デザートを選ぶ時、少しでもヘルシーなものを選ぼうと
洋菓子より「和菓子」を選んだことはありませんか?
和菓子の主役とも言える「あんこ」
原料は「小豆」なので、栄養豊富でダイエット効果も期待できる食材ですが
実は「あんこ」には「太る」要素も含まれているんです。
今日はあんこのカロリーと糖質と栄養効果と
「あんこが太りやすい理由」について紹介します。
あんこの基本
原料は「小豆」で砂糖と煮詰める事で作られる「あんこ」
あんこは、半分以上は水分と1/4は炭水化物(糖質)ですが
他にも「たんぱく質・脂質・ミネラル・ビタミン・食物繊維」が豊富に含まれている栄養満点食材なんです。
<3つの種類>
「こしあん」 つぶして、裏ごしして「皮のない」あんこ
「さらしあん」乾燥させ粉末状にしたあんこ
「つぶあん」 つぶした後、裏ごししないため「皮も入った」あんこ
あんこのカロリーと糖質とは?
カロリー/ 糖質(100g)
こしあん 155kcal
つぶあん 244kcal
さらしあん 385kcal
茹であずき 143kcal
カロリーの違いは「砂糖」の量で異なりますが、この比較での違いは「水分量の違い」
水分量は、こしあん(62g)・つぶしあん(39,3g)に対して
「乾燥させた」状態の「さらしあん」は水分量(5.0g)
「あんこの痩せる」ポイントとは?
POINT
「ポリフェノール・サポニン・食物繊維」この3つの栄養素
新陳代謝を高める「ポリフェノール」
アンチエイジングに有効な成分「ポリフェノール」
その量は「赤ワイン」の約1.5~2倍!
あずきに含まれるポリフェノールには「新陳代謝を高める」効果があり
「冷え性の改善・美白・美肌、更年期障害」の症状の緩和が期待できます。
脂肪の代謝を上げる「サポニン」
あずきの「苦味・えぐみ」の元となる成分「サポニン」
・血中のコレステロールを下げる・中性脂肪を減らす
・細胞膜の脂質が酸化するのを防ぐ効果
サポニンには「脂質の代謝をあげる」働きがあり
「脂肪がつきにくいカラダ」を維持する事ができます。
また「利尿作用・血流の体内の水分バランスを整える」事で「むくみ」にも効果的ともいえます
腸内環境を整える「食物繊維」
<あずき 100g>
不溶性食物繊維(6.5g) 水溶性食物繊維(0.3g)
あずきには「不溶性食物繊維」が豊富に含まれ、他の野菜と比べると
「キャベツ(1.4g)ごぼう(3.4g)」と量の多さがわかります。
不溶性食物繊維には「便のかさ」を増やし、腸を刺激し「便秘改善」
さらに体内に溜まった老廃物を排出する働きもあり「腸内環境」を整えることができます。悪玉菌を減少させる効果
基礎代謝を上げる「ビタミン・ミネラル」
「ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・銅」がすべて含まれている。
ミネラルは「骨の形成・たんぱく質の合成」
「代謝の促進・酸素を運ぶ・体温調節」など体の調整をする大切な栄養素
「あんこが太る」理由は「糖質」高さ
糖質量(100g)
あんこ 20.3g
カスタードクリーム24.7g
生クリーム 12.9g
実は、あんこの糖質量は高いんです。
糖質制限中の時は「あんこより⇒ホイップクリーム」のほうが適している場合もあるんです。
また、あんこを使用しお菓子の糖質量はどうでしょう??
あんこの糖質に「小麦粉・餅米・みりん」などがプラスされ糖質は高くなります。
栄養豊富な「あんこ」ですが、市販のものは「砂糖」が多く使用されている場合が多いので
低糖質のあんこや、自分で作ることをおすすめします。
どら焼き 55.6g
ねり羊羹 66.9g
あんぱん 47.5g
ショートケーキだと43g
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