たんぱく質豊富で様々料理に活躍される「鶏肉」
その中でも「高たんぱく質・低カロリー」でダイエット食材の代表ともいえる「鶏ささみ」
しかし「ささみ」にはダイエットに欠かせない栄養素が不足しているんです!
今日は鶏肉の栄養とそれぞれの部位の効果と「ささみ」の足りない栄養素について紹介します。
鶏肉の基本
たんぱく質豊富な「鶏肉」
たんぱく質は「筋肉・皮膚・髪・爪・内臓」などカラダを健康に維持するのため欠かせない栄養素
さらに「ホルモンや酵素・免疫力を高める働き」もあります。
鶏肉には「ビタミンK・ビタミンB」など数多くのビタミン類が含まれ、
アミノ酸を同時に摂取する事で「ビタミンがアミノ酸の働きを助ける効果」
があり「アミノ酸」の効果を高める事も期待できます。
「豚・牛」に比べて「ビタミンA」が豊富に含まれていています。
<ビタミンAの効果>
皮膚や粘膜の健康を守る
視力を正常に維持する
免疫力の向上
鶏肉の栄養成分
鶏肉のカロリー(100g)
ささみ:105kcal 鶏ささみ1本(約45kcal)
鶏もも肉:約200kcal
鶏むね肉:約191kcal
手羽先:約211kcal
鶏肉の糖質(100g)
ささみ:0,2g 鶏ささみ(約0.1g)
鶏もも肉:約0.2g
鶏むね肉:約0.2g
手羽先:約0.2g
鶏肉たんぱく質(100g)
ささみ:24,1g
鶏もも肉:18,3g
鶏むね肉:22,8g
手羽先:17,8g
コレステロールを減らす「良質な脂質」
鶏肉には「エネルギー源になる飽和脂肪酸」と「コレステロールを減少させる不飽和脂肪酸」がバランスよく含まれています
「牛・豚」に比べ、不飽和脂肪酸の含有量多く「酸化」しにくく、
さらに「一価不飽和脂肪酸」も豊富に含まれているので「悪玉コレステロール(LDL)の減少効果も期待できます。
実は善玉コレステロールを増やす効果がある??
鶏肉にも含まれている「ステアリン酸」には、善玉コレステロール(HDL)の生成を助ける働きがあります
「悪玉コレステロールを増やす」と言われた「パルミチン酸」
しかし最近の研究では
「悪玉コレステロールを増やすのではなく、善玉コレステロールを増やす働きがあるのでは??」
とも考えられています。
脂肪肝を予防する「メオニチン」
必須アミノ酸である「メチオニン」には「肝臓の毒素を排出し・肝臓の機能を高める効果」があります。
また「肝臓に脂肪が蓄積を防ぐ効果」もあるので「脂肪肝」の予防にも繋がります。
代謝アップ効果「鶏もも肉」
鶏もも肉(100g)
・たんぱく質(皮なし):18,3g 脂質(11g)
・たんぱく質(皮つき):16,2g 脂質(14g)
もも肉には「ビタミンB1・ビタミンB2 ・ビタミンB12 」が豊富に含まれる
「代謝アップ・貧血予防・皮膚炎の予防」効果
さらに、鶏もも肉には「リノール酸・オレイン酸」などの不飽和脂肪酸がバランスよく含まれていて
「悪玉コレステロールを減少効果」が期待できます。
疲労回復効果「鶏むね肉」
鶏むね肉(100g)
・たんぱく質 皮なし:22,8g 脂質(4,2g)
・たんぱく質 皮あり:19,5g 脂質(11,6g)
むね肉には「ビタミンK・ビタミンB6 」が豊富に含まれる
「血液をサラサラにする・骨粗鬆症の予防」効果
さらに、鶏むね肉50gの中に「イミダペプチド」が200mgと豊富に含まれ「疲労回復効果」が期待できます。
コラーゲン豊富な「手羽先」
手羽先(100g)
たんぱく質:17,8g 脂質(19,8g)
鶏の手羽先部分には「コラーゲン」が特に多く含まれる
「肌に弾力・潤い」を与え美肌効果や「血管・目・髪」などの老化予防
さらに「関節痛」の症状を緩和する作用もあり、健康にも有効な栄養素が豊富に含まれています。
たんぱく質NO1「ささみ」
鶏ささみ(100g)
たんぱく質:24,1g 脂質(0,4g)
「高たんぱく・低カロリー・低糖質」
・ささみには「抗酸化作用」のある「セレン」
・代謝アップ効果の「ナイアシン・ビタミンB6・パントテン酸」など多く含まれます。
そのため、血液や筋肉を構成する鶏ささみは、ダイエットや筋肉をつけたい人の食事に適した食材といえます。
「ささみ」は脂肪を燃焼する力はない!?
たんぱく質豊富でヘルシーなささみは、ダイエット中にも適した食材
しかし、偏った食生活は逆効果
「太りやすく 痩せにくい体」になりやすくなってしまいます。
鶏のささみには「L-カルニチン・ビタミンB」など脂肪を燃やす成分が少ないのが弱点
さらに、鶏ささみに多く含まれているタンパク質は「便を硬くしてしまう」
便が排泄されず腸に留まり続けると、便秘になるだけでなく「太りやすくなったり、肌荒れ」の原因にもなってしまうんです。
たんぱく質量が多い食材だけを食べるのでなく、バランスよく組み合わせる事で
「太りにくく 痩せやすい体」になることができます。
L-カルニチンとは??
2つのアミノ酸「リジン・メチオニン」から構成された成分
筋肉細胞に存在していて「脂質(脂肪)の代謝」を良くする働きがあり、脂肪燃焼効果がある栄養素の1つ
<L-カルニチンを多く含む食材>
・牛赤身肉 ・豚の赤身肉
・チーズ ・マグロ
・マッシュルーム
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