調理法によって「香り」を楽しむ事ができる「しそ」
実は和食だけでなく、様々な料理の味のアクセントになる野菜。
そんなしそには「脂肪」の蓄積を防ぐというダイエット効果もあるんです。
今日は「しそ」のカロリーや糖質と栄養効果について紹介します。
しそ(大葉)の基本
青じそには「ビタミンK・ビタミンA・カルシウム・食物繊維・ロズマリン酸」などの栄養素が多く含まれる
「香り」が豊かな日本ではハーブのような「しそ」
「大葉」「青じそ」「紫蘇」とも呼ばれ、和洋中の料理に幅広く使われる食材。
しそ(大葉)のカロリーや糖質はどれくらい?
しそ(大葉)カロリー/ 糖質
100g 34kcal 0.2g
10枚(10g) 4kcal 0g
脂肪を溜め込まない「ロズマリン酸」
体内で使われなかった「ブドウ糖」が中性脂肪へと変化する
この積み重ねが「糖尿病・生活習慣病・肥満の原因」になります。
ロズマリン酸には、麦芽糖を分解する酵素の働きを抑える作用があり
炭水化物がブドウ糖に変化するのを防ぐ働きがあります。
分解されなかった糖質は、身体に吸収されにくく、そのまま排泄されやすくなるので
「脂肪の蓄積」を防ぐ効果も期待できます。
しそは、一緒に食べた炭水化物に効果を発揮するので
効果を早く得る事ができるので「ご飯やパスタ」などの炭水化物と一緒に食べる事をおすすめです。
美容効果「ビタミンA」
しそのビタミンA(βカロテン)の含有量100g 11000mcg
大葉は野菜の中でも最も「β-カロテン」が豊富に含まれ
その量は「にんじん約1.3倍・西洋かぼちゃ約2.75倍・ブロッコリーの約13.5倍」
も含まれているんです。
ビタミンA(βカロテン)には「皮膚の健康を保つ・免疫力を向上させる」効果があり
肌に潤いを与えてくれます。
また、ビタミンAの一種「レチノール」には肌のターンオーバーを
サポートする働きがあり、美肌効果が期待でき
内側と外側の両面から肌を整えることができます。
腸内環境を整える「食物繊維」
「しそ」食物繊維の含有量100g 7.3g
<不溶性食物繊維>
腸に移動し、水分を吸収しながら膨み
便を柔らかくしカサを増やし「便秘改善」効果
脂肪の吸収を抑える「カルシウム」
しそのカルシウム含有量(100g)230mg
骨の材料となり、強くするパワーがある「カルシウム」ですが
実は「脂肪を蓄積するホルモンの分泌を抑える働き」もあるんです。
カルシウムを摂取する事で、脂肪の蓄積を抑え、ダイエット効果も期待できます。
コレステロールを下げる「リノレン酸」
オメガ3脂肪酸である「リノレン酸」
脂の成分は不飽和脂肪酸が豊富に含まれ、
悪玉コレステロールを減少させて、ドロドロ血液をサラサラにしてくれ
「内臓脂肪」の燃焼する力を高めてくれ「肥満予防」効果が期待できます。
しそは1日どれくらい食べれば効果がある?
しそ(大葉) 1日 20~30枚
しそは10枚で10gなので、効果を高めるには1日20~30枚と言われていますが
1度にこの量を食べるのは難しいですよね。
他の野菜と一緒に「スムージー・炒める・ペースト」にするなど
工夫するお食べやすくなるのでおすすめです。
POINT
たくさん摂取する方法
しその種を搾った植物油「シソ油」
しそ油には「α-リノレン酸」が凝縮されています。
毎日小さじ1杯程度のシソ油を摂取する事で「α-リノレン酸」不足の解消に効果的 と言われています。
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