皆さんは「スキニーファット」という言葉を聞いたことがありますか?
スキニー(skinny)=『痩せている』/ ファット(fat)=『太っている』
という相反する単語を組み合わせた言葉。その意味は「見た目は細いけど体脂肪率が高い人」
今、若い女性の間で増えている「スキニーファット」見た目からは判断しにくく、自分は大丈夫!と気ずかない人も多いんです。
しかしこのスキニーファットは「冷え症・むくみ・」などの、体の不調を引き起こす原因になっている可能性が・・・
今日はこのスキニーファット」について詳しく解説していきたいと思います。
「スキニーファット」とは?
スキニー(skinny=やせている)」と「ファット(fat=太っている)」
相反する単語を組み合わせた「スキニーファット」
「見た目はスリムなのに、脂肪が多い人」という意味なんです。
見た目はすらっとしていて、体重も標準以下。一見ダイエットとは無縁と思えるスタイル
肥満度を表す指標のBMI(体重kg÷身長mの2乗)が18.5~25未満 やせ型~普通
この範囲内にも関わらず、筋肉量が少なく脂肪が多い人のことを指しています。※出典:日本肥満学会の判定基準
「スキニーファット」になるいちばん大きな理由は、筋肉量の低下です。
筋肉というと、よく体を動かす人に必要と思いがちですが、実は動くパワーになるだけでなく代謝をつかさどる大切な臓器でもあるんです。
一度は耳にした事のあることが「基礎代謝」と呼ばれる、1日のなかで何もしなくても消費するエネルギーの大きな割合を筋肉が占めているので、
ダイエットなどで食事の量を減らしてしまうと、一番に筋肉が落ちると同時に基礎代謝も落ちてしまうんです。
その結果、脂肪が増えて太りやすく痩せにくい体になってしまうのです。
食事で摂取した糖質の8~9割は筋肉に蓄えられるのですが、筋肉量が少ないと糖質は消費することができず肝臓で脂肪に変換されやすくなり
摂取カロリーを減らす事で、一時的に体重が減り見た目もスリムになりダイエット成功!と思いますが実は「脂肪」を増やす状態を食事から十自分で作ってしまっています。
実はスキニーファットになっている!?カラダは栄養不足状態になっている・・・
やせ型なのに「二の腕が簡単につまめる・下腹が出てきた、・尻が垂れてきた」という人は要注意!
一見スリムに見えても、お腹のなかは内臓脂肪が多いという状態になっている可能性が高く、糖尿病・心疾患などメタボリックシンドロームのリスクが高くなってし
まいます。
さらに、タンパク質は「筋肉・骨・臓器・血液・皮膚・髪の毛・爪・ホルモン・酵素」などの原料となる大切な栄養素
たんぱく質は基本的に体内に貯めておくことができないため、3食の食事で摂る必要があります。
たんぱく質不足は、細胞の入れ替わりである新陳代謝の低下も起こるので、糖化が進んで肌の透明感が失われたり「髪・爪」の乾燥などの不調だけでなく
免疫力が低下して感染症にかかるリスクが高まってしまうので要注意なんです。
「スキニーファット」になると起こるカラダの不調とは?
筋肉が低下
代謝が下がる=痩せにくく太りやすい
メタボリックシンドローム予備軍
糖尿病・心疾患の病気につながるになりやすい
免疫力の低下
感染症のリスクが高まる
たんぱく質不足
「浮腫み・肌荒れ・抜け毛・爪が折れる」など栄養不足状態
今日から実践!「スキニーファット」を改善するには?
スキニーファット対策には「筋肉をつけること」がポイント!
筋肉をつけるために一番に大切な事は「運動・たんぱく質を補うこと」
最近の研究で、運動習慣の有無に関わらず、たんぱく質を摂取することで筋肉量が相関関係的に増えていくことが明らかになっていうそうです。
POINT
①自分に必要なたんぱく質量を摂る
②食材のタンパク質量を知る
③3食でこまめに摂る
まず食材のタンパク質量と自分に必要なタンパク質量を知っておく事が大切になります。
摂っているようでタンパク質が足りなかったり、1度の食事で摂り過ぎていても体に溜めておく事ができないので
とくに女性は、朝食はもちろん、ほとんどの場合昼食でもたんぱく質をプラスでとる必要があります。
1回の食事で必要なたんぱく質摂取量 “体重×0.4g”
(例) 体重50kgの女性場合20g以上のが理想
朝食ならゆで卵1個(60gの場合/たんぱく質7.7g)・牛乳コップ1杯(200cc/たんぱく質6.8g)・食パン6枚切り1枚(60g/たんぱく質5.6g)
ロースハム1枚(10g/たんぱく質1.7g)
◎おすすめはヨーグルト
たんぱく質を摂取するためにおすすめなのがヨーグルトなどの乳製品です。
乳たんぱくには、たんぱく質の中でも筋肉を作る『ロイシン』というアミノ酸が多く含まれています。
さらに食品からしか摂る事ができない9種類のアミノ酸「必須アミノ酸」がバランスよく含まれています。
食べ方次第で効果が半減!?その理由とは?
必要な栄養素ですが、1度に沢山食べたから大丈夫!という訳ではないんです。
栄養素の中でもたんぱく質は必要な分だけ使われ、基本的に余った分は尿として排出されてしまうます。
筋トレをおこなってる人も注意が必要で、一気に増やそうと食事は「サラダチキンのみ」の場合余ったたんぱく質は糖質や脂肪に変換され
肥満の原因になることもあるので偏った食事には気をつけるようにしましょう。
さらに、タンパク質の多いお肉の摂り過ぎは悪玉菌を増やす元ともなるので腸内環境が悪化してしまい、便秘や代謝が下がる可能性もあるので注意が必要!
たんぱく質は朝、昼、晩の3食で均等に摂取するのが理想的です。
また間食にたんぱく質の多いものを食べるのもおすすめ
POINTO たんぱく質はちょこちょこ食べる!
昼過ぎから夕方までの時間は血糖値が下がり空腹感を感じやすいので、昼食や間食にたんぱく質の多い食べものを食べる事で満腹感が持続することができおすすめです。
特におすすめなのが「ヨーグルト」
ヨーグルトはタンパク質が豊富なだけでなく、善玉菌を増やす乳酸菌も含まれているので腸内環境を整える事効果もあるので
太りにくく痩せやすい体質になることができます。食生活を変えるだけで2~3か月後には体の中からリセットでき変化を感じる事ができると思います。
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