「和・洋・中」様々な料理のメイン食材として食べられる「鮑」
普段食べる機会が少ないですが
実は鮑は低カロリー低糖質でありながら、沢山の栄養効果があり
ダイエット中にもおすすめの食材なんです。
今日はそんな鮑のカロリーや糖質と栄養効果と
食べる時の注意点について紹介します。
鮑の基本
鮑の旬は2回
冬に産卵を終え身が肥えていくため、夏が旬の「クロアワビやメガイアワビ」
東北と北海道の沿岸の寒い地域に生息する、冬が旬の「エゾアワビ」
他のほとんどの貝類は逆で、最もおいしいのは「夏」になります。
鮑は「低脂肪・高たんぱく・低コレステロール・低カロリー」食材
海藻をたくさん食べて育つため「銅、亜鉛、鉄分、マグネシウム、カリウム」などのミネラル類や
「コラーゲン、タウリン、ビタミンA・B・C」などの栄養素がたくさん凝縮されています。
鮑の栄養成分
鮑(100g)
エネルギー 73kcal
タンパク質 12.7g
ナトリウム 330mg
カリウム 200mg
カルシウム 20mg
マグネシウム 54mg
リン 100mg
ヨウ素 180μg
セレン7μg
クロム5μg
モリブデン 13μg
ビタミンK 23μg
B3(ナイアシン)1mg
B9(葉酸) 22μg
B5(パントテン酸)1.9mg
B7(ビオチン)1.1μg
筋肉の強化をサポート「たんぱく質」
たんぱく質は「筋肉の生成をサポートする」重要な栄養源
良質な筋肉が作られることで「代謝機能」を高めることができ
食べた物も、エネルギーとして使われ消費カロリーも高くなる効果があり
自然と「太りにくく 痩せやすいカラダ」になることができます。
コレステロールを下げ中性脂肪を減らす「タウリン」
鮑 タウリン含有量(100g)946mg
栄養ドリンクに配合されている有名な成分「タウリン」
肝機能をサポートする栄養素としてお酒を飲む人におすすめの栄養素ですが
タウリンには、体の消化管内で「血液中のコレステロールを消費させる」
働きもあり、血液がサラサラになり血液の循環を良くすることができます。
この働きによって「視力の回復・心臓・肝臓機能の向上・インスリン分泌促進・高血圧予防」
様々な効果が期待できます。
成長ホルモンの分泌をサポート「アルギニン」
エナジードリンクにも含まれている「アルギニン」
成長ホルモンの分泌促進・免疫力維持効果など様々な効果があります。
アルギニンは「肉や魚類」に特に豊富に含まれていますが
普段あまり「肉・魚」などを食べない人・胃が弱い人などに
適量のアミノ酸を摂取する事ができるのでおすすのです。
むくみ改善「カリウム」
鮑に含まれる「カリウム」
このカリウムには、体内の水分調節をする役割があります。
「塩分」は摂取し過ぎると、体内のミネラル濃度が高くなり、
それを中和しようと水分が補給されることで
塩分や水分が溜まり浮腫んでしまいます。
カリウムの「利尿作用」で、尿と一緒に余分な「塩分や水分」を排出してくれ
むくみを改善してくれます。
アンチエイジング効果「セレン」
セレンの強い高酸化作用で「老化の原因」である
活性酸素を除去する働きがあり、若返りの栄養素とも言われています。
POINT
ビタミンEと一緒に摂取することで抗酸化力が高まるので
組み合わせて摂るのがおすすめ
「ナス・枝豆・ほうれん草・バジル・アボカド」と一緒に食べる
美肌効果「コラーゲン」
コラーゲンの効果的な1日の摂取量は1,000mg~5,000mg
「保湿・美肌」効果を効率よく摂取する事ができます。
また鮑に含まれている「ヒアルロン酸」も保湿成分の1つ
ヒアルロン酸には「保水効果」や「肌の保湿・弾力性の維持・しわ・タルミ予防」などの効果も期待できます。
POINT
コラーゲンはビタミンCと一緒に摂る事で
吸収率がアップするのでおすすめ
・レモンをかける
・「ブロッコリー・トマト」などの野菜を一緒に食べる
鮑の効果を高める組み合わせ食材とは??
あわびに含まれている葉酸の吸収率を高める「ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンC」
の栄養素を含む食材と一緒に取ることで
体内への吸収率を高める事ができおすすめです。
ビタミンB6
たんぱく質の代謝を高める作用
たんぱく質を多くとる人ほどたくさん必要になる
≪唐辛子、ニンニク、ピスタチオ、鶏ひき肉、豚肉レバー、リブロース、まぐろ≫
ビタミンB12
葉酸と共に悪性貧血予防効果
神経細胞内の核質やたんぱく質を「合成・修復」する
≪いくら、しじみ、ホタルイカ、鰹節、牛の肝臓、しゃこ、たらこ≫
ビタミンC
シワ・たるみを防ぐ効果
メラニン色素の沈着を防ぐ・ストレス緩和作用
コラーゲンの生成
≪赤ピーマン、レモン、ジャガイモ、パセリ、イチゴ≫
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