秋の代表野菜「さつまいも」
ホクホクとして、甘みの強くスイーツにも使用されるだけでなく
ダイエット中のご飯の代わりに「さつまいもダイエット」を実践する人も
では、本当にさつまいもはダイエット中に食べてOKなのでしょうか?
今日は、さつまいもの気になるカロリーや糖質と
栄養効果や「太りにくい糖質」と言われる理由について紹介します。
さつまいもの栄養効果とは??
血糖値の上昇を緩やかにする(レジスタントスターチ)
腸内環境を整える(食物繊維)
新陳代謝を高める(ビタミンB1)
老廃物を排出(ヤラピン)
むくみ改善効果(カリウム)
美肌効果(ビタミンC)
アンチエイジング効果(ビタミンE)
他のイモ類のカロリーと糖質と比べると?
(100g) カロリー 糖質
さつまいも 132kcal 29.7g
かぼちゃ 93kcal 17.1g
くり 165kcal 32,5g
じゃがいも 76kcal 16.9g
他のイモ類のカロリーや糖質と比べると、かぼちゃ・じゃがいもに比べると高めですが
ご飯の代用として食べると考えると「低カロリー・低糖質」とも言えるんです。
ご飯100g 170kcal 35.5g 茶碗1杯 320kcal 67g
さつまいもが「太りにくい糖質」と言われる理由とは?
さつまいもGI値 55 低GI値の糖質
インスリンの上昇を抑えるレジスタントスターチと言われる難消化性でんぷんが豊富に含まれている
GI値って何??
太る原因のひとつである「血糖値の上昇」
この血糖値の上昇が早める食材ほど「太りやすい」といわれ
この血糖値の上昇を数値化したものがGI値になります。
数値が低ければ、食べても血糖値の上昇は緩やかになり
「脂肪として蓄積されにくい」んです。
白米のGI値は81 食パンのGI値は91
つまり、さつまいもは白米や食パンよりもブドウ糖の吸収がおだやかなので
血糖値の上昇が緩やかになり、脂肪を溜め込みを防ぐ事ができます。
さらに、食物繊維を多く含んでいるので「便秘改善」など
腸内環境を整える効果あるので、ダイエット中に摂りたい糖質といえるんです。
内環境を整える「食物繊維」
食物繊維には「水溶性と不溶性」の2種類があり
「2:1」というバランスよく摂取することが大切
<水溶性食物繊維>
腸へ移動し余分な脂質の吸収を抑える
栄養素の吸収を緩やかにし「食後の血糖値の上昇を抑える」効果
<不溶性食物繊維>
腸に移動し、水分を吸収しながら膨み
便を柔らかくしカサを増やし「便秘改善」効果
さらに、さつまいもに含まれている水溶性食物繊維「イヌリン」は
腸の中で水分の吸収しゲル状になり「コレステロール」の吸収を抑えて
「糖尿病・生活習慣病」の予防効果があります。
むくみ改善「カリウム」
さつまいもに含まれる「カリウム」は白米の18倍!
このカリウムには、体内の水分調節をする役割があります。
「塩分」は摂取し過ぎると、体内のミネラル濃度が高くなり、
それを中和しようと水分が補給されることで
塩分や水分が溜まり,浮腫んでしまいます。
カリウムの「利尿作用」で、尿と一緒に余分な「塩分や水分」を排出してくれ
むくみを改善してくれます。
エネルギー代謝を上げる「ビタミンB群」
さつまいもには「ビタミンB2・ビタミンB6」などのビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は「糖質・脂質・タンパク質」のエネルギー代謝をサポートする働きがあり
代謝が活発になる事で、食べたものをエネルギーとして消費しやすくなり
「脂肪」を溜め込みにくくし「太りにくく 痩せやすいカラダ」になることができます。
アンチエイジング効果「ビタミンE」
抗酸化作用で、老化の原因である活性酸素を除去し
「血管・皮膚・細胞」の老化を予防効果
さらに、老化した部分を若返らせる働きのことで本来の働きを取り戻せ
「美肌・美白」を保つ事ができ「アンチエイジング効果」が期待できます。
美肌効果「ビタミンC」
りんごの5倍も含まれている「ビタミンC」
ビタミンCの抗酸化作用は「老化予防・コラーゲンの合成を助ける」働きもあり
「シワ・たるみを防ぐ効果」や「メラニン色素の沈着を防ぐ・ストレス緩和作用」も期待できます。
さらに、肌をつくる「コラーゲン・ヒアルロン酸」の生成をサポートし
「肌のハリや潤いを保つ」働きや、肌を黒くする「メラニン色素の生成も抑える」
働きがあり、肌を白く保つ効果も期待できます。
さつまいもの効果を最大限高める食べ方とは??
シンプルな「ふかし芋」
ゆっくり水分を飛ばしながら加熱してつくる焼き芋よりも
含まれている糖の吸収を緩やかにしてくれる働きがあります
さらに、水分がより多く残っているため、腹持ちもよく食べすぎ防止効果にも繋がります。
さつまいもの「食べるタイミングと量」はどれくらい?
朝食or昼食
1食の量 約150g(1/2本分)
POINTO
「皮ごと食べる」
腸内環境を整えてくれる成分ヤラピンは皮付近に多く含まれています。
さらに、皮ごとふかす事でさつまいもの栄養を
より多く摂取する事ができるのでおすすめです。
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