日本食の定番調味料「味噌」
味噌には「米味噌・麦味噌・豆味噌・赤味噌・白味噌」など、様々な種類がありますが
関東ではあまり馴染みの少nai「白味噌」
今日は白味噌のカロリーや栄養効果など魅力について紹介したいと思います。
味噌の栄養成分は凄い!
味噌には「脂質・炭水化物・たんぱく質・ビタミンB6・B12・C・D」
「鉄・カルシウム・マグネシウム」が含まれています。
さらに、白味噌にはGABAや乳酸菌が特に豊富に含まれています。
白味噌の基本
見た目の色が「淡いクリーム色」をした「白味噌」
大豆に対する塩分量を少なく麹歩合を多くすることで作られる、甘い味わいのお味噌
また、製造時に大豆の浸水時間を短くして蒸さずに煮ることで
褐色に変化するメイラード反応を抑える製法により、見た目の色が白くなると特徴があります。
白味噌の原材料とは?
白味噌は米麹を使って作られる米味噌の1つ
米麹の他には、他のお味噌と一緒で「大豆と米麹・塩」
他の種類のお味噌と違うのは、白味噌の場合大豆に対する塩分量は5~7%程度と少なく
麹歩合は15~30と多めになっています。
塩分を抑えて麹を多くすることで甘口に仕上がります。
白味噌のカロリーはどれくらい?
白味噌のカロリー 100g 217Kcal
リラックス効果「GABA」
赤味噌に比べて、白味噌には麹量が2倍含まれているので
「GABA」の量もグンと高くなります。
この天然のアミノ酸GABAには、脳の興奮を抑える神経伝達物質
「イライラ・ストレス」の軽減やリラックス効果や、良質な安眠作用が期待できます。
さらに、脳の興奮状態によって起こる過食を抑えることもできます。
POINT
GABAは100℃で熱しても分解・変質しないので
白味噌の味噌汁はストレスなどで疲れた時におすすめ
腸内環境を整える「乳酸菌」
白味噌は製造する過程で乳酸菌が増殖します
乳酸菌は体内に存在する「善玉菌」が、お腹の調子を整える働きをします。
「ヨーグルト・チーズ」などの動物性乳酸菌
「味噌・納豆」などは植物性乳酸菌
植物性乳酸菌は動物性より整腸作用が高く、アレルギー反応を抑える働きがあります。
また「スプーン1杯の白味噌=ヨーグルト100g」と同じ分量の乳酸菌が含まれ
同じ発酵食品の中でも植物性乳酸菌を多く含んでいるのが白味噌の魅力の1つ
腸内環境が整う事で、血流の流れが良くなります。
血流の流れが改善されると、代謝が高まり「脂肪燃焼効果」も期待できます。
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