料理の付け合せとして飾りに使われる事が多いパセリ
日本では「飾り」という認識が高く、あまり食べる習慣はありませんが
実は、パセリには美容と健康に嬉しい効果が沢山含まれているんです。
今日は、パセリが食べたくなる「パセリの魅力」について紹介します。
パセリの基本
料理の付け合せに使われる事が多い「パセリ」
パセリには「生」と「乾燥パセリ」の2種類があり、乾燥パセリは水分がなくなる分
栄養成分がより濃縮されます。
ビタミン・ミネラル・食物繊維など様々な栄養成分が含まれていますが
その中でも「マグネシウム・βカロテン・葉酸・カリウム」が豊富に含まれています。
パセリのカロリーはどれくらい?
パセリ(100g)
生パセリ 44kcal 糖質 2.8g
1枝 2kcal 0.41g
乾燥パセリ 341kcal 39.1g
小さじ1 7kcal 1,03g
パセリ栄養成分 葉/生 / 乾
水分 84.7 g / 5.0 g
たんぱく質 3.7 g / 28.7 g
脂質 0.7 g / 2.2 g
炭水化物 8.2 g / 51.6 g
灰分 2.7 g / 12.5 g
ナトリウム 9 mg / 880 mg
カリウム 1000 mg / 3600 mg
カルシウム 290 mg / 1300 mg
マグネシウム42 mg / 380 mg
リン 61 mg / 460 mg
鉄 7.5 mg / 17.5 mg
亜鉛 1.0 mg / 3.6 mg
銅 0.16 mg / 0.97 mg
マンガン 1.05 mg / 6.63 mg
ヨウ素- 7 μg / 22 μg
セレン 3 μg / 7 μg
クロム 4 μg / 38 μg
モリブデン 39 μg / 110 μg
β-カロテン 7400 μg / 28000 μg
α-トコフェロール 3.3 mg / 7.2 mg
ビタミンK 850 μg / 1300 μg
ビタミンB1 0,12 mg / 0.89 mg
ビタミンB2 0.24 mg / 2.02 mg
ナイアシン 1.2 mg / 11.7 mg
ビタミンB6 0.27 mg / 1.47 mg
葉酸 220 μg / 1400 μg
パントテン酸 0.48 mg / 1.68 mg
ビオチン 4.1 μg / 23.5 μg
ビタミンC 120 mg / 820 mg
食物繊維総量 6.8 g / – g
食塩相当量 0 g / 2.2 g
生パセリと乾燥パセリは、水分を飛ばす事で栄養価が濃縮され
生パセリに比べ栄養含有量が多いものがあります。
しかし、生パセリには酵素や食物繊維などが豊富に含まれています。
血液サラサラ・体内リセット「マグネシウム」
パセリ(100g)含有量 42mg
マグネシウムには「血液サラサラ」にし、
摂った「糖質・脂質」の代謝を高める働きがあり
脂肪の蓄積を防ぐ効果があります。
さらに、カリウムと共に排便を促進する作用があり便秘改善効果があり
腸内環境を整える事もできます。
アンチエイジング効果「βカロテン&ビタミンE」
βカロテン含有量(100g) パセリ7400μg・バジルの葉・6300μg・ニンジン・8200μg ほうれん草・4200μg
抗酸化作用のあるβカロテンには「老化の原因」と言われる「活性酸化」
その酸化を防ぐ効果があり「しみ・シワ」の予防など肌の老化を抑える
この「βカロテン」は体内に必要な分だけ「ビタミンA」に変わる特徴があり
「視覚機能・皮膚・粘膜」を正常に保ち、肌・髪の乾燥を防ぐことができます。
さらに、老化した部分を若返らせる働きのことで本来の働きを取り戻せ
「美肌・美白」を保つ効果が期待できます。
この2つの成分が合わさる事で「アンチエイジング効果」が期待できます。
むくみ改善「カリウム」
パセリに含まれる「カリウム」
このカリウムには、体内の水分調節をする役割があります。
「塩分」は摂取し過ぎると、体内のミネラル濃度が高くなり、
それを中和しようと水分が補給されることで
塩分や水分が溜まり「浮腫み」んでしまいます。
カリウムの「利尿作用」で、尿と一緒に余分な「塩分や水分」を排出してくれ
むくみを改善してくれます。
貧血予防「葉酸」
「パセリの葉酸含有量(100g) 生220 μg /乾燥 1400 μg」
1日の推奨量が240μgとされています
葉酸には「ビタミンB12」とともに赤血球の生産を助けるビタミン
貧血予防効果があり、貧血気味・妊娠中の女性には積極的に摂りたい栄養素
さらに「たんぱく質の生合成」を促進し
細胞の生産や再生を助ける「発育ビタミン」ともいわれています。
効果を高める食べ方とは??
油と組み合わせる
バジルに含まれる「カロテン」は油と組み合わせる事で
吸収率が高まるので「カルパッチョ・マリネ」などに
オリーブオイルをかけて一緒に食べるのがおすすめ
さらに、生野菜に「酵素」生魚には「DHA・EPA」
が豊富に含まれているので、さらに効果を高める事ができます。
炒める
「βカロテン」は、油と一緒に摂ると吸収率が高まります。
強火で短時間で炒めるのがおすすめ
たんぱく質と一緒に食べる
たんぱく質と一緒に摂る事で「βカロテン・カルシウム」の吸収率が高まり
さらに「βカロテン・ビタミンC」で動脈硬化など病気の予防効果も期待できます。
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