手軽に栄養を補給することができる「卵」
卵には「ビタミンCと食物繊維」以外の栄養素含む最強食材!
その栄養バランスには、新たな健康効果があるんです。
今日は、その健康効果を効果的に摂る食事法と注意点を紹介します。
卵の栄養の基本
◎1日必要量の約1/3も摂れる<たんぱく質>
三大栄養素の1つ「たんぱく質」には「筋肉・骨・髪・皮膚」などの材料
卵を2個食べると1日に必要のなたんぱく質の約1/3も摂る事ができる。
卵のたんぱく質量は「生卵・ゆで卵」など加熱しても、含有量はほぼ変わらないと言われています。
◎コリン
◎アミノ酸
必須アミノ酸には「基礎代謝の向上・疲労回復効果」が期待できる成分
卵の必須アミノ酸バランスが理想的
脂肪分解酵素「リパーゼ」を含むため、ダイエットにもうれしい効果が期待できます。
◎ビタミン群も豊富
ビタミンA⇒発育を促進したり肌の健康を維持する作用
ビタミンB12⇒赤血球中のヘモグロビン生成を助ける働き
ビタミンD⇒骨の形成と成長を促す働き
ビタミンE⇒強い抗酸化作用を持つ
他にも、胎児の発育や妊娠初期の女性に必要な葉酸など、多くのビタミンが含まれてます。
さらに「カリウム・カルシウム」といったミネラルもバランスよく含まれています。
白身と黄身はどっちが栄養価が高い?
黄身
卵黄は卵白よりもタンパク質が多く含まれています。
「タンパク質」は約20種類のアミノ酸で構成されています。
このアミノ酸は「必須アミノ酸」と「非必須アミノ酸」に分けられ
卵には、体に必要と言われる「必須アミノ酸」がすべて含まれています。
さらに脂質の主成分「リン脂質」には「脳や細胞膜・神経組織などを作る重要な材料」その含有量は「大豆の約3倍」も含まれているんです、
エネルギー代謝や疲労回復を助ける「ビタミンB群」
新陳代謝を促し美肌効果もある「ビタミンA」
免疫力を高める「ビタミンD」
など、元気な体へと導くビタミン群が黄身には特に多く含まれています。
白身
低脂肪なたんぱく質が豊富な「白身」には「糖質・脂質」の代謝を促進する「ビタミンB」が含まれています。
特徴である「セレン」という物質が、「悪玉コレステロールの酸化を抑える効果」があり、丈夫な体を維持するために必要な免疫力を保つ効果
生たまご可食部100gのカロリー <卵黄⇒387kcal 卵白⇒47kcal>とるてもヘルシー食材。
卵パワー効果
脂肪燃焼効果
「ミネラルが多く鉄分」も豊富な卵。卵に含まれる鉄分は、「吸収率が高く、貧血予防には鉄分だけではなく「たんぱく質」も必要ですが、卵ならその両方を豊富に含むため、効率よく摂取することが可能です。血を予防・改善する事で「全身の血行促進」が期待できます。体の末端までしっかり酸素が行き渡り「脂肪燃焼効果」も期待でき、高いダイエット効果が期待できそうですね。
発毛・育毛効果
黄身には『ビタミンH』と言われるビオチンも豊富に含まれています。
ビオチンは糖代謝を促す事で、毛根や毛髪の成長を助けます。
卵の黄身のビオチン含有量は、食材の中で最も多く「育毛中の方にはお勧めの食材」
ここで注意点!
生卵の白身には “ビオチン” を破壊するタンパク質の一種である「アビシン」が含まれています。
ビオチンが破壊されたり、欠乏すると白髪や抜け毛の原因に
育毛を考える場合は、「生卵」は控えてください。
白身がしっかり加熱された状態にして食べる事をおすすめします。
二日酔&肝臓の働きを良くする
卵には、肝臓でアルコールを分解する時に必要なアミノ酸「メチオニン」が多く含まれています。
「メチオニン」は二日酔いの薬などに必ず入っている成分
さらに「肝臓の回復効果」のある3つのアミノ酸「シスチン」「グリシン」「グルタミン」
肝臓の働きを助けてくれ、天然の二日酔に効く食材なんです。
<メオニチン>100g⇒約400mg これは他の食品に比べかなり高い数値
卵のコレステロールは高い?1日何個まで??
「卵はコレステロールが高いから1日1個まで」と思っていませんか??
卵には1日の摂取制限はないと「日本人の食事摂取基準2015年版」で発表されたんです。
1日2個以上食べても「脳卒中や心臓病」に影響はないとデータでも出ているそうです。
体内のコレステロール量は厳密に制御されており、
体内コレステロール量が多くなると排泄が増え、逆に少なくなるとコレステロール合成が増える傾向があると言われています。
*しかし制限がないとはいえ、もちろんカロリーはあります。卵のたんぱく質だけに偏らず、バランスよく食べることをお勧めします。
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