「もつ鍋・炒めもの」などホルモンの定番食材
お肉と比べても、「食感・見た目・味」が特徴的なもつには
沢山の栄養が豊富に含まれ、食べて嬉しい効果が沢山含まれているんです。
今日は「牛と豚」の違いと栄養効果について紹介します。
もつの基本
もつは「小腸・大腸」:別名ホルモン
もつは「牛と豚」の2種類があり、それぞれカロリーや食感なども異なっています。
ロースやバラ肉よりも「ビタミン類」が含まれているだけでなく
「ミネラル・必須アミノ酸」も豊富に含まれ、様々な効果が期待できる部位になります。
「牛もつ」と「豚もつ」の違いとは?
<食べ方>
牛ホルモン⇒ 生でも食べることができる部位もある
豚ホルモン⇒ NG。しっかりと火を通し殺菌することが必要
<食感>
牛ホルモン⇒ 比較的柔らかくてジューシーな部位が多い
豚ホルモン⇒ 歯ごたえのある食感・白いヒダがついている
牛もつ
牛もつには「ミネラル、ビタミン」が多く含まれるだけでなく
皮膚の弾力などに関わるコラーゲンも豊富に含まれています。
豚もつ
鉄分・亜鉛などのミネラルが牛もつより豊富に含まれている
もつのカロリーはどれくらい?
カロリー(100g)
牛(小腸)287kcal
牛(大腸)162kcal
豚(小腸)171kcal
豚(大腸)179kcal
もつの部位によってカロリーが異なります。
エネルギー代謝を上げる「ビタミンB群」
もつには「ビタミンB2・ビタミンB6」などのビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は「糖質・脂質・タンパク質」のエネルギー代謝をサポートする働きがあり
代謝が活発になる事で、食べたものをエネルギーとして消費しやすくなり
「脂肪」を溜め込みにくくし「太りにくく 痩せやすいカラダ」になることができます。
貧血予防「ビタミンB12」
ビタミンB12には「葉酸」とともに赤血球の生産を助けるビタミン
貧血予防効果があり、貧血気味・妊娠中の女性には積極的に摂りたい栄養素
さらに「たんぱく質の生合成」を促進し
細胞の生産や再生を助ける「発育ビタミン」ともいわれています
新陳代謝を上げる「亜鉛」
亜鉛には「新陳代謝・エネルギー代謝・免疫反応」など
体内のさまざまな働きをサポートする働きがあります。
さらに普段当たり前に感じる「味覚」
舌にある「味蕾(みらい)」という受容器官で私たちは味を感じることができます。
亜鉛はこの味蕾の中の味細胞を支える、大切な栄養素でもあるんです。
貧血予防・代謝アップ効果「鉄分」
貧血の予防効果でよく知られる「鉄分」
実は鉄分には、ダイエット効果もあるんです。
鉄分不足は、血液中の酸素が欠乏し「血液の流れ」が悪くなります。
つまり「体の代謝が落ちる・太りやすい体」を作る原因になっているんです。
鉄分を補給することで「血液中の酸素が増える・代謝アップ」効果があり
痩せやすいカラダへと変わることもできます。
美肌効果「コラーゲン」
コラーゲンの効果的な1日の摂取量は1,000mg~5,000mg
コラーゲンには「保湿・美肌」効果を効率よく摂取する事ができます。
また「もつ」に含まれている「ヒアルロン・セラミド・エラスチン」も保湿成分の1つ
ヒアルロン酸には「保水効果」や「肌の保湿・弾力性の維持・しわ・タルミ予防」
などの効果も期待できます。
もつは「プリン体」に要注意!
低カロリーで栄養豊富のもつですが「プリン体」に要注意
痛風の原因と言われる尿酸を増やす成分が豊富なプリン体が
もつには多く含まれているので、食べ過ぎには注意しましょう。
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