おでんの定番食材にもなりつつある「牛すじ」
そのとろとろ食感から「脂が多い」「高カロリーな食材?」と思われがちですが
実はこのとろとろ部分は「コラーゲン」
牛すじは肉の中でも「低カロリー」の食材
今日は牛すじ「カロリー」と栄養効果について紹介します
牛すじの基本
「牛すじ」呼ばれている肉は主に「腱」と「筋」と「膜」3つの種類の部位」
①牛の足にあるアキレス腱
ほとんどがすじの部分で脂身は少ないのが特徴
②牛の各部位の肉に付いている筋を取り除いて集めたもの
脂身の部分も少しあります
③牛のハラミの外側を覆っている横隔膜を剥がした部分
3つの中で最も脂身も付いている部分
牛すじのコラーゲンはたんぱく質の一種で、実は牛すじは「高たんぱく・低脂質」
他にも「ビタミンB12・ビタミンK」が豊富に含まれていて、栄養満点な食材なんです。
牛すじのカロリーはどれくらい?
牛バラ肉 517kcal
牛サーロイン 498kcal
牛タン 269kcal
和牛ヒレ肉 221kcal
牛ミノ 182kcal
牛ヒレ肉(輸入) 133kcal
牛すじ 155kcal
牛すじの糖質は0??
牛すじの糖質は100gあたりで「0g」
牛すじを含む肉類は、基本的に糖質がほとんど含まれていません。
糖質はゼロですが、肉類は調理の過程で「砂糖・みりん」などを使ったり
衣をつけて油で揚げたりすることで、糖質が増えていくので注意が必要
<例>「牛すじ煮込み」は1人前(480g)
糖質量はおよそ「15.4g」と高くなります
牛すじの「プルプル」成分は脂肪??
牛すじの「脂」に見えるぷるぷるとした白い部分は「コラーゲン」
あのプルプルの正体は、脂ではなく「ゼラチン質」
コラーゲンは「脂をほとんど含んでいない」ので低カロリー
脂質は100g「4.9g」と低脂質
タンパク質の一種でもあり「筋肉を作る」サポートをしてくれる大切な栄養素
美肌効果「コラーゲン」
コラーゲンの効果的な1日の摂取量は1,000mg~5,000mg
牛すじには100g(4980mg)のコラーゲンが含まれ「保湿・美肌」効果を効率よく摂取する事ができます。
また牛すじに含まれている「ヒアルロン酸」も保湿成分の1つ
ヒアルロン酸には「保水効果」や「肌の保湿・弾力性の維持・しわ・タルミ予防」などの効果も期待できます
他にも含まれる「美肌成分」
保湿成分「エラスチン」
乾燥対策「コンドロイチン」
貧血予防効果「ビタミンB12」
ビタミン12は、赤血球中のヘモグロビンを生成をサポートする成分
赤血球は酸素の運搬をする役目があり「貧血予防」ができ
さらに「神経伝達物質」を末梢神経までスムーズに運ぶ効果もあり
「肩こり・腰痛」の予防などにも効果が期待できます。
代謝を上げて脂肪燃焼効果「ビタミンB2]
ビタミンB2には「糖質・脂質・たんぱく質」を体内でエネルギーに変え「代謝」を上げる働きがあり
代謝が上がる事で「脂肪燃焼効果」もアップする事ができます。
さらに牛すじには、豊富なたんぱく質が含まれてるので「筋肉をつけるサポート」効果も期待できます
骨粗鬆症予防「ビタミンk」
牛すじに含まれる「カルシウ・リン・マグネシウム」などの「ミネラル」には
人の体で骨や歯を構成するのをサポートする働きがあり
「ビタミンK」と共に「骨粗しょう症予防」の効果が期待できます
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