「黒糖はカラダに良い砂糖」というイメージはありませんか?
では、一体何がカラダに良いのか知っていますか?
今日はダイエット中におすすめしたい糖質「黒糖」のカロリーや栄養効果についてと
白砂糖との違いを紹介したいと思います。
黒糖に基本
サトウキビが主原料である「黒糖」
日本では沖縄や奄美諸島を中心に生産され、サトウキビを切断して粉砕し圧搾機にかけ
さらに「ろ過」したあとの液を濃縮し作ります。
黒砂糖には「ビオチン・ビタミンB6・カリウム・カルシウム・鉄・銅・クロム・モリブデン」
など栄養成分が豊富に含まれる
「黒糖と黒砂糖」の違いは??
黒砂糖⇒粉末状
黒糖⇒固形ブロック状
*実は黒砂糖と黒糖は形状が違いますガ、同じものなのなんです。
黒糖の種類とは?
黒糖(純黒糖)
サトウキビの絞り汁を加熱し、水分を蒸発させて濃縮したものを冷やして固めたもの。
その製造過程で「白糖・はちみつ・水」などを一切混ぜないで
サトウキビのみを使用する事で「雑味の無い自然の甘み・風味」を堪能する事ができます。
加工黒糖
黒糖に「ショ糖・廃糖蜜(はいとうみつ)」などを加えて成分を調整もの
粗糖(ザラメ)に糖蜜を混ぜる場合もあります。
「黒糖と白砂糖」との違いはなに??
白砂糖と黒砂糖の最も大きな違いは、不純物の有無という点
白砂糖⇒不純物を除去し加工されたもの
不純物というと良くない印象がありますが、体に悪いものという訳ではなく「糖蜜」と呼ばれる成分
砂糖を遠心分離機にかけ糖蜜を飛ばし、さらに精製することで白砂糖を作ります。
この糖蜜が黒砂糖の旨味成分
独特の「甘み・コク・風味」が濃密で濃厚な黒糖の味わいの元なんです。
黒糖のカロリーや糖質はどれくらい?
栄養成分(100g)
カロリー 356kcal
タンパク質 1,7g
糖質 89.7g
食物繊維 0.1g
糖の吸収を防ぐ「フェニルグルコシド」
黒い部分に含まれる「フェニルグルコシド」という成分には
糖の吸収を抑制する働きがあります。
白砂糖に比べ黒糖(黒砂糖)は血糖値の上昇が緩やかで
腹もちがよいので自然と食事量が減り、ダイエット効果も期待出来ます。
脂質の代謝を促進「ビオチン」
ビタミンB群とよばれる8種類のビタミンのひとつ
血糖値を下げる効果や脂質の代謝サポートする働きがあります。
さらに「コラーゲンの生成・免疫機能向上・アレルギー症状の緩和」などの効果も期待出来る
ダイエット中だけでなく、カラダを内側から整えてくれる栄養成分が豊富に含まれているんです。
たんぱく質の吸収率を高める「ビタミンB6」
ビタミンB6は食べた「たんぱく質」からエネルギーを作る働きがあり
「筋肉・血液」などがつくられたりする時にサポートしてくれる大切な成分
このため、たんぱく質を多くとる人ほどたくさん必要になるので
「糖質制限中」やダイエットなどの人に積極的に摂りたい食材
さらに、皮膚の粘膜を健康に保つ効果もあります。
脂肪の吸収を抑える「カルシウム」
黒糖 カルシウムは100g中 240mg
牛乳1本(200cc)中の量に匹敵する量ガ含まれているんです。
骨の材料となり、強くするパワーがある「カルシウム」ですが
実は「脂肪を蓄積するホルモンの分泌を抑える働き」もあるんです。
カルシウムを摂取する事で、脂肪の蓄積を抑え、ダイエット効果も期待できます。
疲労回復「ブドウ糖」
黒糖(黒砂糖)の糖分はブドウ糖として体内に吸収され、エネルギーになります。
白砂糖よりもブドウ糖に限りなく近い構造をしており、
数分で体内に吸収されるため、ちょっと疲れたときに摂取すると効果的です。
そして古くは甘味料としてではなく、その栄養の高さから病気の治療薬に利用されていました。
血液サラサラ・体内リセット「マグネシウム」
マグネシウムには「血液サラサラ」にし、
摂った「糖質・脂質」の代謝を高める働きがあり
脂肪の蓄積を防ぐ効果があります。
さらに、カリウムと共に排便を促進する作用があり便秘改善効果があり
腸内環境を整える事もできます。
新陳代謝を上げる「亜鉛」
亜鉛には「新陳代謝・エネルギー代謝・免疫反応」など
体内のさまざまな働きをサポートする働きがあります。
さらに普段当たり前に感じる「味覚」
舌にある「味蕾(みらい)」という受容器官で私たちは味を感じることができます。
亜鉛はこの味蕾の中の味細胞を支える、大切な栄養素でもあるんです。
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