免疫力を上げる食材「ヨーグルト」市販のヨーグルトの乳酸菌の種類とその違いとは?

免疫力を上げる食材の中でトップクラスである「ヨーグルト」

年齢問わず好まれ、店頭にも様々な種類が販売されていますが

各メーカーによって「味・食感・見た目」だけでなく

入っている乳酸菌にも種類があり、その違いもよくわからず

何となく買って食べている人も多いと思います。

実は乳酸菌には様々な種類があり、それぞれ効果や特長があり

自分に合ったヨーグルトを見つけることが大切なんです。

今日は市販のヨーグルトの乳酸菌の栄養効果や特徴について紹介します。

ヨーグルトに含まれる「乳酸菌」って何?

乳酸菌とは?

炭水化物などのを消費して乳酸をつくる細菌の総称

主に、腸内にすむ細菌のバランスを整える働きがあります。

腸内環境を整える

・腸内を酸性側に傾け腸内の腐敗を抑える

蠕動運動を助けて便秘改善効果

免疫力を高める

中性脂肪を減らす

・血中コレステロール値を下げる

しかし、乳酸菌には様々な種類があり、それぞれ働きや効果が違うので

自分に合った乳酸菌を見つけることが大切になります。

各メーカーの「乳酸菌の特徴」

シロタ菌(ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株)

 

ヤクルト」を誕生させた(代田さん)が発見した菌

胃酸・胆汁」などのアルカリに強いのが特徴

免疫力を高める働きがあり、ウイルスや感染病予防にも効果的と言われています。

 

メーカー<ヤクルト>

R-1乳酸菌(ラクトバチルス・カゼリOLL1073R-1株)

 

明治が開発したEPS(多糖体)を作り出す乳酸菌

EPSはインフルエンザなどのウイルスなどと体内で戦い

体の免疫力を高め、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させるのが特徴

さらに、関節炎を予防する働きがあり「リウマチ」などを防ぐ効果が期待できます。

 

メーカー<Meiji>

LG21乳酸菌(ラクトバチルス・ガゼリOLL2716株)

胃酸に強く胃に存在するピロリ菌を撃退することができるのが特徴

胃痛・胃もたれなどの症状の隠れ原因と言われる

機能性ディスぺプシア」を減少させる働きもあるとも言われています。

胃の不調を整える事で、腸内環境を整える事もでき免疫力向上へと繋がります。

 

メーカー<Meiji>

ラブレ菌(ラクトバチルス・ブレビスKB290 )

 

京都の食文化を研究していた医学博士(岸田綱太郎さん)が

京都の名物である「すぐき漬け」から発見した植物由来の乳酸菌

強い生命力で、胃酸でほとんど死滅しないのが特徴

免疫力を高めるだけでなく、コレステロール値を下げる効果も期待できます。

 

メーカー<カゴメ>

L-92乳酸菌(ラクトバチルス・アシドフィルスL-92株)

 

カルピスに由来する乳酸菌

乳酸菌のバランスと整えるのが特徴

カラダは、アレルゲンが侵入すると「ヘルパーT 細胞」が「免疫細胞Th1・Th2」

と変わり、排除しようと戦います。

しかし、この細胞のバランスが崩れると「アトピー皮膚炎花粉症

などのアレルギー疾患が発症してしまいます。

Th1,Th2のバランスを整えることができるのが、この「L-92乳酸菌」なんです。

 

メーカー<アサヒ>

プラズマ乳酸菌(ラクトコッカス・ラクティスJCM5895菌)

 

飲料水でお馴染みのキリンが開発した乳酸菌

小腸で吸収され、免疫細胞の中心となる「プラズマサイトイド樹状細胞(pDC)」

を活性化させ、インフルエンザなどのウイルスから体を守るのが特徴

さらに、免疫力が低下している時に摂る事で

疲労回復・体の強化・の調子を整える」など

体全身をサポートする効果が期待できます。

 

メーカー<キリングループ>

他の乳酸菌とは違う特徴がある「乳酸菌」とは?

シールド乳酸菌(ラクトバチルス・パラカゼイMCC 1849株)

 

お菓子で有名な森永乳業が開発した「ヒト由来の加熱雑菌された乳酸菌」

加熱し死菌しても免疫力を高め、体を守るのが特徴

「インフルエンザ・ウイルス・アレルギー」などの予防効果があります。

メーカー<森永乳業>

他の乳酸菌との大きな違いは「死菌」であること

そのため加工食品などにも使用することができ

タブレットタイプは「食欲がない時・外出先」などでも摂る事ができおすすめ

ヨーグルトの効果を上げる食べあわせとは??

腸内環境を整えて「善玉菌」をより活性化させる「オリゴ糖

オリゴ糖は一緒に摂取する事で

乳酸菌やビフィズス菌のエサになり「悪玉菌善玉菌の変える」事で効果が上がります。

オリゴ糖を含む食材 (ハチミツ・バナナ・きな粉・タマネギ)

中でもバナナにはアミノ酸の一種「トリプトファン」も多く含まれて、

「幸せホルモン」と呼ばれている脳内物質「セロトニンの材料」となるので、おすすめです。

朝食のヨーグルト

体内で1日かけて睡眠ホルモン「メラトニン」へと変わり「安眠効果」にも繋がります。

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