みりんは太りやすい調味料?実は「太りにくい」甘みでもあるその理由とは??気になるカロリーや糖質量とは?

和食の定番調味料でる「みりん」

ヘルシーなイメージの和食ですが

糖質制限の食事法が注目され「みりんは糖質が高いから太る」??

では実際はどうなのでしょうか?

実はみりんには「太りにくい調味料」といえる事もあるんです!

今日は「みりん」の気になるカロリーや糖質と

「太リにくい調味料」と言われる理由について紹介したいと思います。

みりんの基本とは?

「みりん」は砂糖ではなく、お米からできた糖分が主体の調味料

みりんは、大き分けて3つの種類があります。

本みりん

 

もち米米麹」が原料で造られる「お酒」

アルコール度数14%前後

(塩分不使用)

みりん風調味料

 

みりんに似せた調味料
ぶどう糖・水あめ」などの糖類に

「うまみ成分・酸味料・香料」をブレンドして造ります。

アルコールは1%未満

発酵調味料(みりんタイプ)

 

発酵で造られたアルコール」をベースに糖類などを加えたもの

アルコール度数14%前後

そのままでは飲めないように「」を加え加塩発酵液を調合

塩分が強いため、料理に使う際には注意が必要です。

塩分使用)

*発酵調味料や料理酒は、を加える事で、飲めなければお酒と判断されないので

酒税法の範疇には入らず、どこでも販売することができます。

(この塩を加えることを「不可飲処置」といいます)

みりんのカロリーはどれくらい?

カロリー(100g)

 

本みりん            241kcal 

小さじ1     14.5kcal

大さじ1       45.8kcal

 

みりん風調味料    226kcal

 小さじ1         13.6kcal

 大さじ1              43kcal

砂糖                     384kcal

小さじ1              11.5kcal

大さじ1              34.6kcal

みりんの糖質はどれくらい?

糖質(100g)

 

本みりん      43.2g

小さじ1       2.6g

大さじ1       8.2g

 

みりん風調味料   55.7g

小さじ1       3.3g

大さじ       10.6g

 

砂糖        99.2g

小さじ1       13.0g

大さじ1       19.0g

砂糖に比べると糖質量は、低めではありますが

煮物など調理の時には、醤油など他の調味量も加える事で糖質は高くなっていくので

使用する時は量を調節するようにしましょう

実はみりんは「太りにくい」調味料の理由とは?

みりんのGI値「15」 実は低GI値の調味料

太りにくい」と言われる理由 それは「血糖値」を上げにくい調味料なんです。

調味料GI値(100g)

 

本みりん:15
みりん風調味料:16
砂糖:109

GI値>(グリセリック・インデックス)

 

食べたときの「血糖値」の上昇しやすさの数値

血糖値が上がると「インスリン」が分泌され、その数が多いほど「脂肪」が蓄積され

低い食材ほど血糖値が上がりにくい

 

GI値

70以上の食品を高GI

56~69を中GI

55以下は低GI

 

最近では、食材のカロリーではなく「GI値」を気をつけることが

肥満予防に効果的と言われています。

高カロリーよりも太る原因とは?

太る原因=血糖値の上昇」

この血糖値の上昇は、食事を摂ると必ず起こってしまいますが

血糖値の上昇を「緩やかにする・安定させる」事は自分で気をつける事ででき

運動や食事制限よりも、簡単で無理なくできるダイエット法ともいえます。

それには「血糖値が上昇する仕組み」を理解する事が大切

料理には砂糖より「みりん」がおすすめな理由は?

みりんは、砂糖に比べてやさしい甘みなので

味をまとめたり、様々な効果がある調味料なんです。

ブドウ糖・オリゴ糖

 

さまざまな糖類が含まれる事で、調理した時の「テリ・ツヤ」が

よりきれいな生み出すことができます。

アルコールと糖分

 

「煮崩れを防止する・味がしみこみやすい・消臭効果」

デキストリン

 

デキストリンには「粘着力」があり、のような働きをします。

・蕎麦つゆにみりんを入れることで、つゆが蕎麦に絡む

・鰻・焼き鳥などのタレを塗って焼く時に、タレが落ちにくくなる

みりんを使う時の注意点とは?

 

みりんの糖質は100g 43.2gと半分以上が糖質

煮物などに入れると沸騰で水分とアルコールが抜けるので

加えたみりんのほとんどが糖質になることになります。

そこに、醤油など他の調味料がプラスされ煮込む事で

食材に味が染み込み、旨味が増しますが「塩分糖分」も高くなってしまうので

調味料の量・煮込み時間」に注意しましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です