AGEって何??カラダを老化させる「糖化」を防ぐ為のちょい足し食材6選

「糖化」皆さんは聞いたことがありますか??

老化を促進させる「糖化」が注目されています。私たちに体の中では常に「糖化」進んでいて、自覚症状が出た時には様々な体調不良に悩まされている可能性があります。

今日は「糖化」の基本と今からできる「老けないカラダ」糖化を防ぐ為のちょい足し食材を紹介します。

糖化 フレンチトースト

糖化の基本

たんぱく質+糖+熱=糖化」 

糖化とは、たんぱく質と糖が結びついて、細胞を酸化させる現象

体はタンパク質で作られていますが、食事から糖を摂取すると、3637度の体温でも実は糖化が進んでいき、細胞に焦げ目(糖)をくっつけていきます。糖化されたタンパク質は「の濃度が下がる事」で、正常な状態に戻ることができま

が長時間増えた状態のままで、元には戻れない状態になり体内に蓄積されていきます。(AGE)

例えば、甘く香ばし「焼き色」のついたフレンチトースト

実はこの「焼き色」が糖化の正体

フレンチトーストの材料は「小麦粉・牛乳・卵・砂糖」ですが、

「牛乳+卵」のタンパク質と「砂糖」の糖質がフライパンで加熱することにより結びつき「糖化」を起こし、焼き色がつくんです

AGE 調理

AGEの基本

この糖化が進行したタンパク質を「AGE(エー・ジー・イー/Advanced Glycation End Products/終末糖化産物)」

AGEは細胞の表面に「糖」がくっつき、時間が経って元に戻れない状態の生成物。

血糖値」×「持続時間」という掛け算で増加し、体内に蓄積されていきます。

これは高血糖の状態が長く続くと、AGEはどんどん増えていくことになります。

「AGE」が体内に蓄積される2つの仕組み

体内でつくられる「内因的」なAGE

血液中のブドウ糖濃度が高ければ高いほど、タンパク質を結びつきやすくなり「糖化を進行させる」

 

・食べ物から体内に入る「外因的」なAGE

こんがり焼いたきつね色のもの「炒める・焼く・揚げる」調理。糖化させた状態の料理を食べること

AGE 劣化 

AGEによる悪影響

AGE」はもとはタンパク質。

そのたんぱく質が糖化るすと、「筋肉・皮膚・髪の毛・眼」すべてのタンパク質に蓄積してしまいます。

 

・歯の土台が不安定になる歯周病

 

・毛細血管がAGE化する腎臓病

 

・AGEが脳の組織にシミを作り「アルツハイマー病」を引き起こすリスクを高める。・

 

動脈硬化心筋梗塞脳梗塞の恐れも。

 

・皮膚のハリ・シワやシミが目立つようになるのもAGE化のサイン

(皮膚にAGEが蓄積されるとコラーゲンが変性しハリを失います。)

 

・髪のツヤやコシがなくなってしまう

(髪の毛のは「ケラチン」というタンパク質でできているので、ケラチンがAGE化すると髪の強度が低下

揚げもの 糖化

糖化を増やす原因

<食品中のAGEを最大限に増やす原因>

「高温での調理」がAGEを増やす

≪揚げる⇒焼く⇒焼く⇒電子レンジ加熱⇒ゆでる・蒸す≫ 

糖化しやすい「たんぱく質

≪肉や魚⇒チーズ⇒卵⇒大豆≫

「醤油・味噌」など大豆を使った調味料は、醸造の過程でたんぱく質の糖化しますが、

少量を普通に使用するのは問題ないですが、魚の『照り焼き』など

砂糖と混ぜた醤油に漬けて焼く調理法はAGEを増やしてしまうので、気をつけてください。

高血圧 高血糖

「高血圧」はAGEが増加しやすい!

高血圧の人は、血糖値が正常でもAGEが作られやすいと言われいます。

さらに高血圧高血糖を併発している人は高血糖だけの人よりも糖化が早く進むことがわかっています

高血糖もAGE化の原因ですから「高血糖状態が続く病気」である糖尿病の人もAGEができやすいといえます。

糖化を防ぐ6選つの方法

レモン クエン酸

①酢・レモンの「クエン酸

酢やレモンに含まれるクエン酸には、食品中のAGEを減らす働きがあり

肉をマリネしてから焼くと、ただ焼く場合に比べAGE量が約半分に減ったというデータも」

の代謝をスムーズにする働きもあるので、AGEが多めの食事には「レモン」がおすすめ

とりむね

②鶏むね肉の「カルノシン

とり胸肉に含まれる「カルノシンは、動物の筋肉や肝臓の中にある抗酸化物質。

抗疲労物質として注目される成分で糖化を促進する活性酸素を排出し、AGEを抑える効果によって、肌の張りや潤いを保つ効果があります。

ケール③緑黄色野菜の「aリポ酸

αリポ酸には、細胞でのの代謝促し、糖化を防ぐ作用がある

また「ビタミンC」の約400倍の抗酸化作用があり「疲労回復効果」があります。

キノコ ビタミン D④キノコの「ビタミンB群

キノコに含まれる「ビタミンB1B6」は、糖尿病合併症の治療でも使われる抗AGEビタミン。

さらに、ビタミンDや食物繊維のβグルカン」も含まれ、ビタミンDが「カルシウム」と合わさることで

「骨を強く丈夫にする作用や・免疫力をあげる効果」も期待できます。

ブルーベリー アントシアニン⑤ブルーベリーの「アントシアニン

ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」には、シワの原因となる「活性酸素を抑え、AGE化を抑制する効果」があります

しかし「果糖糖質の中で最もAGEを作りやすく、その速さはブドウ糖の約10倍

市販のジュース類には果糖を多く含むので控え、果物は少量を食べましょう。

オリーブオイル おめが3⑥炭水化物+「オリーブオイル

「ご飯・パンやパスタ」炭水化物だけの食事よりも

オリーブオイルなどの良質な脂質と一緒に摂る事で「食後血糖値は上がりにくくなります」

AGE対策に「オリーブオイルで調理したパスタ」や「ジャムの代わりにオリーブオイル」もおすすめです。

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