夏野菜の1つ「なす」
和洋中さまざまな料理に合う万能食材
しかし、「なす」には栄養があまり含まれていないイメージをありますが、実は「美容や健康」のとって嬉しい効果がたくさんあるんです。
今日は「なす」の栄養と効果について紹介します。
なすの基本
「キュウリやトマト」と並ぶ夏を代表する野菜「なす」
≪旬は6月~9月≫一番おいしい時期は、肌寒さを感じるようになる秋
「身が引き締まり・食感がよく・味もしっかりしてる」
「なす」は約94%が「水分」
「ナスは栄養があまりない」イメージが大きい...
意外にも「なす」には食物繊維が豊富で、水分不足による便秘を解消し、代謝を高める「ビタミンB群」が豊富に含まれているので、ダイエット効果が期待できます。
さらに「なす特有の栄養素」が含まれていて「美容」に嬉しい効果が含まれているんです。
主な栄養素
・ナスニン
・ビタミンB群
・ビタミンC
・鉄
・カリウム
・食物繊維
・コリン・レシチン
kcal約16kcal
糖質量(約2.3g)
なすの種類
(中長ナス)
市場に最も多く出回る一般的なナス
「皮・果肉」共に柔らかく「焼き物・揚げ物・煮物」と幅広い料理に合う
(長ナス)
20cm以上にもなる細長い形状のナス
「皮は少し固く・果肉は柔らかい」シンプルに焼きナスが食感を楽しめる
(丸ナス)
ぽって・ずっしりしてる型のナス
「ずっしりとした重みがある肉質」焼き物や揚げ物が合う
注目栄養素「ナスニン」とは??
ナスの鮮やかな紫色の「皮」に含まれる特有のポリフェノール「ナスニン」
これには「強い抗酸化力」があり「高血圧・がん・動脈硬化の予防効果」や「老化予防・美容効果」も期待できるといわれています。
また、ナスニンは「アントシアニン系色素のポリフェノール」であるため「眼精疲労」の緩和効果
活性酸素の発生やその働きを抑制したり活性酸素そのものを取り除く性質がある
脂質・糖質の代謝をサポート
「コリン」は「消化酵素・代謝酵素」の働きを助け「脂質や糖質」の代謝を良くする効果
さらに、コリンから生成される「レシチン」には「肝臓・血管壁」に付着した「コレステロールを排出・血管を拡張させる」働きがありによって「中性脂肪を減らす」「代謝を上げる」効果があります。
むくみ改善効果
「カリウム」は「体内の余分な水分・塩分」などの老廃物の体外に排出し、体液のバランスを整える効果があります。
不足してしまうと、カラダに水分を溜め込み「顔・足・腸」などのむくみ原因に
カリウムには「体の熱を逃がす働き」もあり、夏バテ解消効果も。
夏の「倦怠感や食欲不振」は汗と共に「カリウム」が排出されてしまってる可能性も
しかし、食べすぎはカラダの熱を逃がしすぎ「冷え」になり逆効果。冷えが気になる人は、量に注意して下さい。
アンチエイジング効果
ナスの代表と言える栄養素「ナスニン」というアントシアニンの一種が含まれています。
これには強力な抗酸化作用があり、その量はブロッコリーやほうれん草を上回り
「シミ・しわ・そばかす・たるみ」などの肌トラブルを防ぎ、美肌を保つ事ができ「アンチエイジング」効果が期待できます。
血液の流れを良くし「代謝」をあげる
あまり聞きなれない成分「モリブデン」
モリブデンには、体内の血液の生成を促す作用があり
血液が多く作られる事で「体内の老廃物や毒素を排出する効果」があります
また、全身の血液の循環が良くなることで「内臓・細胞」の働きも活発になり「代謝」が上がり、痩せやすい体質になります。
調理法での注意点
「なす」のカロリー(kcal)は100g(22kcal)ですが、油の吸収率が良く、油を吸い込みカロリーは高くなります。
天ぷらやフライなどで「小麦粉」と組み合わせると炭水化物になるので「血糖値も上昇しやすい食材」に変わってしまいます。
油を使用する時は良質な油(オリーブオイル)などを使用することをおすすめします。
≪調理別 なすの栄養成分≫
焼きなす 1本(83kcal)
なすの揚げびたし(147kcal)
マーボーナス 1人前300g(600kcal)
なすの天ぷら 1本(40kcal)
なすの炒め物 100g(150kcal)
*これは「なすのカロリーと油の吸収率」で出したものなので、調理法やお店によって異なります。
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