和菓子の定番「小豆」
小豆は、美味しいだけでなく、「美容と健康」に良い栄養素がたくさん含まれています。
小豆を効率的に取り入れる事で「むくみ」改善などダイエット効果が期待できます。
今日は「小豆」の栄養と効果の基本 効果的に摂る方法を紹介します。
あずきの基本
古くから薬用としても重宝されてきた「小豆」
「解毒作用・抗酸化作用・利尿作用」と様々な効果があるとされてきた食材なんです。
最近では和菓子だけでなく、洋菓子などスイーツには欠かせない食材
この「小さな豆」の中には「たんぱく質・ビタミン類・食物繊維・カリウム・サポニン」など豊富な栄養素が含まれています。
小豆にも旬があり 旬は「10月~12月」
抗酸化物質含む食材 Best1「あずき」
アンチエイジングに有効な成分「ポリフェノール」
その量は「赤ワイン」の約1.5~2倍
ポリフェノールは植物の「苦味・渋み」
小豆には、様々なポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールには「新陳代謝を良くする・冷え性の改善・美白・美肌、更年期障害の症状の緩和」
女性に役立つ作用が沢山含まれています。
<カテキン>
小豆の主なポリフェノールは「苦味成分」
抗酸化物質の「ビタミンE」の50倍の抗酸化作用が含まれていて「殺菌・抗菌作用・体脂肪を減少させる」効果がある
<ルチン>
「ビタミンC」と共に「毛細血管の強化・全身の血流を良くする」効果。「体内のコラーゲンの合成をサポート」する作用がある
<アントシアニン>
皮に多く含まれる。「メラニン色素の生成を抑える・血行促進」効果
<イソフラボン>
「胚芽部分」に多く含まれ、女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをして「更年期障害の症状を緩和・骨粗鬆症の予防」
太りにくいカラダになれる「サポニン」
「苦味・えぐみ」の元となる成分「サポニン」は、小豆や大豆に多く含まれています。
<体の老化の原因といわれる症状を軽減>
・血中のコレステロールや中性脂肪の増加を抑える
・細胞膜の脂質が酸化するのを防ぐ効果
脂質の代謝をあげる効果で「脂肪がつきにくいカラダ」を維持する事ができます。
また、「利尿作用・血流の体内の水分バランスを整える」事で「むくみ」にも効果的ともいえます
おすすめは「粒あん」
サポニンは「皮」に多く含まれているので「こしあん」より「粒あん」がおすすめ
さらに「煮汁」そのものを利用する「お汁粉」「小豆粥」は、溶け出したサポニンの栄養素を効率よく摂取する事ができます。
効率を上げる「便秘改善法」
豊富に含まれる「不溶性食物繊維」には、大腸の働きを助け、便を柔らかくし、スムーズに排出する事で「便秘」改善効果
腸内環境を整える事で、肌荒れを予防し「美肌効果」もあります。
さらに効率的に便秘を解消したい時
「不溶性食物繊維」だけでなく「水溶性食物繊維」も一緒に摂取するのがおすすめ。
≪水溶性食物繊維:不溶性食物繊維≫ が1:2が理想のバランス
水溶性食物繊維が多く含む食材
・わかめなど海藻類・オクラ・山芋・きのこ類
豊富なビタミン・ミネラルのダイエット効果
<ビタミンB1>
「糖質」をエネルギーに変え「疲労回復」効果
<ビタミンB2・6>
皮膚・粘膜を丈夫にする
<カリウム>
体内の余分な塩分を排出し「むくみ・高血圧」を予防
<鉄分>
「貧血・冷え性」の改善
「小豆汁」で「むくみ」改善方法とは?
「むくみ」に効果がある「ポリフェノール」は、30分ほど煮出す事で「外皮」から溶けだしてきます。
渋みが気になる場合は、あずきを最初にフライパンで「煎る」と、甘みが増して飲みやすくなるのでおすすめです。
<小豆汁レシピ>
材料
・小豆 50g
・水 500cc
①フライパンで、小豆を「乾煎り」する
②鍋に小豆と水を入れ、フタをしてから沸騰するまで強火。
③沸騰したら弱火にし、小豆が柔らかくなるまで約30分煮込む。
④ザルで「小豆水と小豆」を別々にし、人肌まで冷し完成
*2〜3日は冷蔵庫で保存OK。ストックしておくのもおすすめ
効果的飲む方法とは??
1日3回 食前30分前に飲む(300cc)
空腹状態で飲む事で、効率的に小豆の栄養を取り入れる事ができ「満腹中枢が刺激され、食事の食べ過ぎの予防」なります。
一緒に茹で小豆を食べてもOK。茹でた「小豆」にも栄養がたっぷり含まれているので、ヨーグルトなどのトッピングにもおすすめ
*1日に「小豆ポリフェノール」150〜300mgを摂る事ができ、ダイエットの効果的といわれています。
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