春になるとスーパーで出回る事も多い食材
しかしふきにどんな栄養成分が入っているのか?どんな効能があるのか?
カロリーがあるのかを知らない方はとても多いです。
今日はふきのカロリーや糖質とふきの効果効能について紹介します。
ふきの基本
ふきには「ビタミンB2・ナイアシン・葉酸・カルシウム」などの栄養成分が含まれています。
主な効果や効能として「むくみを解消・便秘解消」したりと健康やダイエットにとても嬉しい効能があります。
ふきのカロリーはどれくらい?
春野菜 kcal/(100g)
ふき(生) 11kcal
(茹) 8kcal
スナップエンドウ 40kcal
さやえんどう 36kcal
キャベツ 23kcal
菜の花 35kcal
たけのこ 30kcal
ふきの糖質はどれくらい?
春野菜 糖質(100g)
ふき(生) 1.7g
(茹) 0.8g
スナップえんどう 3.6g
さやえんどう 4.6g
キャベツ 3.4g
菜の花 1.6g
たけのこ 2.2g
アンチエイジング効果「βカロテン」
「β-カロテン」100g中(6700μg)
抗酸化作用のあるβカロテンには「老化の原因」と言われる「活性酸化」
その酸化を防ぐ効果があり「しみ・シワ」の予防など肌の老化を抑える
この「βカロテン」は体内に必要な分だけ「ビタミンA」に変わる特徴があり
「視覚機能・皮膚・粘膜」を正常に保ち、肌・髪の乾燥を防ぐことができます。
この2つの成分が合わさる事で「アンチエイジング効果」が期待できます。
むくみ改善「カリウム」
ふきに含まれる「カリウム」
このカリウムには、体内の水分調節をする役割があります。
「塩分」は摂取し過ぎると、体内のミネラル濃度が高くなり、
それを中和しようと水分が補給されることで
塩分や水分が溜まり浮腫んでしまいます。
カリウムの「利尿作用」で、尿と一緒に余分な「塩分や水分」を排出してくれ
むくみを改善してくれます。
腸内環境を整える「食物繊維」
食物繊維には「水溶性と不溶性」の2種類があり
「2:1」というバランスよく摂取することが大切
<水溶性食物繊維>
腸へ移動し余分な脂質の吸収を抑える
栄養素の吸収を緩やかにし「食後の血糖値の上昇を抑える」効果
<不溶性食物繊維>
腸に移動し、水分を吸収しながら膨み
便を柔らかくしカサを増やし「便秘改善」効果
さらに水溶性食物繊維「イヌリン」は
腸の中で水分の吸収しゲル状になり「コレステロール」の吸収を抑えて
「糖尿病・生活習慣病」の予防効果があります。
貧血予防「葉酸」
葉酸には「ビタミンB12」とともに赤血球の生産を助けるビタミン
貧血予防効果があり、貧血気味・妊娠中の女性には積極的に摂りたい栄養素
さらに「たんぱく質の生合成」を促進し
細胞の生産や再生を助ける「発育ビタミン」ともいわれています。
花粉症を緩和「ケンフェノール・フキノール酸」
ふき独特の苦みには抗酸化作用という効能があります。
まずこの苦味の正体は「ケンフェノール・フキノール酸」
ケンフェノールには発がん性物質を抑制する効能があると言われており、体の免疫アップ効果があります。
またフキノール酸には抗アレルギー作用があるので、花粉症の症状を緩和してくれます。
低カロリーだけどど食べすぎはNG!
「低カロリー・低糖質」食材のふきですが、は食べすぎると肝臓に悪いと言われています。
ふきには「ペタシテニン」という成分が含まれており、この成分は肝毒性があると言われています。
食べすぎる事で肝臓に負担がかかる可能性があるので、適量を食べてください。
食べすぎは「便秘の原因」になる?!
<POINT>
「水溶性食物繊維食材+水」を一緒に摂る
ふきに含まれる食物繊維は、細かく分類すると不溶性食物繊維
腸の動きを活発にし、便が出やすくなりますが
「水や水溶性食物繊維」を含む食材と一緒に摂取する事でより効能が期待できます。
<水溶性食物繊維を豊富に含む食材>
昆布など海藻類・大豆・・芋・熟した果物・野菜
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