私たちのカラダには欠かすことのできない「水」
様々な効果があると「どんな飲み方をしても、悪い所がない?」と思いますよね。
食事のタイミングで水分をたっぷりと摂取している人も多いのではないでしょうか。
しかし、食事中に多くの水分を摂取することで、不健康を招く可能性があるのです。
今日は、食事中の水分摂取で「体に与える影響・水分補給のポイント」を紹介します。
水の基本
私たちののカラダは60~70%は「水分」
水分には「体温維持」そして「血液」として全身に「栄養素・酸素」を運び、余計な老廃物を排出する働きがあります。
不足すると、血液が濃くなり「血流の低下」する事で、本来の働きができなくなってしまいます。
水分はそれだけ重要なエネルギー源という事が分かります。
食事中の水は飲まない方が良い?その理由とは
①消化を妨げる
食後、胃の中で「胃酸」によって食べたものは消化されます
食べものが胃の中にある状態(食事中)に「水分」を摂取すると、水分によって胃酸が薄められ消化力が落ちてしまいます
消化に時間がかかる事で「胃への負担」が大きくなってしまいます。
胃が活発に活動する為には、たくさんのエネルギーが消費されます。
食事中の水分摂取は「消化活動」を停滞させ、無意識にカラダの疲労を増やしてしまっているので、注意が必要なんです。
②食後の眠気の原因になる
全身の血液は「胃に集中している」状態
いつもは、脳や全身にいく血液が少なくなり「眠気・手足の冷え」などの症状がでてきます。
食後にすぐ眠くなる人は「食事中に水分を摂り過ぎている可能性」もあります。
また「食べ過ぎ・水分摂取し過ぎること」で胃に負担がかかり、カラダがストレスと感じ疲れやすくなる場合もあるので注意が必要です。
③「食事中の水」はダイエットには逆効果
ダイエットのためにはたくさん水を飲む事で「体の老廃物を流しデトックスできる」
「「1日最低でも2ℓは飲むようにしている」
「食事中に水を飲む事で、食べ過ぎ防止になる」
飲んでいる人もいるかもしれません。
ダイエットにかかわらず「水分補給」は欠かせませんが、食事中の水分補給には注意が必要
<食事中に水分摂取する>
満腹感を感じ食事量が減るのではなく「食べたものを胃へと流し込む」
満腹中枢を刺激し満腹感を得ているため、「咀嚼回数」(噛むこと)が減り
「食事自体の満足感」が得られず、結果「食欲がコントロールできない」状態になり
消化液が薄まる事で、消化吸収が上手くいかず「便秘・お腹の張り」になりやすくなります。
食事での「水」を飲むベストタイミングとは?
・食事の「30分前」までに飲む
・食事の「3時間後」に飲む
食事前に水分を摂取することで「空腹感を抑え、食べ過ぎを抑制する効果」
食後3時間位までは、あまり水分を摂らないほうが良いとされています。
これは、胃の中で「食べ物が消化される時間の目安」で、この間水分を摂ると「消化力が弱まる」と考えられています。
どうしても食事中に飲みたくなったら??
食事中水分補給をしたいという場合には、コップ1杯までがおすすめ
また、水分を摂る時は「白湯・ぬるま湯・お茶」などにすることもポイント
冷たい飲みものは胃に負担をかけてしまうので、それだけでも消化力を弱め原因になります。
「基礎代謝」が上がる飲むタイミング
◎起きた時・寝る時
人間は寝ている間に約200~300mlの汗をかきます
朝起きて水(白湯)を飲む事で、全身の血流が良くなり「代謝アップ・便秘改善」効果
〇運動(前・中・後)
運動前に水分を摂取する事で「発汗作用」もあり、代謝も上げやすくなります。
運動中は、大量の汗をかき脱水症状になる可能性も。水分と一緒に「ナトリウム」の補給もおすすめです。
運動で「水分不足」の状態のままでは、血液が滞ってしまいます。
「水」には、血流の流れを良くする効果があります。運動後の水分補給も忘れずに摂ってください。
〇入浴中
短時間の入浴でも100ml
42℃の湯舟に約15分浸かる事で800mlの汗がでて、水分が失われています。
小まめな水分補給をおすすめします。
〇空腹時
空腹時の水を飲むと、「大腸」のクレンジング効果があり「栄養素の吸収率が上がる」さらに、食べ過ぎ防止効果もあります。
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