体内機能向上する 16種類のビタミン
ビタミンはエネルギーや体をつくる成分ではありませんが、他の栄養素がうまく働く為に機械の油のように働いています。
糖質代謝、脂質代謝、筋肉の活性化、インスリンのコントロールなど体内機能向上するパワーがあるんです。
ダイエットなどで食事量を減らす場合も多いですが、栄養不足で「骨密度の低下」により浮腫みやすくなります
骨密度を下げないためには、骨の主成分となる「カルシウム・骨の代謝に重要なビタミンD」が必要
ビタミンの必要量はとても少ないですが、体中でほとんど作ることができないので、食べ物から摂る事が必要になります。
・水に溶ける水溶性ビタミン
・油脂に溶ける脂溶性ビタミン
があり、それぞれの性質から体へと取り込まれ方や代謝に特徴があります。
・水溶性ビタミン
(ビタミンB1,ビタミンB2,ビタミンB6,ビタミンB12,ビタミンC,葉酸,ビオチン,ナイアシン,パントテン酸)
尿から体の外へ排泄されるため「体内に貯蓄されない」ので小まめに摂取が必要
・脂溶性ビタミン
(ビタミンA, ビタミンD,ビタミンE, ビタミンK)
「体の中に蓄積されやすい」ので摂り過ぎ注意
・ビタミン様物質
(コエンザイムQ10 ,コリン,aリポ酸)
ビタミンに似た働きをする。新陳代謝などサポート
注目したいビタミンの効果と食材
・糖質(炭水化物)の代謝
ビタミンB1 (豚肉、うなぎ) ・パントテン酸(卵、牛乳、納豆)
・脂質の代謝
ビタミンB2(卵、納豆、ほうれん草) ・Lカルニチン(羊肉、カツオ)
・タンパク質の同化
ビタミンB6(イワシ、バナナ)・Lオルニチン(シジミ)
・骨の代謝
ビタミンD(しいたけ、魚類)
・免疫、新陳代謝を促す
ビタミンA,C,E(アボカド、鳥レバー)
体の代謝を上げる「16種類のミネラル」
「ミネラル」は体内で合成する事はできません
「ビタミンと酵素」一緒になる事で、相乗効果となり「食物の消化・吸収・老廃物の排泄」などの活性化を助けます。
「不足すると欠乏症となる・摂り過ぎると過剰症も引き起こしやすい」成分。
必須ミネラル16種類
そのうち主要ミネラルは7種類、微量ミネラルが9種類
骨や歯の材料だけでなく「心臓や神経」などの安定など、体内の見えない部分を支えてくれる重要な栄養素なんです。
・主要ミネラル
カルシウム,リン,カリウム,ナトリウム,マグネシウム,塩素,硫黄
・微量ミネラル
亜鉛,セレニウム,クロム,コバルト,マンガン、鉄、銅,ヨウ素,モリブデン
塩素,硫黄、コバルト以外の13種のミネラルは「日本人の食事摂取基準2005」で摂取量が定められています。似通った同士ではお互いの吸収や働きを妨げることがあるため、バランスよく摂る事が必要になります。
注目したいミネラルの効果と食材
・骨、歯の構成元素
カルシウム(木綿豆腐、牛乳、チーズ)
・筋肉や神経の機能を正常に保つ〔細胞内に存在)
カリウム(コンブ、バナナ)
・血管の機能を正常に保つ
マグネシウム(蕎麦、乾燥わかめ)
・血糖値を下げる
クロム(玄米、全粒粉小麦)
・甲状腺ホルモンの構成要素
ヨウ素(焼き海苔,タラ)
・タンパク質や拡散の合成、味覚を正常に保つ
亜鉛〔牡蠣,牛肩肉)
・赤血球中に存在し酸素を運ぶヘモグロビンの構成要素
鉄(納豆、豚レバー)
ヘム鉄(動物性食品 レバーや肉,魚) 非ヘム鉄(卵,植物性食品 野菜や海藻)
<こんな方におすすめミネラル>
貧血(鉄,銅) 妊婦、授乳時の方(カリウム,鉄,よう素)酒好きな人(亜鉛,マグネシウム) 冷え・むくみ(カリウム)
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