal
からすみ 40kcal
他の魚の卵と比較してみると、数の子のカロリーが低いのが分かります。
血液サラサラ・中性脂肪を減らす「EPA・DHA」
体内では合成することができない必須脂肪酸「EPA・DHA」
EPAとDHAの「血液をサラサラにする」働きによって
「体内のコレステロールの合成を抑える・余分コレステロールを体外に排出する」
事ができ「肥満」の予防にも繋がります。
また、血管内の血栓を作りにくくする作用で
「善玉コレステロールを増やすことで、中性脂肪を減らす」効果も期待できます。
青魚に多く含まれるイメージですが、実は「イワシ・サンマ」より
数の子の方が「DHA・EPA」が多く含まれるんです。
総脂肪酸量(EPA・DHA)
秋刀魚 約13%
イワシ 約25%
数の子 約30%
体脂肪を燃焼「リパーゼ」
数の子にも多く含まれている「DHA・EPA」
青魚に主に含まれる成分「悪玉コレステロールを下げる」働きだけでなく
脂肪の消化酵素であるリパーゼの活性を高めてくれる働きがあります
リパーゼは膵臓から分泌され中性脂肪を分解し血中に戻す働きがあります。
この作用によって「内臓脂肪の蓄積を予防」する事ができます。
数の子はコレステロールが高い??イメージガ多いですが
実は「数の子を食べる事でコレステロールの分解進む」ので
ダイエットにはとても効果的といえます。
脂肪燃焼「コエンザイム」
「コエンザイム」には、ビタミンEと共に「活性酸素の生成を防止」し
細胞の酸化を防ぐ効果があります。
生活習慣病である「心筋梗塞・脳卒中・糖尿病・動脈硬化」の予防効果
さらに「脂肪燃焼効果」などダイエット効果も期待できます。
目を守る「ルテイン」
カルテノイドと呼ばれる色素成分の一種「ルテイン」
ルティンの抗酸化作用によって、紫外線などの刺激で生成される
「活性酸素」の発生を抑える作用があり
特に「目」を様々な障害から守る効果が期待できます。
数の子は「プリン体」が少ない?
数の子は他の魚卵と比べて、数の子は「プリン体の含有量が少ないこと」が分かります。
プリン体(100g中)
数の子 21.9mg
たらこ 120.7mg
明太子 159.3mg
白子 300mg
数の子の効果を上げる食べ方とは?
≪ルティンの効果を高める≫
「松前漬け」
「緑黄色野菜・亜鉛」を多く含む食品と一緒に食べることで効果が上昇
昆布などの海藻が豊富に使われているので、ルティンの効能を高めることができます。
≪DHA・EPAの効果を高める≫
「わさび漬け」
「炭水化物・食物繊維・ビタミンB6」も豊富に含まれ
EPAやDHAと相乗効果で「血圧上昇を防ぐ効果」が高まります
数の子自体そのまま食べると、塩分は高いので
調理する前に「塩抜き」をして塩分を摂り過ぎないよう注意しましょう
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