「キャベツ」のカロリーと糖質はどれくらい?キャベツは胃腸に優しいだけじゃない!栄養効果と効果を上げる方法

スーパーでは1年中売っているキャベツ。

野菜の中でも栄養価が高く、毎日食べたい野菜なんです。

今日は豊富なキャベツの栄養と効能、キャベツの栄養を最大限に生かせる食べ方を紹介します。

キャベツの基本

キャベツの種類と品種(ブロッコリーや大根と同じアブラナ科の野菜)

≪キャベツ≫(100g 23kcal)

 

春キャベツ

秋に種をまいて、春の4~6月にかけて収穫され「新キャベツ」とも呼ばれています。葉の巻きが緩く、切った断面を見ると葉との間には隙間がある。水分量が多く柔らかて甘みも強く、サラダなど生食がおススメ。

 

夏秋キャベツ

春に種をまいて、7~10月に収穫される春から初夏にかけて収穫されるのは「高原キャベツ」品種は冬キャベツですが、長野や群馬県の標高の高い所や冷涼な土地で生産されるブランドキャベツ。

 

冬キャベツ

夏に種をまいて、11~3月に収穫される。寒気から内部を守る為葉も硬く、葉がしっかり巻かれていてずっしり重いのが美味しいとされている。他の時期のキャベツに比べて、形が楕円形をしている。熱が通ると甘みが増すため、煮込み料理がおすすめ。

 

キャベツ 品種≪品種≫

 

 

芽キャベツ (100g 50kcal)

冬になると出回る事が多く、鍋やスープに合う。直径は3~5cm位の物が多く、キャベツがそのまま小さくなった形をしている。

 

紫キャベツ(100g 30kcal)

別名「赤キャベツ」とも呼ばれ、色は「アントシアニン」と呼ばれる成分で、ブルーベリーの色もこのアントシアニン。視力の改善や血液の循環を向上させる効果がある。サラダやピクルスなど生食がおすすめ。

 

グリーンボール(100g 20kcal)

普段見るキャベツよりやや小ぶり丸く、主に5月くらいにスーパーでは見かける事が多い。サラダや漬物として食べるのがおすすめ。

 

サボイキャベツ(100g 27kcal)

フランスのサヴョイ地方が発祥で小ぶりなキャベツ。全体的に葉が縮れていて別名「ちりめんキャベツ」と呼ばれている。

キャベツの糖質・GI値は?

≪キャベツ≫ 100g

 

糖質;3,5g 

GI値;   27

キャベツの栄養と効能

◎胃腸を整えるビタミンU(キャべジン)

ビタミンUはキャベツから発見された栄養素

別名「キャべジン」と呼ばれている。胃薬で知られている「キャべジン」の由来でもあります。

ビタミンUには胃粘膜の修復に効果があり「荒れたの粘膜を保護し正常に整える働き」がある。

・血液中の老廃物を取り除く解毒作用

・たんぱく質の合成をサポート

・糖尿病や便秘、吹き出物などにも薬効がある

肝臓内の余計な脂肪代謝を促す効果」が期待できます。

POINT

ビタミンUは水溶性ビタミンの一種で、熱に弱く「生で食べる・短時間蒸す事」をおすすめします。

◎ビタミンK

ビタミンkの含有量は野菜の中でもトップクラス

主に血液の疑固促進やの形成を助ける働きがあります

「カルシウム」が、骨に定着する為に必要なタンパク質をビタミンDと協力し運ぶサポートをし「丈夫な骨を維持」してくれます。

また「ケガや内出血の血止作用効果

ビタミンKは、キャベツの中でも特に「紫キャベツ」に1,5倍多く含まれています

◎ビタミンC

ビタミンCは「ビタミンA」と同じくらい抗酸化作用があり「ビタミンEと一緒に免疫力を高める効果

・風邪の予防やストレスの緩和作用

・「」の吸収を高め「貧血予防」

コラーゲンの合成をサポートし「張りのある肌」を保つ作用

キャベツにはビタミンCが100g中40mg

「ビタミンK」と同様水溶性ビタミンなので、熱に弱いので「生か短時間蒸して食べる事」をおススメします。

◎カルシウム

カルシウムには骨や歯をつくるだけでなく「神経を落ち着かせる」作用もあります

キャベツの「カルシウム」はビタミンCと同じで「外葉部分」に多く含まれているで、捨てずに摂るようにしましょう。

◎カリウム

カリウム「むくみ」を改善してくれる余分なナトリウム(塩分)を排出する作用

カリウムは細胞内の水分とミネラルのバランスをとる働きをしています。

しかし体内にナトリウム(塩分)が増えると、その濃度を下げようと体は水分を溜め込んでしまいます

むくみが起きると同時に「血液の量も増え血圧も上がる・心臓に負担」がかかってしまいます。

カリウムを摂る事で、「むくみ改善」と「高血圧の予防」ができるんです。

◎イソチオシアネート(酵素)

イソチオシアネート」の抗酸化作用血管の老化を防ぎ、動脈硬化を予防」してくれます。

さらに代謝を高める働きがあり「基礎代謝量が高まる」=「体内のカロリーを消費、脂肪燃焼効果」が期待できるんです

イソチオシアネートは熱に強く「加熱しても栄養は損なわれません」

より効果を高める為には、新鮮な状態で「」で摂る事をおすすめします

キャベツ ビタミンU

キャベツの効果的食べ方

キャベツの調理方法

間違った調理法では栄養が損なわれてしまいます。

それぞれの栄養素を効率よく摂取する食べ方をおさえておく事が重要

水溶性ビタミン」は熱に弱いのが特徴

「生の状態・短時間蒸すか炒める事をおススメ

加熱した場合は、栄養素が溶け出しているのでスープなどにして一緒に摂るようにしましょう。

脂溶性ビタミン」は「一緒に炒める事で吸収率がアップするので、野菜炒めなどにするのがおすすめになります。

水溶性ビタミン⇒ ビタミンC・ビタミンU

脂溶性ビタミン⇒ ビタミンK・βカロテン

一緒に摂るおすすめ食材と効果

(貧血・肝機能改善)⇒アサリ、シジミ、レバー、植物油

血行促進・動脈硬化の予防)⇒レモン

ストレス緩和・記憶力アップ) ⇒カシューナッツ、ピーナッツ、落花生、たらこ

(風邪・がん予防)⇒ほうれん草、うなぎ、にんじん

美味しいキャベツの選び方とは?

・緑色で全体的にツヤがある

・ずっしりと重みのある物

・根本が太すぎる物は、葉の軸も硬いので避ける

キャベツの効能のまとめ

・胃粘膜の修復や保護

・ストレス緩和・風邪の予防

・骨や歯を丈夫にする

・出血の血止作用

・基礎代謝を高める

・脂肪燃焼効果

・貧血予防

・むくみ・高血圧の予防

・シミ・シワを予防し張りのある肌

 

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