「ケール」という野菜を知っていますか?
「ケールって青汁に入っている成分?」というイメージを持つ方が多いと思いますが
ケールは、ほうれん草やブロッコリーなどと同じ野菜の一種なんです
海外では「野菜の王様」と言われるほど栄養価が高く人気がある野菜なんです。
今日は「ケール」にカロリーや糖質と栄養効果について紹介します。
ケールの基本
地中海原産の野菜「ケール」
海外では馴染みのある野菜ですが、まだまだ日本では青汁で使われているくらいですが
「野菜の王様」と言われるほど栄養価が高く人気の野菜なんです。
「ビタミンB群・ビタミンC・ビタミン6カリウム・マグネシウム・食物繊維」など
が豊富に含まれています。
その含有量は「食物繊維はキャベツの2倍・マグネシウムは3倍・カルシウムは5倍」と
全体的にバランス良く摂取できます。
ケールの栄養成分
カロリー: 7kcal
タンパク質: 0.61g
脂質: 0.31g
糖質: 0.93g
食物繊維: 0.9g
糖類: 0.21g
カルシウム: 53mg
ビタミンA: 1011IU
ビタミンC: 10.2mg
葉酸: 13µg
ケールのダイエット効果とは?
1. 基礎代謝を高める
2. 脂肪燃焼効果
3. 血糖値の上昇を緩やかにする
4. 腸内環境を整える
ケールを食べると「脂肪」を燃焼し「肥満」を防ぐ効果がある!
カラダの中に存在する脂肪細胞は「白色細胞」と「褐色脂肪細胞」の2種類があります。
「ケール」は褐色脂肪細胞を燃焼させる働きがあり、体内の脂肪を減少させる効果があるんです。
さらに、食べると上昇する血糖値の上昇を緩やかにする作用もあるので
新しい脂肪の蓄積も防ぐことができ「肥満予防」にも繋がります。
脂肪の吸収を抑える「カルシウム」
骨の材料となり、強くするパワーがある「カルシウム」ですが
実は「脂肪を蓄積するホルモンの分泌を抑える働き」もあるんです。
カルシウムを摂取する事で、脂肪の蓄積を抑え、ダイエット効果も期待できます。
たんぱく質の吸収率を高める「ビタミンB6」
ビタミンB6は食べた「たんぱく質」からエネルギーを作る働きがあり
「筋肉・血液」などがつくられたりする時にサポートしてくれる大切な成分
このため、たんぱく質を多くとる人ほどたくさん必要になるので
「糖質制限中」やダイエットなどの人に積極的に摂りたい食材
さらに、皮膚の粘膜を健康に保つ効果もあります。
エネルギー代謝を上げる「ビタミンB群」
カブには「ビタミンB2・ビタミンB6」などのビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は「糖質・脂質・タンパク質」のエネルギー代謝をサポートする働きがあり
代謝が活発になる事で、食べたものをエネルギーとして消費しやすくなり
「脂肪」を溜め込みにくくし「太りにくく 痩せやすいカラダ」になることができます。
むくみ改善「カリウム」
ケールに含まれる「カリウム」
このカリウムには、体内の水分調節をする役割があります。
「塩分」は摂取し過ぎると、体内のミネラル濃度が高くなり、
それを中和しようと水分が補給されることで
塩分や水分が溜まり浮腫んでしまいます。
カリウムの「利尿作用」で、尿と一緒に余分な「塩分や水分」を排出してくれ
むくみを改善してくれます。
腸内環境を整える「食物繊維」
食物繊維には「水溶性と不溶性」の2種類があり
「2:1」というバランスよく摂取することが大切
<水溶性食物繊維>
腸へ移動し余分な脂質の吸収を抑える
栄養素の吸収を緩やかにし「食後の血糖値の上昇を抑える」効果
<不溶性食物繊維>
腸に移動し、水分を吸収しながら膨み
便を柔らかくしカサを増やし「便秘改善」効果
さらに、水溶性食物繊維「イヌリン」は
腸の中で水分の吸収しゲル状になり「コレステロール」の吸収を抑えて
「糖尿病・生活習慣病」の予防効果があります。
アンチエイジング効果「βカロテン」
抗酸化作用のあるβカロテンには「老化の原因」と言われる「活性酸化」
その酸化を防ぐ効果があり「しみ・シワ」の予防など肌の老化を抑える
この「βカロテン」は体内に必要な分だけ「ビタミンA」に変わる特徴があり
「視覚機能・皮膚・粘膜」を正常に保ち、肌・髪の乾燥を防ぐことができます。
この2つの成分が合わさる事で「アンチエイジング効果」が期待できます。
コラーゲンの生成をサポート「ビタミンC」
「ビタミンC」の抗酸化作用は老化予防
またビタミンCには「コラーゲンの合成を助ける」働きもあり「シワ・たるみを防ぐ効果」
さらに「メラニン色素の沈着を防ぐ・ストレス緩和作用」も期待できます。
ケールを食べる注意点とは?
スーパーフードであるケールですが「消化しにくい」という注意点があります。
サラダやジュースで摂取するイメージの強いケールですが
ケールはカリウムを豊富に含まれているので、食べ過ぎはお腹を壊してしまう危険性もあります。
1度に食べ過ぎず、他の野菜と組み合わせて摂るようにしましょう。
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