和食の定番の「鮭」名前が違うだけ??「白鮭・紅鮭・銀鮭」栄養やカロりーの違いを徹底比較してみた!

朝ごはんの定番「鮭」

おにぎりの具やムニエルなど様々な料理があり、年齢問わず愛され続けている魚

世界で鮭の捕獲量が、日本が1/3 を占めているんです。

スーパーで売られている鮭の「白鮭」「銀鮭」「紅鮭」と名前が違に続きましたか?

産地もカロリーも全く違うんです。

今日はこの3つの鮭の違いについ比較し、紹介したいと思います。

鮭の基本

◎≪白鮭・紅鮭・銀鮭≫の違いは??

≪白鮭≫日本産 (100g 133kcal)

白鮭」は、日本の川でとれる最も食べなれている鮭の事。名前の通り身の色ガ少し白っぽく、薄いオレンジ色をしています。

秋に生まれた川に戻ってきた「シロサケ」の事を「秋鮭」とも呼びます。

そして5~7月頃に少し早く戻ってきた鮭を「時知らず」または「時鮭」

産卵によって栄養分が失われていない状態なので秋鮭よりもも乗っていて美味しいと言われています。

日本の鮭はほとんどが加熱して食べますが、白鮭の中でも高級品としてデパートで1尾数万円で扱われる「鮭児」は、

産卵で戻る鮭の中にごく稀に見つかると言われる銀色に光る若鮭で

脂が乗って身が厚く、刺身として食される」まさに「鮭の王様」なんです。

≪紅鮭≫ロシアやアラスカ産 (100g  138 kcal)

紅鮭」は日本の川ではとれず、ロシアやアラスカ産の鮭が多くお店にも出回っています。

紅鮭は、川を遡上する前後のタイミングに体の色が濃いオレンジへと変化する事が名前の由来

白鮭よりも色鮮やかなのが特長

紅鮭の中にはずっと川で過ごす鮭を「ヒメマス」とも呼ばれています。

≪銀鮭≫チリ産 (100g  204kcal)

銀鮭」も日本の川ではとれず、店頭に並んでいるほとんどが「チリ産の養殖

白鮭、紅鮭に比べて脂分が多いのが特徴

最近の食傾向では、白鮭よりも銀鮭の方が食べやすいと人気があります。

鮭 銀鮭

鮭の栄養と効果

 アスタキサンチン

鮭の赤い色素成分が「アスタキサンチン

アスタキサンチンには「ビタミンEの約1000倍、ビタミンCの6000倍の抗酸化力があり

「血管・肌・脳」のサビを落とす効果があります。

紫外線による肌のシミやシワを改善する「美白・美肌効果」もあり女性には特に摂りたい栄養素

「白内障の予防や改善、動脈硬化の予防、認知症予防、心臓病予防」など様々な病気の予防効果

アスタキチンサンは、鮭の部「ハラス」の部分に多く含まれています。

 DHAとEPA

DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)という必須脂肪酸が豊富に含まれています。

血液の状態を正常に保ち「血栓」をできにくくしたり「高脂血症」を予防する効果

動脈硬化心筋梗塞、脳梗塞の予坊効果

体内で作られるホルモン『GLP-1

 

悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす作用

自然に痩せやすい体質になれるダイエットホルモンなんです。

 ビタミン類

ダイエットに有効な「ビタミン」が沢山含まれています。

その中でも注目した4つのビタミン。

 

・ビタミンB1⇒糖質の代謝を促進

ビタミンB2脂質の代謝をサポート

・ビタミンA⇒発育を促し、肌を健康に保つ効果

・ビタミンD⇒骨祖しょう症を予防

 タンパク質

白鮭には100g⇒22,3gも含まれています。

 

アミノスコア100と白身魚の中でトップクラスなんです!

鮭 アスタキサンチン

「白鮭・紅鮭・銀鮭」栄養素の違いはある??

「紅鮭」には「アスタキサンチン」が多く含まれています

ところが、店頭で売られている「紅鮭」のほとんどは養殖

抗生物質などを与えられ海外で養殖された銀鮭の可能性が高く

紅鮭の栄養価は高いのは「天然物」の場合なんです

添加物など使用してない日本の川でとれる白鮭」が安心して食べれる。と近年また人気がでてもきています。

鮭のおすすめの食べ方

鮭はスーパーでは1年中販売していますが、養殖や冷凍したものなどもあります。

「秋から冬」にかけての国産の鮭は「生」のものが販売され、脂の乗りも良く絶品!ぜひ旬の鮭をおすすめします。

鮭の栄養素を最大限式起こす調理法のポイントを紹介します。

ポイント①トマト、レモン、唐辛子と一緒に食べる

 

鮭に含まれるアスタキサンチンはトマト、レモンと食べる事で、抗酸化作用がアップします。

 

ポイント②油と一緒に摂る(オリーブオイル)

鮭に含まれる脂溶性ビタミンは、油と相性が良くムニエルや竜田揚げなどにすると、ビタミンの吸収率があがります。

 

ポイント③皮ごと食べる

皮の下の脂はDHAとEPAが豊富に含まれているので皮ごと食べるのもおすすめです。

 

ポイント④鮭の腹部(ハラス)

鮭の身の中でも腹部(ハラス)の部分にはアスタキサンチンが豊富に含まれています。

 

ポイント⑤鮭を食べ尽くす

(身) 塩焼き、鍋、ムニエル、から揚げ、

(卵) 卵巣膜に包まれた状態⇒筋子

粒状にほぐしたもの⇒いくら

(皮) 身と一緒に調理、または湯引きなどでおつまみに

(頭や中骨)かす汁やアラ汁

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です