「小豆・大豆」の違いは?「餡子」は使われる豆は?2つの豆の違いと特徴を分かりやすく解説

「大豆・小豆」の違いって知っていますか?

「豆腐」は大豆からできている。事は知る人は多いですが

和菓子に使われる「餡子」は?何豆で作られる??

実は2つの豆にはそれぞれ違う栄養効果や特徴があるんです

今日は身近でよく食べる「大豆・小豆」の違いについて

2つの栄養効果の違いや特徴について紹介します。

「大豆」の基本

<大豆(だいず)>

 

マメ科のダイズ属の一年草の種子を食用とする雑穀

薄茶色 直径8~10mm程度

米・麦・ひえ・あわ」と五穀に数えられる主要穀物の1つ

しかし大豆は畑の肉と呼ばれるほど「たんぱく質」が豊富に含まれるだけでなく

「食物繊維・イソフラボン・ビタミンB群」など様々な栄養素が含まれる食材

大豆からは、どんなものが作られている?

・「味噌・醤油」などの調味料

・「豆腐・豆乳・きな粉」などの加工される

・発芽させたもやしに納豆菌で発酵する「納豆

・熟成する前に収穫する「枝豆

実はあまり知られていないのが、熟す前の大豆は「緑色

私たちが食べている「枝豆」は大豆だったんです。

発酵食品として知られる「納豆」は「もやし」できていることも

びっくりですよね。

同じ豆なら「大豆と枝豆」の栄養価は同じ??

栄養価(100g)  大豆    枝豆

 

たんぱく質  35.3g    11.5g
炭水化物   28.8g      8.8g
ビタミンA  12mg       11mg
ビタミンC    0mg          30g

大豆を栽培している過程で、未成熟の状態で収穫している「枝豆」

成熟した大豆は、水分が抜けて成分が凝縮されるので

枝豆よりも栄養価が高い・も小さい・も変わります

枝豆のカロリーと糖質はどれくらい?「脂肪燃焼効果」のある最強おつまみ!効果的に食べる方法とは?

「小豆」の基本

<小豆(あずき)>

 

マメ科さササゲ属の一年草の種子を食用とする雑穀

赤茶色 直径5~7mm程度の大豆より小さい豆

大豆同様に、たんぱく質が含まれるだけでなく

小豆の赤茶色には「ポリフェノール」が豊富に含まれているのが特徴のひとつ

「小豆」からはどんなものが作られている?

小豆を炊いて作る「餡子

 

粒あん・こしあん」などがある

和菓子の主材料として使われる

「おはぎ・饅頭・大福・羊羹・お汁粉」など

もち米と下湯でした小豆を、小豆の煮汁で炊いたのが「赤飯

「小豆・大豆」の栄養価の違いとは?

栄養成分(100g)  大豆       小豆

 

カロリー     422kcal     339kcal

脂質                          19.7g           2.2g

たんぱく質               33.8g         20.3g     

炭水化物                   29.8g         58.5g

食物繊維                   17.9g         17.8g

糖質量                       11.9g         40.7g

似た様なまめでも栄養成分は異なっているのが分かります。

「大豆」はカロリーは高いですが、たんぱく質が豊富に含まれ

糖質量が低いのが特徴でもあり、魅力の1つです。

一方「小豆」は糖質量が大豆の3倍と高いですが

カロリー脂質」が低くく、大豆にはない

ポリフェノール」が含まれているのが魅力の1つです。

「大豆と小豆」のココが凄い!

<小豆のポリフェノール>

 

ポリフェノールの抗酸化作用で、老化の原因である活性酸素を除去し

血管・皮膚・細胞」の老化を予防効果

 

・「カテキン」が主にに含まれてるだけでなく

 サポニンアントシアニンが含まれ動脈硬化の予防・ガン予防」効果

 

・ビタミンB1  糖質のエネルギー代謝を高める

・ビタミンB2     脂質のエネルギー代謝を高める

・カリウム    むくみ改善

<大豆のポリフェノール>

 

大豆イソフラボン」が主に含まれ

女性ホルモンによく似た働きをしホルモンバランスを整える。

更年期障害月経不順などの症状を緩和する効果

 

・サポニン   脂肪の吸収を抑える

・レシチン  エネルギー代謝を高める

・リノール酸 コレステロールを下げる

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