和菓子のメインともいえる「餡」
大福やどら焼きなどに入っている「黒あん」
実は「餡」にはいくつかの種類があるのは知っていますか?
今日は餡の中でも代表的な「黒あん」と「白あん」
この2つの餡のカロリーや栄養価の違いについて紹介します。
餡の基本
原料は「小豆」で砂糖と煮詰める事で作られる「あんこ」
あんこは、半分以上は水分と1/4は炭水化物(糖質)
他にも「たんぱく質・脂質・ミネラル・ビタミン・食物繊維」が豊富に含まれている栄養満点食材
作り方の違いで変わる「あん」
「こしあん」 つぶして、裏ごしして「皮のない」あんこ
「さらしあん」乾燥させ粉末状にしたあんこ
「つぶあん」 つぶした後、裏ごししないため「皮も入った」あんこ
「黒あん」と「白あん」の違いとは?
黒あん
原材料が「小豆」で作られる
餡の中でも、クセのない味で食べやすく最も使用されています。
「黒あん」は原料から「小豆あん」とも呼ばれています。
白あん
原材料が「白いんげん豆・白小豆」で作られる
白色の豆が原料で使われて、まんじゅうの中身だけでなく
まんじゅうの皮にも使われる事もあります。
「黒あん」と「白あん」のカロリーはどれくらい?
カロリー(100g)
黒あん(小豆) 339kcal
白あん(白いんげん豆) 333kcal
その他の「あん」の種類とは?
赤あん
原材料が「赤インゲン豆」で作られる
小豆あんの別名としても「赤あん」と呼ばれることもあります。
ずんだあん
原材料が「枝豆」で作られる
山形名物で馴染み深い「ずんだ餅」として使われる
うぐいすあん
原材料に「青えんどう豆=グリーンピース」で作られる
うぐいす餡に「色」似ていますが、全く違うものになります。
黄身餡
白あんに卵の「黄身」を混ぜて作られる
白あんよりも「まろやか」でクリームの様な食感で
食べやすいのが特徴
「あん」の3つの栄養効果が凄い!
ポリフェノール
ポリフェノールには「新陳代謝を高める」効果があり
「冷え性の改善・美白・美肌・更年期障害」の症状の緩和が期待できます
食物繊維
あずきには「不溶性食物繊維」が豊富に含まれ、便のかさ」を増やし
腸を刺激し「便秘改善」さらに体内に溜まった老廃物を排出する働きもあり
「腸内環境」を整えることができます。
サポニン
あずきの苦味・えぐみの元となる成分「サポニン」
血中のコレステロールを下げる・中性脂肪を減らす
細胞膜の脂質が酸化するのを防ぐ効果
「黒あん」の栄養ポイントは「アントシアニン」
小豆に豊富に含まれるポリフェノール一種「アントシアニン」
アントシアニンには、目の機能を改善する作用があリ
視力回復効果があります。
「白あん」の栄養ポイントは「ファセオラミン」
白いんげん豆に含まれる「ファセオラミン」
ファセオラミンには糖質の消化酵素であるαアミラーゼの働きを抑制して
消化管から血液中へのブドウ糖の吸収を抑得る働きがあり
糖質の分解・吸収を抑え、糖尿病や肥満予防効果が期待できます。
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