第二の心臓といわれる「肝臓」
日常生活ではあまり意識する事のない臓器
「肝臓が悪い人」=「お酒やタバコ」のイメージがありませんか?
肝臓からのSOSは、実はそれだけではないんです。
今日は「肝臓機能」が悪くなる原因とそれを改善する栄養素を紹介します
肝機能が悪くなる2つの原因
ストレスによる食欲
「過労・ストレス」も肝臓の機能が低下する原因
ストレスなどによる「自律神経」の乱れが肝臓に影響を与えます。
肝臓機能の低下で体内の「老廃物」や代謝できなかった「中性脂肪」が蓄積されていきます。
体内で上手くエネルギーが作れなくなってしまいます。
さらに、自律神経の乱れる事で「満腹中枢」が鈍くなり、コントロールが上手くできず
食べる量が増えると(糖質・脂質の増加)肝臓の処理能力が落ち「脂肪肝」「糖尿病」になるリスクが高くなります。
添加物の食事
ダイエット商品など「加工食品」に含まれる「人工甘味料・保存料」などの食品添加物
肝臓で代謝されるため肝臓に負担をかけることになります。
また加工食品には「脂質・塩分」が多く含まれているのも体内に老廃物を溜め込む原因の可能性も
「糖質制限・食事制限・カロリー制限」などで「健康」に気をつけているつもりでも要注意
「低脂肪・無脂肪」の記載があると「安心感」がありつい手に取ってしまいますが、これらの食品は、脂肪を取り除いていますが、美味しさや風味を維持する為に「より多くの糖分を加えている」可能性があります。
「ナチュラルなカラダ」を維持する3つの食習慣
①植物性たんぱく質を中心摂取する。
②添加物は控え、糖質オフなど偏らないバランスよい食事
③良質な脂肪を摂取しカラダ本来の働きを活性化させる
肝臓を改善する栄養素
植物性たんぱく質
植物性たんぱく質には、「動物性たんぱく質」よりも多くの「酸化防止剤・食物繊維・ミネラル・ビタミン」が含まれている食材があります。
健康な体をつくるためには「9つの必須アミノ酸」が必要。
肝臓の「代謝・解毒・修復」もたんぱく質で行われるので、良質なたんぱく質を積極的にとることをおすすめします。
<おすすめ食材> 脂肪分の少ない赤身の肉・白身魚・さけ・豆腐などの大豆製品・卵
タウリン
また血液中の「中性脂肪」を減らす効果もあり「脂肪肝の予防・改善」が期待できます。
<おすすめ食材> しじみ・タコ・えび
ビタミン群
ビタミンA(人参・かぼちゃ)
ビタミンC(ブロッコリー・レモン・じゃがいも)
ビタミンE(アボカド・アーモンド)
ビタミンB(大豆もやし)
胆汁酸を増やす
アルコールの摂りすぎは注意が必要
アルコールが分解されるときに発生する毒性物質「アセトアルデヒド」
アルコールの過剰摂取は「活性酸素」が肝細胞を傷つけ、消化管も傷つけてしまいます。
腸内にある細菌の毒素が、腸から肝臓にダメージを与えたり
酸化ストレスで「肝臓」がアルコールを分解する過程で、化学反応を引き起こし「細胞」を傷つけ炎症を起こす事が原因と言われています。
アルコールも量を調節して楽しむ事をおすすめします。
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