こどもの苦手な野菜の上位の「ピーマン」
そんな「ピーマン」ですが、野菜の中では栄養が豊富に含まれていて、その効果が高い野菜なんです。
その中には「唐辛子」と同じ効果「脂肪燃焼効果」がある栄養素
「カプシエイト」という成分が入っているんです!
今日は「ピーマン」の栄養とその効果について紹介します。
ピーマンの基本
独自の「苦味と香り」が特徴の「ピーマン」
日本では「炒める・煮込む・揚げる」など加熱して使う事が多いですが、南欧ではピーマンは軒下に吊り下げられ、乾燥し「調味料」やサラダなど「生」で
も毎日のように食べる食材。
ハンガリーで使用される「粉末の調味料パプリカ」もピーマンの一種
ピーマンは「とうがらし」の仲間
「緑・赤・橙・黄」など様々なカラーのピーマンが、お店でも見かけるようになりました。
ピーマンには「鉄・カルシウム」などミネラルも豊富に含まれ「全身の血流を良くする効果」
また、血液を作る「ヘモグロビン」の栄養の元となり、暑さで食欲が沸かない夏に、積極的に摂りたい野菜の1つなんです。
ピーマンのカロリー・糖質は??
≪カロリー≫
ピーマン100g 22kcal
(中サイズ 7kcal)
黄パプリカ:27kcal
パプリカ:30kcal
人参:37kcal
ナス:22kcal
≪糖質≫
ピーマン100g 2,8g
黄パプリカ:5.3g
赤パプリカ:5.6g
人参:6.4g
ナス:2.9g
「ピーマン」のGI値は?
GI値 26
脂肪燃焼効果「カプシエイト」
あまり馴染みのない栄養素「カプシエイト」
このカプシエイトには「唐辛子」に含まれる「カプサイシン」と同じ様な効果があるんです。
それが「脂肪燃焼効果」
さらにピーマンの「苦み成分」の利尿作用は、体内に溜まった「老廃物や毒素」を溜め込まず積極的に排出し「デトックス効果」が期待できます。
ピーマンの栄養
抗酸化作用「ビタミンC」
夏野菜の特徴である「ビタミンC」
レモンの約2倍も多く含まれている「ピーマン」
免疫力を強化し「ウイルスに負けないカラダに」
抗酸化作用で「シミ・そばかす」などの肌トラブルも改善効果があります。
また、ビタミンCは、熱に弱く壊れやすい成分
しかし「ビタミンPが吸収を助ける」働きがあるため、熱を加えてもビタミンCの損失は少ないんです。
高血圧・動脈効果予防「ビタミンP・クロロフィル」
毛細血管を丈夫にする「ビタミンP」
ビタミンPを中心とした「ポリフェノール」が、体内の「活性化酵素を抑える働き」があり、生活習慣病効果にもなります。
コレステロールを低下させる葉緑素「クロロフィル」
クロロフィルには抗酸化作用には「がん予防」
体内に溜まった老廃物を排出する働きがあり「腸内環境」を整える効果があります。
疲労回復効果「ビタミンA」
疲労回復効果ののある「ビタミンA」は夏バテにも最適
ピーマンには100g(150IU)とトマトと同じ位含まれています。
ビタミンAは「加熱」する事で吸収率が上がります
更に効果を上げる事ができる「ビタミンB1・ビタミンB2・クエン酸・マグネシウム」の食材を一緒に食べることもおすすめです。
食材をみると「中華料理」も効果が高いといえます。
おすすめ食材
(ビタミンB1)
・豚肉・レバー・豆類・
(クエン酸)
レモン・酢
(マグネシウム)
ナッツ類・アサリなど(魚介類)・野菜
ピーマンの中のNO1?!「赤ピーマン」
ピーマンの中でも特に多く含まれている「赤ピーマン」
「赤ピーマン」は、緑ピーマンが熟成し「栄養素が濃縮」されているんです。
「カプシエイト」は、カロテン以上の抗酸化作用がある栄養素
・ビタミンE(約8倍)
・ビタミンC(約2倍)
・βカロテンは(約3倍)
「抗酸化作用・免疫力をあげる・アンチエイジング効果」と緑ピーマンよりも多く含まれています。
ピーマンの「苦味」より「甘み」が強く「生」で食べても美味しく「サラダやマリネ」などもおすすめです。
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