ネバネバが特徴の野菜「オクラ」
このネバネバには美容と健康に嬉しい成分が沢山含まれているんです。
今日はそんなオクラのカロリーや糖質と栄養効果と
効果を高める食べ方について紹介します。
オクラの基本
切ると出る粘り成分である「食物繊維」が豊富に含まれ
腸内環境を整える効果の高い夏野菜
オクラには他にも「カリウム・葉酸・βカロテン」など様々な栄養効果が期待できます。
オクラのカロリーはどれくらい?
カロリー(100g)
オクラ 30kcal
レタス 12kcal
カブ 20kcal
白菜 14kcal
キャベツ 23kcal
大根 18kcal
ほうれん草 20kcal
人参 39kcal
オクラの糖質はどれくらい?
糖質(100g)
オクラ 1.6g
レタス 1.7g
カブ 3,1g
白菜 1,9g
キャベツ 2,9g
大根 2,4g
ほうれん草 0.3g
人参 6,3g
他の「ネバネバ野菜」と比べると?
オクラ 1.6g 30kcal
モロヘイヤ 0.4g 38kcal
ツルムラサキ 0.4g 13kcal
山芋 12.9g 65kcal
むくみ改善「カリウム」
オクラに含まれる「カリウム」
このカリウムには、体内の水分調節をする役割があります。
「塩分」は摂取し過ぎると、体内のミネラル濃度が高くなり、
それを中和しようと水分が補給されることで
塩分や水分が溜まり浮腫んでしまいます。
カリウムの「利尿作用」で、尿と一緒に余分な「塩分や水分」を排出してくれ
むくみを改善してくれます。
アンチエイジング効果「βカロテン」
オクラの「β-カロテン」100g中(670μg)
抗酸化作用のあるβカロテンには「老化の原因」と言われる「活性酸化」
その酸化を防ぐ効果があり「しみ・シワ」の予防など肌の老化を抑える
この「βカロテン」は体内に必要な分だけ「ビタミンA」に変わる特徴があり
「視覚機能・皮膚・粘膜」を正常に保ち、肌・髪の乾燥を防ぐことができます。
この2つの成分が合わさる事で「アンチエイジング効果」が期待できます。
腸内環境を整える「ペクチン」
食物繊維の一種「ペクチン」
ペクチンには整腸作用があり、便秘を解消効果があります。
オクラの食物繊維量は100g 約5g
食物繊維が多いイメージのバナナよりもやや多い量
また「不溶性食物繊維と水溶性食物繊維」のバランスが良いのが特徴
また、体内の「老廃物・毒素」を排出する作用もあり、腸内環境を整えることができます。
さらに「ペクチン」には、水分を含むと膨らむ性質があり
お腹の中で膨らみ、少量で満腹感を感じる事で食べ過ぎ防止効果もあります。
貧血予防「葉酸」
「オクラの葉酸含有量 110μg」
1日の推奨量が240μgとされているので
50g食べると、半量以上の葉酸を摂取する事ができる万能食材
葉酸には「ビタミンB12」とともに赤血球の生産を助けるビタミン
貧血予防効果があり、貧血気味・妊娠中の女性には積極的に摂りたい栄養素
さらに「たんぱく質の生合成」を促進し
細胞の生産や再生を助ける「発育ビタミン」ともいわれています。
骨粗鬆症予防「ビタミンK」
「ビタミンK」骨粗しょう症を予防効果
加齢やダイエット、女性ホルモンの低下などで減少してしまう
骨密度をサポートしてくれる働きがあります。
効果を高める食べ方とは?
「生」のまま「細かく刻み」少量の水を加えよく「かき混ぜる」
オクラの水溶性食物繊維「ムチン・ペクチン」
細かく刻む事で、ネバネバパワーが高まります。
また、ムチンは糖タンパク質なので熱に弱く、
破壊されてしまうので「加熱」しすぎに注意しましょう。
効果を高める食べ合わせ「食材」とは
納豆 大豆タンパクの力でトレーニング効果をアップ
長芋 食物繊維も豊富で腸内環境を整える
豚肉 ビタミンB1で糖質代謝を高める
POINT
オクラは劣化が早いので、購入し冷蔵庫で3日くらいで食べきるようにしましょう。
食べいれない場合は「冷凍」するのがおすすめです。
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