太るイメージが強い「バター」
やっぱり脂肪になりやすい??と控えがちになる食材
しかし、2018年11月2日のTBS系「金スマ」で放送され
「医者が教える正しい食べ方」で紹介された事で、さらに注目を浴びているんです。
「医者が教える食事術」 <著者>牧田 善二先生の解説
今日は「番組で紹介されたバターの太らない理由」と「バターの栄養効果とをあげる方法」を紹介します。
「医者が教える正しい食べ方」 バターは太らない理由とは?
番組ではクロワッサンと食パンなら、「バター」が多いクロワッサンを食べるべきと解説されました。
食パンは炭水化物が多く、血糖値が上がる原因となります。
逆にクロワッサンにはバターが多く、この「バター」が胃や腸をコーティング
糖質を吸収されにくくしてくれるのです。
バター100gに「くるみ1個分」の糖質しか含まれておらず、「バターは太りにくい食材」と解説されていました。
「クロワッサン」はカロリーは高いけど食パンより太りにくい?その理由と食べるときの注意点とは?
バターの基本
「生乳・牛乳・特別牛乳から得た脂肪粒を練圧したもの」
厚生労働省の乳等省令で定義された、とてもシンプルな食材「バター」
牛乳からクリームを分離して撹拌して乳脂肪(脂肪粒)を練ってつくられます。
バターの種類
<非発酵バター>
発酵していないクリームから作られる
*「柔らかな風味・味が安定している」と保存期間が長いのが特徴。
一般家庭で使用するのは、この「非発酵バター」が多い
<発酵バター>
生乳から作られる
生乳をクリームと脱脂乳に分類。クリームを「一定の温度・時間」で乳酸菌で発酵させて作られる
*「乳酸菌の種類・発酵環境」で味や風味に変化がでるのが特徴。
発酵による独特の「香り・濃く」があるバターで、ヨーロッパでポピュラー
<有塩バター>
長期保存のために食塩を加え作る
*日本では非発酵の有塩バター多い
フランスの一部では有塩バターを好まれ、海塩もよりミネラル感が強く塩味を感じるものが多く出回っている
<無塩バター>
食塩を使用しないで作る
*主に「お菓子・パン」作りに日本では使用されることが多い
「無塩バター」でも「ミネラル」として「ナトリウム」が含まれ、塩味を感じる商品もある。
「マーガリン・ショートニング・ファットスプレっ度」は似ているようで違う??
マーガリン
「コーン油・パーム油・大豆油・なたね油・綿実油」などの植物性油に
「水・食塩・乳成分・ビタミン・乳化剤・着色料」などを加えて作られる。
バターに比べて風味があっさりとしてるが特徴
ショートニング
「動物油脂・植物油脂・炭酸ガス・窒素ガス」を吹き込んで作られる。
風味・味はなく、お菓子作りやパン作りなどに使用されます。
ビスケットのさっくりとした食感は、ショートニングによる成分効果
ファットスプレッド
マーガリンの一種。
油分の含有率が少ないのが特徴で、35%以上75%未満となっている。
トーストなどにつけて食べる事が多い
おすすめのバター
「グラスフェッドバター」
原材料として使われる乳を出す牛は「牧草だけで育てられる」
安全で栄養が豊富に含まれた上質なバター
良質な乳脂肪
栄養素の約80%が良質な乳脂肪分の「バター」
バターは他の油脂と比べ「短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸」が多く含まれています。
・炎症抑え腸内環境を整える「短鎖脂肪酸」
・体に脂肪がつきにくくなる効果のある「中鎖脂肪酸」
「乳脂肪」は食用油脂の中で最も「消化」が良く、カラダに優しい脂肪分
「吸収率は97~99%」
牛乳の約13倍の「ビタミンA」
豊富に含まれる「ビタミンA」
・老化の原因である「活性酸素」抑える働き「抗酸化作用」
・皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあり「シミ・シワ・ニキビ」などの肌トラブルの予防効果
・「胃炎・胃潰瘍の予防・便秘の改善」にも効果
腸内環境を整える
バターに含まれる「乳酸菌」には余分な老廃物を排出・便秘改善効果があり「腸内環境」を整えてくれます。
さらに「ビロリ菌」を減らす効果もあるともいわれています。
「バターとオリーブオイル」どっちがダイエットにむいている?
100gあたりカロリー(kcal)で比較すると??
バター(732kcal)オリーブオイルは(824kcal)
さらに「バター」は消化が早いのが特徴
どちらも良質な脂質
ホルモンや細胞の材料となる「脂質」は積極的に摂りたい栄養素の1つ
それぞれ含まれる栄養素が異なるので、組み合わせて使う事をおすすめします。
バターコーヒーダイエットとは?
「朝食代わりにバターコーヒーを摂取すること」
<材料>
・コーヒー 1杯
・グラスフェッドバター 10g
・MCTオイル 大さじ1
・ブレンダー(泡立て器)
<作り方>
①深くて大きめのマグカップに、ホットコーヒーをいれます。
②その中に「グラスフェッドバター10g・MCTオイル大さじ1」を入れ、よく混ぜ合わせます
③ブレンダーをカップの中に直接入れ、スイッチを入れて混ぜる。
④ふわっと泡立ってきたら出来上がり
スプーンでは、コーヒーと油分が混ざることはなく、油分が浮いてしまうので「口当たりが悪くなってしまいます
ひと手間を惜しまないことが大切
期待できる効果とは??
代謝を上げる
バターコーヒーに含まれる『カフェイン』には「交感神経」を活性化させる働きがあります。
活発になる事で「基礎代謝が上げること」に繋がります。
脂肪の蓄積を防ぐ
コーヒーに含まれるポリフェノールの一種「クロロゲン酸」には「糖質の吸収を緩やかにする働き」があります
また「体内に蓄積された脂肪・脂肪の原料」の燃焼を促す作用があり、脂肪の溜め込みを防止する効果が期待できます。
中性脂肪を減らす
『不飽和脂肪酸』が多く含まれ「血中の悪玉コレストロール減らす・中性脂肪を減らす、肥満を防ぐ」
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