秋の味覚「さつまいも」
さつまいもは、野菜の中ではカロリーや糖質が高いイメージ
「白米・パン・パスタ」なごの炭水化物に比べると糖質も低い、健康にも美容にも積極的に摂りたい糖質(炭水化物)です。
今日は「さつまいも」の栄養効果と、さつまいもの効果を1番発揮できる食べ方を紹介します。
さつまいもの基本
さつまいも(100 g/kcal)
生のまま 134kcal
蒸す 131kcal
焼く 163kcal
干す 303kcal
糖質(100g/29.7g)
焼き芋・干し芋の場合、「サツマイモの水分量」の違いでカロリーが高くなります。
栄養効果が1番高いのは 「蒸したさつまいも」
「蒸す」事で、「糖質」は減り「食物繊維」は増える
「蒸したさつまいもを皮ごと食べる」のが1番栄養効果が高い食べ方なんです。
・生の状態<糖質/29.6g/食物繊維は2.3g>
・蒸す<糖質27.2g/食物繊維3.8g>
さつまいもの栄養
ビタミンC (100g\30mg)
セルロース(食物繊維)
ヤラピン
「ヤラピン」とは、さつまいもの皮に近い部分に含まれる栄養素
さつまいもを切ったときに出てくる白い液体で「胃の粘膜の保護・腸の動きを促進効果」があり、便秘解消効果があります。
さつまいもの皮には、デンプンを分解する酵素が含まれており、消化がよくなる事でお腹にガスがたまりにくいとも言われています。
β カロテン
ビタミンB1
・糖質の代謝を促進・疲労回復効果
ビタミンB2
- ・「炭水化物・たんぱく質・脂質」特に脂質の燃焼を促進効果
- ・細胞の新陳代謝を促進
ナイアシン
- ・「糖質・脂質」を燃やしエネルギーを生成
ビタミンB6
- ・たんぱく質の分解・合成
- ・脂質の代謝を促進
葉酸
- ・赤血球の生成や細胞を正常に保つ
- ・貧血予防
パントテン酸
- ・「糖質・脂質・たんぱく質」の代謝とエネルギ―生成
- ・酵素を補助する働き
ビオチン
- ・酵素の働きを助ける働き
脂肪になりにくい糖質 <低GI値>
糖質が高く「太る」イメージが強い「さつまいも」
実は、さつまいもはGI値が低いため糖質が「脂肪になりにくい」んです。
<GI値>
糖質が体内に入る時、血糖値が上昇するスピードを表す値。
GI値が高い食材は血糖値が急上昇し、GI値が低いと緩やかに上昇します。
血糖値が上昇すると血糖値を元に戻そうと「インスリン」というホルモンが分泌されます。
このホルモンは、糖質の吸収を促し、脂肪を溜め込もうという働きがあります。
つまり、体内にどんどん脂肪が蓄積されてしまうんです。
このようにさつまいもは、低GIで緩やかに血糖値が上昇する為、ほかの炭水化物と比べて脂肪になりにくいのです。
食物繊維も豊富なので、腸内環境も整えられ体内リセットでき積極的に摂りたい食材の1つです。
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「美味しいさつまいも」の選び方と保存方法
・皮の色が均一でツヤがある・身が締まっている・切り口から飴色から黒色の蜜が染みでるもの(糖度が高い証拠)<保存方法>冷蔵庫には入れずに新聞紙に包んで常温保存こちらの記事もおすすめ
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