ダイエット=「食事制限や運動」
もし寝るだけで痩せられたら嬉しくありませんか??
実は私たちの体の中には、眠っている間に「痩せやすくなるホルモン」があるんです。
今日はその睡眠ダイエットの仕組みと成功する方法を紹介します。
睡眠ダイエットの基本
睡眠中もカロリーは消費している
「睡眠」=「体を休め、記憶の整理をし1日のリセットする」
睡眠の質よって心も体も左右されてしまいます。
実はカロリーも同じなんです。
十分な睡眠を取ると300kcalを消費するんです。
これは、ランニング約40分間で消費するカロリーと同じ計算になります。
睡眠不足は太りやすい体をつくる
睡眠不足は「体力が減る」だけでなくホルモンバランスが崩れ「太りやすく 痩せにくい体」になってしまいます。
このホルモンを効率よく分泌する事が、この「睡眠ダイエット」の鍵になります。
睡眠は寝始めて90分が重要!
寝ている間に痩せると話しましたが長時間寝れば、良い訳ではありません。
大切なのは睡眠の「質」を高めること。
ノンレム睡眠時は脳も眠っている状態で「寝始めて90分以内に1番深い眠り」になり
成長ホルモンが分泌され筋肉量が増え「脂肪燃焼効果」が上がります。
体脂肪を減らすには7~8時間の睡眠が必要
体脂肪を減らす為にできる事は何だと思いますか?食事制限?筋トレ?
それは「7~8時間の睡眠を取る事」
アメリカの大学の研究で7~8時間睡眠時間をとってる人のほうが、寝ていない人に比べ、体脂肪の減りが大きいというデータが発表されました。
筋肉量を保ったまま、体脂肪を効果的に燃やすには睡眠が重要なポイント
寝ている間の「ホルモンの分泌」が数字として実証されている事になります。
夜のお風呂の温度と時間に注意
「寝る直前に温度を高く設定」して入っていませんか??
≪ベストタイミング≫
・寝る1時間半前まで
・40℃のお風呂に10分~15分間浸かりましょう。
・体は鎖骨まで浸かってください。
体は「熱が冷めていく時に眠気を感じ準備」を始めます
お風呂に入る事で「手足」などの血管が広がり、全身の血流が良くなり体の内側「深部温度」が上がります。
人は体温は上がると、手足など末端から放熱し、体温を下がる性質があります。
そのため寝る時間には「クールダウン」ができ心地よい眠気が起こり、良質な眠りが出来るんです。
大さじ1杯のハチミツ
寝る1時間前に、1杯の白湯に「大さじ1杯のハチミツ」を溶かして飲む事
成長ホルモンが「脂肪を燃焼」するために必要なエネルギー(糖質)を運ぶ事ができ
成長ホルモンのが大量に分泌され効果アップになります。
*「レム睡眠とノンレム睡眠」を繰り返し、睡眠は成り立っています
・レム睡眠⇒ 体を休める為の浅い眠り
・ノンレム睡眠⇒ 脳を休める為の深い眠り
5つの痩せホルモンの効果
①脂肪燃焼効果を増やす「成長ホルモン」
「レム睡眠とノンレム睡眠」この2つの睡眠が、就寝中に交互に繰り返される
このノンレム睡眠中に「成長ホルモン」は大量に分泌されます。
成長ホルモンは幼少期から体の成長するために必要なホルモンですが
大人になっても日々「体内の細胞の修復や合成、代謝を促進」したり必要不可欠なホルモンなんです。
成長ホルモンは「脂肪を燃焼する事」で作られているんです。
つまり、成長ホルモンが増えると「脂肪燃焼」量も増えることになります。
「寝ている間に脂肪が減る」そのためには良質な睡眠が必要なんです。
②パフォーマンス力を上げる「コルチゾール」
ストレスを感じると気持ちを安定させる為に分泌される「コルチゾール」
ストレスを強く感じるとコルチゾールは大量に分泌されると「成長ホルモン」の分泌を抑制してしまいます。
このコルチゾールは「朝」沢山分泌されますが「目覚めを良くし1日のパフォーマンス力を上げてくれる」というプラスの働きもしてくれます。
しかしコルチゾールが過剰に分泌されてしまうと、就寝中も錯覚状態が続き深い眠りにつく事ができなくなってしまいます。
日々の過度なストレス・就寝1時間前のパソコンやケータイ電話などは控え、リラックスして就寝の準備を整える事
③食欲を調節する「レプチン・グレリン」
『レプチン』は、体内のエネルギーの摂取量と使用量を調整する役割があります。
レプチンが分泌されると「満腹中枢」が刺激され食欲を抑制する作用があり
グレリンは食欲中枢を刺激し、食欲を増進させてしまいます。
レプチンの分泌を増やしグレリンの分泌を抑えること
④幸せホルモン「セロトニン」
セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれ、心と体の健康の維持する為に必要なホルモン
不足すると「目覚めも悪くなり、ネガティブ思考になってしまったり「内臓の働き・代謝」も下がってしまいます。
眠気を引き起こすホルモン「メラトニン」の元にもなるセロトニンが不足すると不眠の原因に
⑤良質な睡眠ホルモン「メラトニン」
「メラトニン」は「睡眠ホルモン」と呼ばれ体内時計の役割
メラトニンは太陽の光を浴び分泌され体内で「セロトニン」へと変化
夜暗くなると多量に分泌され眠気が起こります。
夜強い光を浴びたり、朝日を浴びないとメラトニンが分泌されなくなってしまうのでで注意しましょう。
さらに効果を上げる為に
「朝ごはん」にメラトニンの材料となる「トリプトファンとビタミンB6 」を含む食材を食べる事も大切になります。
「トリプトファン」⇒ ナチュラルチーズ、納豆、タラコ、バナナ
「ビタミンB6 」⇒ マグロ、カツオ、鮭
睡眠前の注意点
・カフェイン
脳の中には睡眠を促す「アデノシン」があり、神経に働きかけることで眠気を引き起こします。
カフェインにはこの働きを妨害する働きがあるので寝る6~8時間以降は避けましょう
(コーヒー、緑茶、紅茶、チョコレート)
・アルコール
1日の疲れを癒しリラックス効果や血流を良くするイメージで「寝酒」とお酒を飲む方も多いですが、あまりお勧めはしません。
夜お酒を飲むと、アルコールを分解しようと自律神経が優位なってしまい
眠りに付くのが早くても、深い眠りを妨げ「質の悪い睡眠」になってしまいます。
・ブルーライト
夜ブルーライトを浴びると、体内時計の働きが乱れ「メラトニン」の分泌がされなくなってしまいます。
寝る1時間前には見ることを控え寝る準備をしましょう。
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