質の良い「脂質」オメガ3を摂取する事で綺麗になれる

ホルモンや細胞膜の材料 脂質

脂質は摂ると脂肪になって太ってしまう」と控えた方が良いイメージがありませんか?

脂質は、少量でも満足感もあり血糖値が上がりにくく、ホルモンの原料にもなり、女性は特に摂取してほしい栄養素

エネルギーとして消費されるのは主に中性脂肪(トリアシルグリセロール)

水に溶けない中性脂肪は、食べた後小腸から吸収された後、水に溶けるタンパク質と結合し体の中に運ばれ

・ホルモンや細胞膜核膜を構成

・皮下脂肪として臓器を保護

・体を寒冷から守る脂溶性ビタミン(ビタミンA,D,E,K)の吸収を促進

 

「質」にこだわった脂質の選び方と効能

厚生労働省では「1日の総エネルギーの約20~25%」を脂質から摂る事を推進

年齢性別のよってその人の必要エネルギーは異なりますが、例えば1日1800kcal必要な人は脂質を450kcalとなります。

不飽和脂肪酸 

  

 植物油や魚油に多く含まれ血液中の中性脂肪やコレステロールを低下させる

 

体に良いといわれる成分が沢山入っていて「血中のコレステロールを調整する働き」があります。

(オリーブオイル・亜麻仁油・ココナッツ油・エゴマ油などの植物性油や青魚)

飽和脂肪酸  

  

 動物性脂肪に多く含まれ血液中の中性脂肪やコレステロールを増加させる

オメガ3

肌や髪を美しく保ち血行を良くする効果が期待できます。(摂取量は1日1,6~2,4g とされています)

 

脂質の量を調節するだけでなく「野菜やキノコ、海藻類」などのコレステロールの吸収を抑える効果がある食物繊維を多く含む食材と

バランスよく食べる事が大切になります。

(亜麻仁油やクルミ、サンマ、サバなどの青魚)

人に欠かせない脂肪酸 必須脂肪酸

必須脂肪酸には細胞膜やホルモンをつくる原料にもなり、体のほとんどの機能に関係している基本的な栄養素になります。欠乏すれば体調に変化がでてきます。頭痛,疲労,むくみ,炎症が悪化,知覚,味覚障害などの症状が出る事があります。必須脂肪酸は主にオメガ6 オメガ3に分けられます。摂取量のバランスは4:1とされています。

オメガ6(n-6系)

成分    リノール酸,rリノレン酸、アラキドン酸

1日摂取量 7,0~12g以上

主な食材  コーン油,大豆油などの植物性油

欠乏症   湿疹,ニキビ,乾燥肌

効果    血中コレステロール、血糖値の低下、動脈硬化予防、血圧調整

 

オメガ3(n-3系)

成分     aリノレン酸,エイコサペンタエン酸(EPA),ドコサヘキサエン酸(DPA)

1日の摂取量 2,0g~2,9g以上

主な食材  青魚,鮭,マグロなど魚類

欠乏症   湿疹,ニキビ,乾燥肌

効果    高血圧、ガン、高脂血症など予防、中性脂肪低下

脂質の摂りすぎやに注意

糖質制限中「たんぱく質中心の食事」で見落としがちなのが「を摂り過ぎてしまう

血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを増加させ「肥満動脈硬化」などの原因になり

内臓脂肪となって蓄積され、血管の収縮やインスリン機能の低下を引き起こして高血圧や高血糖に繋がります

こうした生活習慣がそのまま悪化していくと、脳卒中といった病気の発症を招くことも・・・

女性に急増傾向にある 脂質不足が深刻問題になっている

昔から脂質は摂り過ぎないように意識してる方はおおいのですが、

近年ダイエット中の人や健康意識の高い人からは何かと嫌がられがちな油脂ですが、

油脂は、体を美しく保つ為に大切な栄養素

脂質には脳への情報伝達、ホルモンや生理機能を調節する体内物質をつくる為にも欠かせません。

体温調節やは肌や髪などの潤いの維持にも必要不可欠です。

ダイエット中でヘルシーを意識しすぎて極端に不足してしまうと

「便秘、肌荒れ、月経不順」になりメリハリのないボディラインになってしまいます。脂質は敵!ではなく女性らしい美しくなれる栄養素なんです!

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