菓子パンの中で最も太りやすいと言われる「クリームパン」
のも原因になる「カスタードクリーム」
そもそもカスタードクリームは、何でできているか知っていますか？
カスタードクリームの種類に気をつければ、優秀なたんぱく質なんです
今日は「カスタードクリームの基本」を紹介します。
カスタードクリームの基本
カスタードクリームの主な原材料
「牛乳・砂糖・卵黄・小麦粉」
太りそうと悪いイメージのありカスタードクリームですが、材料はとてもシンプル。
最も多く入っている「牛乳と卵黄」は良質なたんぱく質なんです。
小麦粉には「糖質」が多いですが、他にもビタミン・ミネラル・食物繊維などもの栄養素も含まれ、カラダのエネルギー源となる大切な栄養素でもあります。
しかもカスタードクリームに含まれる小麦粉は少ないので、1度に食べる量にをつければ心配はありません。
カスタードとカスタードクリームは違う？
「牛乳・卵黄・砂糖・香料」などを混ぜ合わせて調理したものを「カスタード」
カスタードに「小麦粉やコーンスターチ」でとろみをつけ、クリーム状に加熱したもを「カスタードクリーム」
原材料の主なカロリーと糖質はどれくらい？
カスタードクリーム
（シュークリーム約1個分）
78kcal たんぱく質1,7g 脂質3,3g 糖質10g 塩分0,1g
薄力粉（100g） 368kcal 糖質（73.4g）
「カップ１」⇒100g （368 kcal）
「大さじ１」⇒10g（36kcal）糖質（7.3g）
砂糖（100g） 384kcal 糖質90g
（60g）⇒230kcal 糖質54g
大さじ1（9g）⇒38kcal 糖質8,9g
卵黄1個（L17g） 66kcal 糖質0g
牛乳 200ml 137kcal 糖質9,6g
カスタードクリームの種類に気をつけて！！
市販のクリームパンの多くには、卵や乳製品の少ない「フラワーペースト」が使用されていることが多いです。
「カスタードクリームとフラワーペースト」はどこが違うのでしょう？？
「フラワーペースト」って何？？
「製菓製パン向け・または安価で大量に生産する目的」で開発されたもの＝添加物いっぱい
材料には「加工でんぷん・保存料・香料」などの添加物が配合されていることが特徴
そのため、カスタードクリームよりもフラワーペーストの方が、耐熱性に優れ保存も効きます。
カスタードクリームは、「牛乳・卵黄」などを主原料のクリームとして柔らかくとろっとしていますが、
フラワーペーストは「小麦粉や澱粉」を主原料にしているので、固く加工しやすいペースト状なのも特徴のひとつです。
「フラワーペーストとカスタードクリーム」は、主に同様の原料を使用
・卵や乳製品の多いもの「カスタードクリーム」
・小麦粉や澱粉の多いもの「フラワーペースト」
＊市販のクリームパンは、保存も効きますが「糖質・添加物」が多いので、クリームパンを選ぶ際は、原材料に注意することをおすすめします。
＜食品衛生法＞
「小麦粉、澱粉、ナッツ類」、その加工品「ココア、チョコレート、コーヒー、果肉または果汁、いも類、豆類または野菜類」を主原料とし、
これに「砂糖、油脂、粉乳、卵、小麦粉」などを加え加熱殺菌処理をしてペースト状にしたもの
「パンまたは菓子に充填または塗布して食用に供するもの」と定義されています。
８分！簡単ヘルシー「カスタード」レシピ
＜材料＞
・卵黄 ２個分
・羅カウント 60g
・薄力粉 大さじ２
・牛乳 １カップ
①小鍋に卵黄を入れ羅カウントを加えて小さな泡立て器でよく混ぜ、白っぽくなってきたら薄力粉をふるい入れてさらによく混ぜる
②牛乳は耐熱容器に入れて電子レンジで沸騰直前まで温め、(1)の鍋に少しずつ加えて溶きいれ全体に馴染ませる
③中火にかけて、木べらで鍋底からかき混ぜ、ふつふつしてきたら火を弱め「クリーム状になるまで」煮る
④少しとろみがある状態が仕上がりの目安。
＊冷まして使う場合は、さらに固くなるので、全体によく混ぜてから使うのがポイントです。
POINT
「砂糖」の変わりに「羅カウント」を使用する事で「糖質0g・カロリー0kcal」になり、カスタードクリーム全体のカロリーと糖質を抑える事ができます。
または「牛乳の変わりに豆乳・小麦粉の変わりに豆腐」などを使用しアレンジする事もできます。
素材を見極める事が大切
実は栄養豊富な「カスタードクリーム」
選び方で全く違う「食べて綺麗になれるスイーツ」なんです。
「太るパン=クリームパン」 ではなく素材にこだわった「綺麗になれるパン=クリームパン」
より「糖質」を抑えたい時は「低糖質」の「ふすま粉」などを使用したパンもおすすめです。
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