日本ではまだ馴染みのない「ビーツ」
赤い果肉がインパクトがあり、一体どんな味?食感?と
まだ食べたことがない人も多いと思います。
しかしビーツは「奇跡の野菜」と言われるほど栄養豊富で絶対に食べたい野菜なんです!
今日はビーツの気になるカロリーや糖質と栄養効果など
ビーツの魅力を紹介したいと思います!
ビーツの基本
ロシア料理のボルシチに入っている真っ赤な野菜「ビーツ」
日本ではまだ馴染みのない野菜ですが「奇跡の野菜・食べる輸血」
と言われるほど、栄養素が豊富な野菜なんです。
ビーツにはビタミンB群(ナイアシン・パントテン酸)や
各種ミネラル(カリウム・ナトリウム・マグネシウム・カルシウム)、食物繊維
や、ビーツの特徴でもある赤い果肉の色素である「ベタシアニン・ベタキサンチン」
など豊富に含まれています。
また、近年ではビーツに含まれる「ラフィノース」というオリゴ糖の働きや
血管拡張作用のある「NO(一酸化窒素)」の体内での産生を促進する成分
が含まれてるなど、さらに注目が高まるスーパーフード
ビーツのカロリーや糖質はどれくらい?
ビーツ カロリー 糖質
ビーツはどんな味がする??
ビーツは、甜菜(テンサイ)と同じ仲間なのでショ糖が含まれおり甘みが強いのも特徴。
そのため「ボルシチ」などスープの具とし加えて茹でたり
「サラダ・ピクルス・スムージー」など、生のまま食べることもオススメです。
ノーベル生理学・医学賞受賞した「NO(一酸化窒素)」のパワーとは?
体内におけるNO(一酸化窒素)の大切な働きがあると発見し「1998年、ノーベル生理学・医学賞を受賞」
3人の科学者「ルイス・J・イグナロ氏・ロバート・ファーチゴット氏・フェリド・ムラド氏」
NO(一酸化窒素)⇒「血行を改善すると同時に、血管をやわらかくする働きがある」
主な効果
・基礎代謝を高める
・血行を改善
・冷え症改善
・持久力アップ
・疲労回復
アンチエイジング効果「ベタシアニン・ベタキサンチン」
ビーツの赤い果肉をつくり出している色素
「ベタシアニン」はポリフェノールの一種
抗酸化作用で、老化の原因である活性酸素を除去し
「血管・皮膚・細胞」の老化を予防効果
さらに、老化した部分を若返らせる働きのことで本来の働きを取り戻せ
「美肌・美白」を保つ事ができ「アンチエイジング効果」が期待できます。
エネルギー代謝を上げる「ビタミンB群」
ビーツには「ビタミンB2・ビタミンB6」などのビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は「糖質・脂質・タンパク質」のエネルギー代謝をサポートする働きがあり
代謝が活発になる事で、食べたものをエネルギーとして消費しやすくなり
「脂肪」を溜め込みにくくし「太りにくく 痩せやすいカラダ」になることができます。
むくみ改善「カリウム」
![](https://taberukoto.life/wp-content/uploads/2019/11/jeans-828693_1920.jpg)
自分で体内リセットする
ビーツに含まれるレタス2倍以上を含まれる「カリウム」
このカリウムには、体内の水分調節をする役割があります。
「塩分」は摂取し過ぎると、体内のミネラル濃度が高くなり、
それを中和しようと水分が補給されることで
塩分や水分が溜まり浮腫んでしまいます。
カリウムの「利尿作用」で、尿と一緒に余分な「塩分や水分」を排出してくれ
むくみを改善してくれます。
肝機能をサポートする「ナイアシン」
ナイアシンに含まれるビタミン群の中でも豊富に含まれる
「ナイアシン」には、二日酔の原因と言われる「アセトアルデヒドの分解」
をサポートする働きがあります。
さらに「糖質・脂質・たんぱく質」のエネルギー代謝も高める作用もあり
「お酒のおつまみ」としておすすめの食材。
熱に弱い特徴がある水溶性ビタミンの一種ですが
「ナイアシン」は熱に強く、加熱しても栄養を損なう事がないんです。
腸内環境を整える「食物繊維」
食物繊維には「水溶性と不溶性」の2種類があり
「2:1」というバランスよく摂取することが大切
<水溶性食物繊維>
腸へ移動し余分な脂質の吸収を抑える
栄養素の吸収を緩やかにし「食後の血糖値の上昇を抑える」効果
<不溶性食物繊維>
腸に移動し、水分を吸収しながら膨み
便を柔らかくしカサを増やし「便秘改善」効果
また水溶性食物繊維「イヌリン」は
腸の中で水分の吸収しゲル状になり「コレステロール」の吸収を抑えて
「糖尿病・生活習慣病」の予防効果があります。
動脈硬化の予防・代謝を高める「パントテン酸」
ビーツに含まれる「パントテン酸」
血液の中の悪玉コレステロール(LDL)を減らし
善玉コレステロール(HDL)を増やす作用があります。
「コレステロールのバランスを整える事で「動脈硬化」の予防
さらに「糖質・脂質・たんぱく質」の代謝を高める働きがあるので
食べた物を素早くエネルギーに変え「脂肪」の蓄積を防ぐ効果も期待できます。
ビーツを食べる時の注意点とは??
ビーツを加熱するときは「皮付き」のまま調理する
ビーツは皮を向いて加熱すると、色が抜けて白る性質があり
つまり「抗酸化作用」のあるポリフェノールがなくなってしまいます。
加熱して使う場合は、皮のまま加熱してください
食べすぎは逆効果!
ビーツには「難消化性オリゴ糖・食物繊維」が豊富に含まれているので
便秘改善効果もありますが、食べ過ぎるとお腹が緩くなることがあるので
注意しましょう。
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